邦楽新曲レビュー -57ページ目

まきちゃんぐ『煙』

煙
日本テレビ系アニメ「秘密 The Revelation」EDテーマ。岡山市在住の女性シンガー・ソングライター、まきちゃんぐによる2ndシングル。シンプルなメロディと聴き手の感情を揺さぶるヴォーカル、自然体から吐き出される詞が重なり、彼女独自の世界が構築されている。
ハニー/ちぐさ今年1月に『ハニー/ちぐさ』でメジャーデビューした不思議キャラの20歳の現役女子大生シンガー、まきちゃんぐ。非常に特徴的な歌声でデビューシングルも印象に残ってます。今作も「♪アタシは弱い 弱い 弱い」と痛いぐらいに切なく歌い上げる美しいバラードナンバー。凛とした歌声が響く、ピアノとストリングスのシンプルなサウンド。メロディの良さが伝わります。
カップリング『雨と傘と繋いだ手』は、低音から高音の歌声に展開する、温かく包み込むミディアムナンバー。情念を感じる重いタイトル曲と比べると、軽い感じですね。この曲は、iTSの無料ダウンロード曲になってました。
試聴はコチラです。MySpaceもあり。デビュー曲『ハニー』がYahoo!動画でPVフル視聴できます。(~未定)5/14リリース。

CLIFF EDGE『to You』

to You
1 LIV ~大切なあなたへ~
2 Dear...feat.MAY'S
3 Sunshine Beach
4 BIRTH ~You're the only one Pt.2~feat.MAY'S
5 To-RiaeZ
6 Rap Game feat.DJ WATARAI,Clench & Blistah,2BACKKA
7 Just Relaxx
8 feel me
9 Way to be there feat.NATURAL8
10 DAYS ~You're the only one Pt.3~feat.MAY'S
11 DOLCE feat.HYENA,DESTINO
12 smooth zone
13 LaLa-Bye...
14 PaPa☆O
15 Can you hear it?
16 What's the difference?
CLIFF EDGEのメジャー・デビュー・アルバム。R&Bユニット、MAY'Sを迎えた『BIRTH~』やインディ時代の人気曲『you're the only one』のリメイク等を収録している。
今話題の2MC、1DJからなる超実力派HIP HOPユニット、CLIFF EDGE(クリフ・エッジ)が遂にメジャーデビュー。ほしのあきが、女子高生に扮して出演しているPVが話題となり、USEN総合チャート2007年上半期 第2位も獲得したドラマチックなナンバーM4が有名ですね。アルバムのリード曲となっているM1は、インディーズ時代からの人気曲『You’re the only one』を自身でリメイクした、本当の幸せを問いかけたメロディアスなバースデーソング。フジテレビ系「HEY! HEY! HEY! MUSIC CHAMP」の6・7月EDテーマにも決まってます。MAY'Sとのスプリットミニアルバムのリード曲で冬の季節感がするラブソングM2、NATURAL8の人気楽曲で家族への感謝を綴ったM10等の既発曲が目立ちますね。メロディアスなHIP HOPナンバーが多いかなと思ったら、グルーヴ感溢れるパーティーチューンM3、ジャジーでオシャレなトラックに小気味良いラップが乗ったM5、DJ WATARAIのトラックにClench & Blistahと2BACKKAを迎えたマイクリレーが渋いM6、フジテレビ系「ジャンク SPOTS」EDテーマになってる失恋ソングM13等と、バラエティ豊か。これまでのCLIFF EDGEの歴史と新曲をフルボリュームで収録した、デビューアルバムにして集大成となる1stアルバムになってます。GOLDEN SHUFFLE2CLIFF EDGE、MAY'S、KG、SHIKATAの4アーティストによるシャッフルユニットNATURAL8のアルバム『GOLDEN SHUFFLE2』も同日リリース。このアルバムも大人っぽくてオススメ。そして、天上智喜//CLEFF EDGEの『Here』が「ホームレス中学生」のドラマ&映画ダブル主題歌に決定したそうです。この曲はM1のアンサーソングかな?
試聴はコチラです。5/14リリース。

