邦楽新曲レビュー -56ページ目

BACK-ON『Sands of time』

Sands of time
鬼才・三池監督作品のテレビ東京系ドラマ「ケータイ捜査官7 (セブン)」EDテーマ。約8か月ぶりとなる5thシングルは、彼ららしい重厚なバンド・サウンドで展開したロック・チューン。
RIZEのJESSE命名の海外でも活躍する新世代ミクスチャー・ロック・バンド、BACK-ONの待望のニューシングル。離れていった恋人への想いを切ないメロディに乗せて、語りかけるように歌い上げたアグレッシブなロックナンバー。アップテンポながら泣きのメロディが際立ってて「♪"逢いたいよ"って今すぐにでも叫びたいのに」のサビが非常にキャッチーかつ切なくて胸に響きます。疾走感の溢れるサウンドで、3分ちょっとしかないので短く感じますね。もう少し聴いていたいスカッと切ない曲。プロデュースは今作もGReeeeN等も手掛けるJINが担当。
カップリングは、穏やかなサウンドからロックでヘヴィなラップに展開するニワトリ ( ゚∋゚)みたいな効果音が印象的な『message for kidz』、重低音のデジタルなビートにゴリゴリなラップとメロディアスなメロディが乗った『fifty/50』を収録。カップリングも好きです。
試聴はコチラです。MySpaceあり。5/21リリース。

ASUKA『神様のパズル』

神様のパズル(DVD付)
映画「神様のパズル」主題歌。角川春樹に発掘され、OLから歌手へと転身した女性シンガー、ASUKAの2ndシングル。武部聡志とマシコタツロウが手がけた優美なバラードで、彼女のしなやかな歌声がストレートに伝わってくる。
薬師丸ひろ子、原田知世等を手掛けた角川春樹氏に才能を見出され、昨年11月に『白椿・紅椿』でデビューした新人歌手ASUKA。映画「神様のパズル」は、鬼才・三池崇史監督が角川春樹氏と共に原作小説をブラッシュアップした、SF青春映画。またコケたみたいですが…。前作に続いて、作詞には大御所である松本隆、作曲・マシコタツロウ、編曲・武部聡志という豪華な布陣。一青窈などのプロデュースで知られる武部聡志とマシコタツロウにより生み出された美しくも真っ直ぐに伝わるバラードナンバーに仕上がってます。透明感溢れる歌声と日本語が美しい歌詞が素敵です。前作の方が好きなんですが、今作も年代を問わず聴ける懐かしい感じが心に沁みますねぇ。
カップリング『ある日、どこかで』も美しいバラードナンバーでタイトル曲に劣らない秀逸な作品。本人が作詞で武部聡志が作曲を手掛けた、和のテイストが心地いいストリングスが日本人の琴線に触れます。
試聴はコチラです。5/21リリース。

9mm Parabellum Bullet『Supernova/Wanderland』

Supernova/Wanderland
日本テレビ系系「音楽戦士 MUSIC FIGHTER」OPテーマ/日本テレビ系アニメ「RD 潜脳調査室」OPテーマ。キャッチーな『Supernova』と、初のアニメタイアップとなる『Wanderland』を両A面仕様で収録。
爆発的なライヴ・パフォーマンスと緻密かつキャッチーな楽曲で注目される新世代ロックバンド、9mm Parabellum Bullet(キューミリパラベラムバレット)。2008年第1弾となるメジャー2ndシングル。昨年10月にリリースしたメジャー1stシングル『Discommunication e.p.』でいきなりオリコンTOP10入り。今年3月リリースのメジャー1stフルアルバム『Termination』もオリコンデイリーチャート4位にランクイン。まさか9mmがこんなに世間的に受け入れられるとは思わなかったので、けっこう意外でした。『Supernova』は、ツイン・リードのメタリックなギターのリフ、一度聴いたら耳を離れないキャッチーなメロディの9mmらしい爆発的なナンバー。余韻を残す最後の静かな終わり方が印象的でした。
『Wanderland』はアニメのOPテーマとして書き下ろした、コーラスが印象的な幻想的というか物語的なロックナンバー。起伏具合にハマります。『Supernova』よりメロディが好き。そして3曲目に低音がゴリゴリ響く疾走感溢れるナンバー『Wildpitch』、両A面曲それぞれのピアノのインストを1分収録した『Supernova(Piano)』と『Wanderland(Piano)』を収録。3曲共似てるから、続けて聴くとしんどいかも。ピアノバージョンは、こんなにメロディが綺麗な曲なんだなと感心しました。チャットモを手掛ける元スーパーカーのいしわたり淳治さんのプロデュース。
試聴はコチラで。特設サイトでPVフル視聴できます。GyaO 音楽でも。(~7/27)5/21リリース。

