時は流れ、逆巻く。
そんな奔流に呑み込まれた人、飛び込んでいく人、
流れを楽しんで、たくましく泳ぎ回る人。
悔いの多い青春をやり直すチャンスもあれば、
人を助けることもできるのだ。
あの時代にまんまと三億円をせしめようとする表題作を始め、
卓抜したアイデアとユーモアがぎっしり、
そしてレトロな味も魅力なタイム・トラベル、
時にはトラブル、傑作短編集。
――――― 裏表紙より
個人的評価 : ★★★★☆
6編収録されてるけど、
2編は別の短編集で読んだことあった。
「21人いる!」は『黄昏カーニバル』で、
「バイライフ」は『茶色い部屋の謎』で。
「また逢う日まで」はどういうオチになるのか、
わりと早い段階で判っちゃうし、ベタな感じなんだけど
雰囲気とか終わり方が好き。
「人生かし峰太郎」、
ターミネーターが坂本竜馬を助けるって設定にビックリ。
内容自体はそんなに驚きはしないものだったけど。
また検索に引っかからない。