オトナモード『グライダー』

グライダー
トヨタ「アイシス」CMソング。アコギを軸にポップス、クラシックなどさまざまな要素を採り入れた5人組ロック・バンドのメジャー第2弾シングル。澄み切った青空のような爽やかなサウンドとキャッチーなメロディが、エヴァーグリーンな輝きを放っている。
印象派アコースティック・ギター・ロック・バンド、オトナモードのメジャーデビュー曲『風になって』に続く2ndシングル。椎名桔平と菅野美穂共演のトヨタ「アイシス」CMソングとしてお馴染みですね。スピッツ『ルキンフォー』、ゴスペラーズ『ミモザ』等、名だたるアーティストの楽曲が彩ってきたCMソングに大抜擢ということで、初めてCMを見たときはビックリΣ(・Д・ノ)ノ インディーズ時代からライブで必ず演奏される代表曲を待望の音源化したもので、私もライブで聴いてたので知ってました。タイトル通り、グライダーで自由に空を飛んでゆく姿が思い浮かぶ、爽快なポップナンバー。前作に引き続きプロデューサーはCoccoやくるりを手掛けた根岸孝旨。オトナモードらしいポップで心地よいサウンドと伸びやかで優しい歌声が、キラキラと空を駆け抜けていくような耳に涼しい1曲です。
カップリングは、初々しい恋を歌った爽やかなポップナンバー『空の向こう側』、啓太くんの歌声とバッチリ合った、アコギの弾き語りによる荒井由実のカヴァー『やさしさに包まれたなら』を収録。
試聴はコチラです。5/14リリース。

JULEPS『皆既日蝕』

皆既日蝕
日本テレビ系アニメ「ヤッターマン」EDテーマ。メジャー第2弾シングルは、反響を呼んだ『旅立つ日』同様、美しいコーラス・ワークを活かした感動的なナンバーに仕上がっている。
アニメ「象の背中」の主題歌『旅立つ日』でスマッシュヒットを飛ばした、埼玉県所沢市発3人の男性ヴォーカルと女性ピアニストの4人組ピアノ&コーラスグループ、JULEPS(ジュレップス)のメジャー2ndシングル。美しいメロディとストリングスと歌声が響く、何事もあきらめずに信じ続ける大切さを歌ったバラードナンバー。幅広い年代に好まれそうな、素敵な曲ですね。『旅立つ日』でも思ったんですが、ピアノの音色が織り成すハーモニーと歌謡曲ぽさが、日本人の琴線に触れるんだろうな。
カップリング『Hid love』は、切ない失恋ソング。ちょっとケミっぽい爽やかなハモりが印象的な優しいミディアムナンバー。秋元康の歌詞もいいですね。
試聴はコチラです。Yahoo!動画で『旅立つ日』のPV視聴できます。(~未定)5/14リリース。

山田優『MYUSIC』

MYUSIC(初回限定盤)(DVD付)
1 Intro
2 strong girl
3 Holla!
4 fiesta!fiesta!
5 little raindrop
6 block sign
7 EYES ON ME
8 Cosmic Ride
9 leave all behind
10 REAL YOU
11 Outro
12 Fly So High RYUKYUDISKO REMIX
さまざまなフィールドで活躍する山田優の1stアルバム。シングル5曲を含む豪華な内容で、耳なじみの良いナンバーが満載。R&Bテイストあふれる本格的なサウンドや伸びやかな彼女の歌声に魅了される。
小栗旬との熱愛報道、モデル、女優として幅広い活躍を見せる山田優のソロシンガーとして初のアルバム。タイトルは、音楽のMUSICと自身の名前のYU=優をかけつつ、「これが私の音楽」的な意味や意気込みを表現したそう。シングルのポップ寄りな曲に比べて、ブラックテイスト溢れるR&Bチューンが多くて、かなり好印象でした。M1のクールなダンストラックのイントロから、ドスの効いたヴォーカルが妖艶な中毒性の高いダンスチューンM2、バウンシーなトラックに乗せてパワフルに歌い上げたM3の流れで完全にヤラれてしまいました。花王「RAYCIOUS」CMソングだった久保田利伸がトータル・プロデュースを手がけたラテンな4thシングルM4、3rdシングルのカップリングの切なくてキラキラしたミッドチューンM5、SAKURAが作詞した花王「RAYCIOUS」2007年春CMソングM7、ビートと男性コーラスが効果的な4つ打ちナンバーM8、最新シングルM9、自身が出演する映画「アキハバラ@DEEP」挿入歌だったデビュー曲M10、アニメ「BLUE DRAGON」EDテーマでロック色の強いポップチューンをRYUKYUDISKOがリミックスしたM12を含む全12曲を収録。田中ロウマ、KinKi Kids等を手掛ける新進トラックメイカーのU-key zoneのM1、M2、M5、M7、M8、M11。倖田來未、BoA等を手掛けるHIRO(from Digz)のM3、M6、M9。この2人の曲が良かったです(ノ´∀`*)文句をつけるとすると、おまけとなってるM12はもっとクラブ寄りなリミックスだったらなー。leave all behind(初回限定盤)(DVD付)個人的にはあんまりカップリングが入ってないのは嬉しいのですが、優ちゃんのシングルのカップリングは、なかなか良かったりします。最新シングル『leave all behind』のカップリング『heartbeat』もオススメ。
試聴はコチラです。

