褒められた記憶

人生の中で、誰かから本当に褒められた経験って一体どれぐらいあるだろうか。

数えてみると、意外か必然か、かなり少ないことがわかる。

小さな驚きを受けた体験はそれなりにあるかもしれないが。

我々は普段の生活の中であまり人を褒めることはしない。

しかし、人は本来、褒められてこそ成長する動物に違いない。

子供を育てるとき、一番大切なことは、小さなことを褒めて勇気を持たせることである。

子供だけじゃなくて、大人も同じである。

たとえ表面上は喜んでいなくても、褒められた経験はその人の心にず~っと残る。

これが自己成長を促すに違いないと思う。

仕事でも同じだ。

受容した後に違う意見を述べればよいだけだ。

褒められた経験で、確かに心に残ることは、高専受験合格のとき親父から、 仕事の引き合いの際に提示した資料について社長から、 ある機械を設計したとき社長から、 弁理士口述試験の商標の先生から、 弁理士試験合格を告げたとき親父から、 ・・・これぐらいしか印象に残っていないのである。

大切なことは、父親や社長から褒められたことは、名誉として一生忘れないということである。

人を肯定し、褒める生き方をしたいものである。

人生で経験できることなど、極めて限られているわけであるから。