- 冬至祭/清水 義範
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仕事を捨ててでも子供を守る!
不登校になってしまった息子のために、
父親としてなにが出来るのか?
戸田直人はKSテレビの報道局プロデューサーである。
仕事は順調だ。
気の休まる暇もないが毎日充実している。
家庭は妻今日子に任せてあるので安心だ。
ところが、息子拓人が学校へ行くことが出来なくなっていた。
不登校、昼夜逆転の生活、リストカット。
責任を感じた今日子も様子が変になっていく。
家庭が壊れはじめる―――。
父と息子、そして家族の再生の物語。
――――― 帯より
個人的評価 : ★★★☆☆
正直ちょっと微妙…。
都合よく受け入れてくれる場所が出来てたり、
田舎の人たちがみんな善人ばっかりだったり。
戸田と女子アナの関係にしてもイマイチ中途半端な感じ。
夫婦関係に大きな影響を及ぼすという重要な役割のわりに
存在感が薄い感じがしちゃって。
そういういくつかの引っかかりが気にならないぐらいに
話が面白ければもうちょっと違ったのかもしれないけど、
話自体もわりとありがちというか…。
文章量のわりに短時間で一気に読めるんだけど、
それも「面白いから」というよりは
単に「読みやすいから」ってだけかも。