ホルヘ・ペルゴリア、アカデミー新会員に | MARYSOL のキューバ映画修行

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【キューバ映画】というジグソーパズルを完成させるための1ピースになれれば…そんな思いで綴ります。
★「アキラの恋人」上映希望の方、メッセージください。

ホルヘ・ペルゴリア アカデミー賞で有名な米映画芸術科学アカデミーが新たに選出した会員683人のうち、日本人が13人含まれていること(仲代達也、北野武、河瀬直美など/敬称略)がニュースで報じられましたが、キューバからも1名選出されました。
誰かというと、同国を代表する俳優にして、近年は監督業もこなすホルヘ・ペルゴリア(1965年生まれ)。

苺とチョコレート ご存じの方も多いでしょうが、彼の映画デビュー作『苺とチョコレート』(1993年)は、1994年度のアカデミー賞外国映画賞にノミネートされた作品。

惜しくも受賞を逃しましたが、キューバ人としてT.グティエレス=アレア、ファン・タビオ両監督(共同監督)らと共に授賞式に出席した経験の持ち主です。


アカデミー賞といえば、〈メンバー構成に多様性が欠けている〉〈主要部門にノミネートされた20人は白人である〉という批判が昨年起こりました。
今回の人選はその批判に対応した結果。
ただし、新メンバーの投票権は10年間で、その間に映画活動を継続していないと権利は更新されないそうです。


☆ラテンアメリカから選出された新会員
アルゼンチン:セシリア・ロス(女優)、ルシア・プエンソ(監督)、ルクレシア・マルテル(監督)、フェリックス・モンティ(撮影監督)
チリ:ガブリエル・オソリオ(監督)、パトリシオ・エスカラ(プロデューサー・アニメーター)
コロンビア:シロ・ゲーラ(監督)
メキシコ:イスラエル・カルデナス(監督)
ドミニカ共和国:ラウラ・アメリア・グスマン(監督)