私は生まれも育ちも現住所も尼崎、趣味はお笑い番組を見ることで、一番好きな芸人は断トツでダウンタウンです。もちろん今回の松っつんの件では言いたいことが山ほどあります。言い出せばキリが無いのでやめておきますが、ただ1つこれだけは言っておきます。日本は法治国家であり現時点で松本人志氏は犯罪者でも何でもなく、また刑事告訴はおろか民事訴訟すら起こされてすらおらず、それどころか訴えられる予定すらありません。そんな『一般人』松本人志氏を誹謗中傷するようなツイートやコメントを発する者は、関わってはいけない非常識人とみなし即ブロックします。実際にツイッターではもう既に何人かのフォロワーをブロックしています。
 私は松っつんの数多のエピソードの中で、「野球中継延長に腹が立って看板番組(ごっつええ感じ)をやめた」というのが一番好きです。私自身、ツイッターやブログなどいつやめてもいいと思っているということだけはお伝えしておきます。


 さて、今日は7236ティラドという銘柄を紹介したいと思います。昨年末のブログで「またとても気になる銘柄を見つけた」というようなことをちらっと書きましたが、実はこのティラドのことでした。新NISAオススメ銘柄にもしれっと組み込んだので気付いた方もおられたかもしれませんが、正直言ってこのティラドに関してはオススメ銘柄への採用を全く迷いませんでした。実際、私は年が明けるや否や新NISA枠でティラドを購入しました。そのぐらい期待している銘柄です。

 主要指標はPER18.1 / PBR0.48 /配当利回り4.8%。PERはやや高めですが後述する株主還元姿勢を踏まえれば全く問題ではありません。何より今はPBRと配当利回りが特に重要ですが、この2指標が揃って素晴らしい数字です。というかこのPBR0.48&配当利回り4.8%という組み合わせは、東証に上場している全銘柄の中でも最強クラスの数値と言えるのではないでしょうか。

 この割安過ぎる指標だけでも大注目に値するのですが、ティラドの魅力はむしろここからです。まず肝心の業績は自動車関連株というだけあって好調で、2Q時点での経常利益は前年同期比+35.6%、進捗率68.9%と順調そのもの。期中の上方修正はほぼ確実で、最新四季報の記載でも普通に上方修正が入る予想となっています。

 というようように株式指標・業績共に大満足なのですが、何より嬉しいのは総還元性向90%という大盤振る舞いとも言うべき株主還元策を発表していることです。現状でさえかなりの高配当株だというのに今後上方修正が入れば利益増加分の90%が株主に還元されるというのは控えめに言っても素晴らしすぎます。具体的な数字で言うと、現状の会社見通しでは通期のEPS予想183.8円に対し今期配当160円(配当性向87%)となっていますが、もし今期の最終的な利益が2Q決算時の倍で着地したと仮定すれば経常利益は26.17億円×2=52.34億円で会社見通しの38億円に対して37.7%の上方修正となり、単純計算でEPSは183.8×1.377=253円、配当性向87%なら1株配当220円となり、配当利回り4.5%でも株価4888円、利回り4%なら株価5500円となります。現在の株価は3325円なので、業績が大きく落ち込むといったアクシデントさえ無ければ早晩株価訂正が起きるのは必至でしょう。

 そんな超期待株のティラドですが、私はあろうことか先の11月決算チェックでは完全に見落としてしまっていました。なぜ見落としてしまったかというと、実は決算発表翌日の株価がストップ高となってしまっており、「ストップ高で株価が分からず評価できないから、値がついてから改めてチェックするか…」と後回しにしてそのまますっかりチェックを忘れてしまっていたのでした。ただ、幸か不幸かその後まもなく植田ショック円高がやってきたこともあり、株価は決算直後から大して上がっていません。細かいことを言うと今年に入ってから少し上がってきているので、これなら昨年のうちに当ブログで紹介しておけば良かったと正直後悔しているのですが…しかしいずれにしてもこんなものはまだまだ初動でしょう。というかそうであってくれなければ困ります。

 

 まあ実際は下期に利益が多少鈍化するかもしれず前述したような上方修正にはならないと見ておくべきかとは思いますし、配当にしても今期予定配当160円というのは前期(80円)の倍とかなり奮発した値であることを鑑みると、今期に関しては今後上方修正が入ったとしても増配ではなく自社株買いとなる公算は高いような気はします。加えて自動車関連株というのも、円高懸念やポートフォリオの偏りという点からややネックになるかもしれません。とはいえそれらの事項を全て踏まえても、今の株価は私には安すぎるとしか思えません。私の感覚では業種含めて7299フジオーゼックスにそっくりで、フジオーゼックスの場合はPBR0.43、今期配当200円(私の予想では次の決算で230円に増配)で今日の株価は5940円です。ティラドの株価も順調にいけばフジオーゼックスの辿ったのと同じコースを再現する可能性は十分あるようにも思います。7297ムトー精工や5284ヤマウと並んで、私の中では最上格となるAAの評価をつけてもいいと思っています。

 買い煽りのような内容になったかもしれませんが、とにかくティラドには期待しています。ただ、次の決算が近い(2月5日)というのは正直気にはなります。何だかんだ言っても決算では何が出てくるか分からず怖いので今は時期的に買いづらいというのもあるのですが、もしこの決算を無事に乗り越えた暁には強気で買い足したいと思っています。
 今年最初の期待株。それこそ今年の保有株アワードを獲得するぐらいの活躍をお願いしたいです。

 

 

 

ティラド、6か月チャート

決算チェックでは不覚にも見落としてしまったけど、スルーした2か月で株価が特に上がっていないのは私にとって幸運の一言。