warp-generation『終わりのメロディー』

終わりのメロディー
ヴォーカルと2MCによる3人組ヒップホップ・ユニット、warp-generationのデビュー・シングル。ロック色の強いヴォーカルとスキルフルなラップが絡み合い、唯一無二の輝きを放っている。
EXILE、清木場俊介、COLOR、JONTEらが所属するLDHより新たなるユニットがデビュー。 ヴォーカルのSHIN、MCのTO-CとM2の3人からなる男性ユニット、warp-generation(ワープジェネレイション)。EXILESの新しいユニットかと思えば、EXILESのNEVER LANDのMC2人が参加してるんですね。時代の先端を駆け抜けたグループRetro G-Styleの名曲『終わりのメロディー』をRetro G-Styleの中心メンバーであるMASAYAプロデュースによりカヴァー。原曲は知らないのですが、とても聴きやすい曲ですね。メロディが切ないHIP HOP調のミディアムナンバー。MC2人のラップもヴォーカルの歌声も非常に爽やかです。
カップリング『BGM』は、夏らしいキラキラした可愛いトラックのポップチューン。この曲の方が声を張ってるので、ロック色の強いヴォーカルというのが、よく分かります。
試聴はコチラです。5/14リリース。

かりゆし58『ウクイウタ』

ウクイウタ
ストレートでまっすぐなメッセージを力いっぱいに届けてくれる沖縄出身のバンド、かりゆし58のシングル。大切な友人への思いを歌ったナンバーとあって、多くの人の心を震わせる感動作に仕上がっている。
4人になった新生かりゆし58の第1弾シングル。「ウクイ」とは沖縄の言葉で「贈る、送る」の意味。夢を追ってがんばる全ての仲間に贈る、背中を押してくれるストレートな応援ソング。友達同志の深い絆を歌った友情ソングでもあります。レゲエ調のサウンドに乗せて、「♪諦めたりすんなよ」「♪負けんな」と非常に男気が溢れる歌い方で、熱いメッセージが伝わってきます。
カップリングは、一転してコーラスが心地いい爽やかなサマーポップチューン『花言葉』、コミカルな沖縄コント?も入った楽しいアップナンバー『ジュークボックス』を収録。バラエティ豊かな3曲入り。かりゆしのイメージにはない『花言葉』がお気に入り。
試聴はコチラです。PV視聴はBARKSで。Yahoo!動画でPVフル視聴できます。(~6/30)5/13リリース。

LGYankees『Dear Mama feat.小田和正 / Eternal』

Dear Mama feat.小田和正(初回限定盤)(DVD付)
LGY名義でリリースされた1stアルバムが大ヒットを記録したLGYankeesの、メジャー初となるシングル。小田和正をフィーチャーし、人間の核に迫るメッセージ・ソングに仕上げている。幅広い層に届きそうな作品。
仙台出身のHIRO、RYO、DJ No.2からなるヒップホップ・トリオ、LGYankees(エルジーヤンキース)のメジャーデビューシングル。インディーズでリリースした1stアルバム『JOINTED 2HOMIES』が11万枚オーバーの大ヒットしたLGYがLGYankeesと名前を変え、2年間の沈黙を破り待望のシングルをリリース。今作は、前作の代表曲で人気のあった母へのメッセージソング『Dear Mama』をリメイク。そして、大御所である小田和正をフィーチャリングに迎えてます。数々のコラボをしている小田さんですが、HIP HOPに初挑戦という異色コラボですね。歌詞の中に込められたメッセージ性に感動した小田さんが快諾したそう。意外だけど、小田さんの歌声によって母の日ソングして母への想いがストレートに届く素敵な曲に仕上がってます。ピアノが響くトラックに乗せて、ゴリゴリなラップからサビで聴こえてくる小田さんの蒼い歌声の落差がインパクトあります。感動的なんだけどラップのリリックはけっこう過激ですね。ちなみに、前のバージョンではBIG RONを迎えてます。
両A面となる『Eternal』は、結婚を控えた男性からのラブソング。こちらも、しっとりしたトラックの歌モノのミディアムチューンで、メロディが良い曲です。1-One-6/6には、LGYankees×GIPPERでコラボミニアルバム『1~ONE~』をリリース。このアルバムも良かったです♪7/2にはアルバムをリリース予定。
試聴はコチラです。Yahoo!動画でPVフル視聴できます。(~未定)5/9リリース。

