比較 | おかしさてんこもりな娘

おかしさてんこもりな娘

2017年9月に帝王切開にて娘を出産。
11番と16番の染色体異常があり、
多指症、先天性股関節脱臼、その他てんこもりの可愛い娘です。
日々の不安や気持ちを書いていきます。
2018年5月16日、永眠しました。


テーマ:
わたしが人の幸せを願うのは優しいからでも心が綺麗だからでもなく、情けないけどおそらく人にあんまり興味がないからな気がします。
でも、幸せそうな人を見たり話を聞くのは好きです。

だれかがわたしより辛そうな状況でも、幸せそうな状況でも、自分の苦しさは変わらない。

どっちのほうが悲しいとか辛いとか、苦しさは比べられるものでもないです。
人は自分の事しか分からないから、それぞれに辛いもの。

だれがどうなっても苦しいから、じゃあ1人でも多くの人が幸せだったらなと思います。

そうしたらわたしは安らいでホッとできるので。



この状況のわたしを羨ましい、と

いまは辛いだろうけど。私もいなくなったら楽になるのに…って言葉をいただいた事があります。

いろんな苦しい境遇の方がいて
どうしようもない毎日のなかで

解放されたようにうつるのかもしれません。


生きるって
障害や病気をもつ人と暮らすって
口では何とでも言えるけど実際は綺麗事じゃない
現実は愛とか理想を踏み潰す

羨ましいと感じる人がいる
いろんな悲しさが沸く言葉
きっとそうじゃないと分かってる
それほど苦しいのか、と想像するとたまらない気持ちになります。

やっぱり世の中は無情だ、生きるのは苦しい。


いつかこうなってよかったと思う日がくるのかもしれませんね。
あんなに障害児との人生を否定してきたわたしなんですから、絶対ないなんて言い切れないです。
不安もたくさんでしたし、友達との関係も変わっていくのかなと思うとやっぱり怖かったです。

だから、わたしは本当に
解放されたのかもしれないけど

へーちゃんと出会う前の状況に戻ったかのようなんですけど、全然違います。

わたしはもうへーちゃん自身を知ってしまいました。

染色体の異常でこれでもかと障害だらけで、
まだまだ入院や手術の予定があったへーちゃん。

そして暖かくて柔らかくて
なんだか優しい匂いがいつもしていて、
穏やかなへーちゃん。

抱っこが大好き、お洋服が大好き、お風呂が大好き、お出かけが大好き、離乳食が大好きなへーちゃん。

夜はよくねんねして、昼間はおもちゃで遊んでくれるへーちゃん。

笑ってくれるご機嫌さんなへーちゃん。

ちょっと頑固でわがままそうな顔をしてるかな?

わたしはへーちゃんの、あらゆる姿を毎日たくさん、たくさん見せてもらってきました。

いくら未来に不安があっても
目の前にいたのはただの大切な娘です。
可愛いまだまだこれからの人生が待っていた赤ちゃんで。
少しずつ歯が生えてきていました。
離乳食もよく食べれるようになっていました。
寝返りの練習もしていて、おすわりの時間も長くなってきていました。
おもちゃを振り回して遊べるようになっていました。
毎日成長していました。
この子はどこまで行けるかなとドキドキして見ていました。

これから沢山勉強して彼女と一緒に進んでいこうとしていました。
自分のなかの偏見と差別と戦い
あの夢のように、堂々と進める母親になれるよう成長したかった。

それが突然なくなりました。
声を聞かせてあげられないまま
歩かせてあげられないまま

甘えん坊なへーちゃんをもう抱っこしてあげられない。
抱っこした感触をいつか忘れてしまう。
仕草も匂いもどんどん忘れてしまう。
周りからも忘れられて遠くへ霞んでいってしまう。
これからも成長できたのに
してあげたいことがたくさんあるのに

むしろこれでよかったんじゃないかってへーちゃんの人生が一言で簡単に片付けられて終わりにされてしまう。

ここにいたのに。
まだいまこの瞬間もここにいるはずだったのに。

会えなくなることがこんなに苦しいなんて思わなかったです。
どうしたっていつまでも苦しいなら
一緒に生きて苦しみたかったです。

償うこともできない。
辛いって泣いた夜中に、あったかいほっぺにさわって落ち着いていくこともできない。


精神的にジワジワと落ちていき
いくら元気そうにしていても
まわりの人も気を使い、距離を感じます。
常に罪悪感があり、へーちゃんの時間は止まったのにどうして自分の時間は進むのか理解できません。

わたしは自分を不幸だとは思っていません。
むしろへーちゃんに会わせてもらえて成長できた。
本当にありがたいし幸せです。
でもいまはそのぶん地獄にいます。
悔しさも寂しさも強く
少しずつ弱っていくのを感じています。
羨ましく思わなくて大丈夫です。
どうしても比べてしまうなら羨ましがるのではなく、この人よりましだと思ってどうか穏やかに暮らしていてください。
本当に苦しいんだと思います。
人生が好転するのを願っています。


辛い気持ちをもつ人同士でも分かり合えない事がいくらでもある。

羨ましいと感じる心は厄介ですね。
世の中は不平等で、実際に少しの苦労で何でも手に入れられている人もいくらでもいるのだから。

仕事、収入、交際、結婚、妊娠、出産、家庭環境

もっと小さい頃からあるかな。
せめて比べる気持ちがなくなればもう少し平和なのかな。




































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