言葉遣い

人は孤独になることを恐れて、自分を裏切っていく。


自分を裏切ることはそのまま他人を裏切ることに繋がる。


しかし裏切られる他人もまた自分を裏切っている。


裏切りをなくし、そのままで居られることは少ない。


そのような場が神聖な場であって、孤独を退けない場と言える。


人は誰しも何処かに神聖な場を持っている。


しかし裏切ることも裏切られることも気付かないでいれば、神聖な場に帰ることも、また神聖な場を思い出すこともできない。


孤独でないことを証明するために孤独を避けるが、それは反面、一層孤独であると認識させる。


孤独でないことを証明するために虚栄を張る。


虚栄は言葉によって明かされる。


言葉は思っている以上にその人を反映している。


言葉はその人を写す鏡である。


ごまかすことができるのは表面的なことで、奥にあることはごまかせない。


それが普段の言葉遣いの中にある。


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