相対性理論 『シフォン主義』

シフォン主義
1 スマトラ警備隊
2 LOVEずっきゅん
3 夏の黄金比
4 おはようオーパーツ
5 元素紀行
紅一点の4人組奇天烈バンド、相対性理論。廃盤となっていた自主制作ミニアルバムのリマスター盤として全国流通されたアルバム。
宇宙的ポップ・センスが溢れる「ポストYouTube時代のポップ・マエストロ」がキャッチフレーズのインディーズバンド。一度聴いたら忘れられない歌詞とアンニュイな女性ヴォーカルが、今までにない不思議な雰囲気を醸し出してますね。初めて聴いたのがPVのあるリード曲M2ではなく、M1だったので妙に気になってしまいました。何度も聴いてしまう中毒性があります。疾走感溢れるロックサウンドに、可愛い歌声と歌詞がダイレクトに届くM1、めちゃくちゃポップでナンセンスな歌詞が面白いM2、「♪コントレックス箱買い」のリフレインと微妙な男性コーラスがインパクト大の哀愁溢れるM3等、理系な感じの歌詞に注目してると曲の展開に驚かされます。語呂合わせのようでいて、何か哲学的な深い意味を感じさせる歌詞が非常に気になりますよ。どこかに書いてあったけど、これが計算なら不思議なバンドではなくて、恐ろしいですね。今後も注目したいです。新曲の『テレ東』は、CINRA MAGAZINEのサイトで公開中。
試聴はMySpaceで。5/8リリース。

LITTLE『“Yes”rhyme-dentity』

“Yes”rhyme-dentity(初回生産限定盤)(DVD付)
1 KARMA feat.BIG RON
2 Gradation feat.MICRO,SMALLEST,SHOGO
3 Sing Sing Sing
4 Stand by me
5 Very Special
6 FREE STYLE 男女 feat.COMA-CHI
7 恋のクロスフェーダー
8 彼方
9 楽 feat.Metis
10 ワンマンショウ(album ver.)
11 夢のせい
12 足跡の中を旅してる feat.CUEZERO,童子-T,Mummy-D
13 Yes!!~a raison d'tre~
ヒップホップの醍醐味である「韻」の世界を追求し、「リリックの天才」と称されてきたLITTLEの3rdアルバム。シーンをリードするサウンド・プロデューサーが参加した本作は、ラッパーとしての10年を集大成する作品となっている。
活動休止中のKICK THE CAN CREWのMC/リーダー、LITTLEが自身の誕生日に約3年ぶりとなるニューアルバムをリリース。ライミングに定評があるだけに、りっくんのラップが堪能できます。トラックもNAOKI-Tに加え、Nao'ymt、Evis Beats、BUZZER BEATS、Mitsu The Beats等、今のシーンをリードする強力なサウンド・プロデューサーが参加。BIG RONHを迎えたM1からりっくん得意の高速ラップにしびれます。HOME MADE家族のMICRO、トリカブトのSMALLEST、そして175RのSHOGOからなる身長150cm台のHIP HOPユニット、SHORTYS(ショーティーズ)の曲として話題を呼んだM2、ルイ・プリマのジャスのスタンダードナンバーを使ったKREVAでお馴染みの熊井吾郎のトラックに合わせて賑やかにラップしたM3、RIP SLYMEのDJ FUMIYAがトラックに参加したピアノの音色が中毒性のあるアップチューンM4と勢いのある曲が続きます。一聴しただけで分かる安室ちゃんを手掛けるNao'ymtさんの和テイストのしっとりしたトラックに、Nao'ymtさんのコーラスが心地いいメロウチューンM5、COMA-CHIを迎えた大人っぽいムードが漂うM6、女性レゲエシンガーのMetisとのハッピーなM9と、今までにないコラボもあり。移籍第一弾シングルでシングルバージョンとは随分イメージが変わったスカサウンドがカッコいいM10、切ない失恋ソングM11とシングルが続き、CUEZERO(BY PHAR THE DOPPEST)、童子-T、Mummy-D(RHYMESTER/マボロシ)というベテランMCが参加した男臭さを際立たせたナンバーM12等を収録の豪華でド派手なアルバムになってます。このアルバムのリリース記念のライブイベントにはKREVAとMCUが駆けつけたそうで、KICKの復活をちょっと期待。でもKREVAが絶好調だし、りっくんと仲悪いしなー。
試聴はコチラです。5/7リリース。