369『霞』

霞
フジテレビ系アニメ「二十面相の娘」OPテーマ。369の3rdシングルは、歌うことに専念したとびきりのラヴ・バラード。曲全体を流れる切ない空気観と美しいラインを描くメロディが、心の奥深くまで染み込んでいく。
ロック、エレクトロ、ラップ…と、ジャンルの壁を飛び越えた楽曲で新人離れした才能を魅せている、369(ミロク)のニューシングル。強く切ない歌声が響く、メロディアスなラブバラードに仕上がってます。繊細で美しいメロディに、別れをテーマにした等身大の不安を綴った歌詞が心に沁みます。シンプルだけどエレクトロな要素もあって、トラックもいいですね。今作もケツメイシのRYOJIがプロデュース。この曲とリンクした自作の小説も携帯サイト「モバゲー」で公開中。
カップリングは、アッパーなダンスポップチューン『欲望』、壮大で心地いいメロディのミディアムナンバー『美しい世界』、シングル『帰り道』のリミックスを募集するという人気音楽番組「Future Tracks→R」Remix Championship優秀作品となった『帰り道 IGODA House Style』を収録。全曲オススメ。他に優秀作品として選ばれた4曲が、iTSで配信されてます。
試聴はコチラです。オフィシャルサイトやYahoo!動画の特集でPVフル視聴できます。(~7/21)5/21リリース。

monobright『あの透明感と少年』

あの透明感と少年
1 あの透明感と少年
2 boy
3 夏メロマンティック
4 旅立ちと少年
5 幽霊
6 雲男
映画「アフタースクール」主題歌/TBS系テレビ「CDTV」5月度OPテーマにも決定した『あの透明感と少年』を収録。北海道出身のメガネ男子4人組バンド、monobrightのミニ・アルバム。
白のポロシャツに黒ぶちメガネ、黒のスリム・ジーンズという揃いの衣装に身を包み、快進撃を続ける札幌発のロックバンド、monobright(モノブライト)。「少年と夏」をコンセプトに、少年時代特有の儚さと危うさを夏の想い出に絡めて綴ったナンバーを6曲収録。初の映画主題歌に抜擢されたM1はワクワクするミディアムテンポのロックナンバー。キャッチーですごく分かり易くて、哀愁も感じる展開はすごい。PVでは映画主演の大泉洋がmonobrightに加入する一幕もあります。
monobrightらしいノリノリのダンスロックチューンM2、今までのmonobrightにないピアノの音が響き渡る軽快なポップナンバーM3、夏の終わりを感じるアコギ中心のシンプルなミディアムナンバーM4、オドロオドロしい不安感を煽る妖しいサウンドに「♪ループし続ける浮遊霊 永遠の命 君の所にいるかな?僕がそうだよ」という歌詞のリフレインが恐いタイトル通りのM5、心の叫びをリアルに表現した歌詞が刺さるアッパーなM6を収録。もちろんリード曲のM1もいいけど、6曲6様で選べないですね。ツボがあり過ぎる。あえて選ぶなら、M5が何度聴いても衝撃的で新鮮でした。ライブは見た事あるんですが、桃野の奇想天外なノリについていけないと思ってましたが、かなり見直した作品になりました。
試聴はコチラです。5/21リリース。

絢香『おかえり』

おかえり
人気漫画を原作にしたフジテレビ系ドラマ「絶対彼氏」主題歌。ドラマ本編のテーマに沿った楽曲となっており、若い女性を中心に共感を呼びそう。
両A面シングル『手をつなごう/愛を歌おう』から約2ヶ月で早くもリリースされた、絢香の2008年第2弾シングル。ドラマの主題歌として書き下ろされた、速水もこみち演じる完ぺきなイケメン恋人型ロボットのピュアな心から、日々の生活の中で忘れかけていた優しさや、当たり前のようで当たり前じゃない幸せに目を向けるきっかけをくれる内容。フワリと包み込むようなヴォーカルが印象的な、心に響くミディアムテンポのバラードナンバー。温かい気持ちになる素朴な曲ですね。
カップリング『迷路』は、シングル『CLAP & LOVE』で見せたもう一つの絢香の顔でもある、アグレッシヴでタフなアッパーチューン。一人の夜の闇を歌ったパワフルでハードな歌い方が印象的です。ライブ音源『手をつなごう<2007/12/20 日本武道館Live ver.>』も収録。Sing to the Sky -初武道館ワンマンLIVE・DVD付-6/25に2ndアルバム『Sing to the Sky』をリリース。まだチラッとしか聴いてませんが、なかなか良さそう。初武道館ワンマンLIVEのDVD付の方にしました。
試聴はコチラです。Yahoo!動画の特集でPVフル視聴できます。(~未定)5/14リリース。

LUV AND RESPONSE『Heaven Knows』

Heaven Knows
テレビ東京系ドラマ「秘書のカガミ」OPテーマ。3rdシングル。よりいっそうポップに、ポジティヴに進化したサウンドは、前作同様SOUL'd OUTのShinnosukeによるもの。
音楽とファッションの融合を目指す、ダンスヴォーカルグループ、ラヴレスことLUV AND RESPONSE(ラヴ アンド レスポンス)のニューシングル。サウンド・プロデュースは今作もSOUL'd OUTのトラック・マスター、Shinnosuke。今作はヴォーカルのDとShinnosukeの共作。子供から大人まで夢を諦めないでほしいという希望に満ちた、ポップなナンバーに仕上がっています。グルーヴ感のあるちょっと和の要素も入ったサウンドはいいけど、ヴォーカルが微妙かも。
カップリング『Water-White』は、切なさと前向きな未来への一歩が同居した、ピアノが印象的なミディアムナンバー。コーラスワークが心地いいです。前作同様、ダンスヴォーカルグループとしてダンスのバックトラックを意識したインスト『Heaven Knows(Bonus Beats)』も収録。
試聴はコチラです。5/14リリース。

クノシンジ『ヒカルミライ』

ヒカルミライ
キャッチーかつ極上のメロディを轟かせるクノシンジの3rdシングル。前作同様、亀田誠治とタッグを組み、究極のポップスを追求。キャッチーなメロディとカラフルなサウンドが楽しめる。
作詞・作曲からプログラミングまで自身で行なうマルチな純度152%のポップ王子、クノシンジ。昨年9月にリリースした『ロッテンピーチ』以来、約8ヶ月振りとなるニューシングル。90年代に渋谷系と言われたオザケンやカジヒデキに続く、ネオ渋谷系と呼ばれるジャンルを開拓した、極上のメロディが光ります。ポジティブな弾けるポップチューン。前作同様、亀田誠治とタッグを組み、繊細かつラウドなサウンドに仕上がってるそう。ロックなビート感も溢れてて、インパクトのある曲ですね。
カップリング『トゥルル』は、ハーモニカ&アコギに「♪トゥルル トゥトゥ」のフレーズが印象的な優しいポップナンバー。そして、これまで『にんげんっていいな』やスピッツの名曲『初恋クレイジー』を取り上げてきた〈クノシンジの痛快ウキウキカヴァー〉シリーズ第3弾として、坂本九や初代ジャニーズ他さまざまなアーティストが歌いヒットさせた浜口庫之助作の大名曲『涙くんさよなら』のカヴァーも収録。
試聴はコチラです。My Spaceあり。5/14リリース。

LONG SHOT PARTY『マイウェイ』

マイウェイ
仙台出身の6人組、LONG SHOT PARTYのメジャー2枚目となるシングル。「パーティ・ロック」をテーマに、ハッピーなサウンドを聴かせている。絶妙なホーンの響きと前向きな詞世界にグッとくる。
前作『distance』が移籍第一弾シングルながら好調な滑り出しをみせているスカパンクバンド、LONG SHOT PARTYの4thシングル。キャッチーで元気なスカサウンドが印象的な、LONG SHOT PARTY流の人生の応援歌。普遍的で爽快なメロディなんだけど、イマイチでした。
カップリング『春夏秋冬~解夏~』は、哀愁も感じるサビのメロディが印象的なサマーポップチューン。夏の終わりを感じます。最後に合唱して賑やかに終る感じもナイス。カップリングの方が好き。
試聴はコチラです。5/14リリース。

キマグレン『LIFE』

LIFE
「au smart sports」CMソング。ポップ・デュオ、キマグレンの2ndシングルは、インディ時代の代表曲のリアレンジ・バージョン。「人生の中で、諦めずに本当の自分を見つけよう」というメッセージを込めた応援歌。人間味あふれるヴォーカルとラップが胸に迫る。
ともに帰国子女で、幼なじみであるISEKIとKUREIによる湘南逗子海岸から生まれた2人組、キマグレン。最近、CMでも大量オンエアされロングヒットしてますね。CMではハウス・シーンで注目されているユニット、STUDIO APARTMENTによるリミックスバージョンが起用されてるそう。さすがに、もうキマグレマンとは勘違いしてません。ラテンやレゲエの要素が夏らしい、情熱的かつ爽快なメッセージソング。「♪ア~イヤ イヤイヤイヤ」やハイブリットなヴォーカルもいいけど、イントロからテンションのアガるサウンドがカッコいい。インディーズ時代のミニアルバム『LIFE』にも収録されてたけど、原曲の方がちょっと熱いかな。
カップリングは、夜の海を想像させる心に沁みるミディアムナンバー『月光浴』、インディーズ時代のミニアルバムやGReeeeN『愛唄』が収録されたヒット・コンピ『アイのうた』にも収録されてた楽曲のピアノ弾き語りバージョン『トコシエ(Unplugged)』を収録。カップリングもオススメ。ZUSHI7/16に1stフルアルバム『ZUSHI』をリリース予定。そして、女性アコースティック・ポップ・デュオ、RYTHEM(リズム)がRYTHEM with キマグレン名義でニューシングル『Love Call/あかりのありか』を7/23にリリース予定。
試聴はコチラです。5/14リリース。