蒸し暑い日が続きますが、お元気ですか?
私は、さっき参議院選挙の投票に行ってきました。
数日前会社の帰り道、ふと寄りたいところがあって、写真のエスカレーターに乗りました。
日テレの隣のロイヤルパークホテルに続くエスカレーターです。高低差はビルの3F分ぐらいはあるでしょうか。
嫌な気配を感じながら、エスカレーターに乗り3分の2程、上ったところで、私の体に変化が起きました。
後ろから背中を引っ張られて、転げ落ちそうな、背中がぞっとするような感覚が襲ってきて、実際に体がよろけてしまいました。
勿論、誰かが私を後ろから引っ張ったわけではありません。
急に、何かに吸い込まれるような感覚。
とっさに、エレベーターベルトを必死で握りしめ、エスカレーターの終点まで恐怖をこらえました。
実は、こんな経験初めてじゃないんですよね。
浜松町の貿易センタービルの隣の新しくできた日本生命のビルの入口も屋外にこんな風な高低差のあるエスカレーターが設置されていて、そのときも、背中がぞっとしました。
高所恐怖症の一種かも知れませんが、私の場合、高いビルや展望台、エレベーターなどは全然平気。
階段やエスカレーターがダメなのです。
特に、周りに遮蔽物が無く、屋外の場合。
同じエスカレーターでも、上りと下りでは全く感覚が異なり、下りは殆ど恐怖感はありません。
上り、つまり空中に背中を向けているときだけ、急に恐怖心が襲ってくるのです。
階段でも同じで、延々と続く階段を背中を向けて登っていると、そんな気持ちになるんです。
神社の境内へ続く長い階段もそう。
エジプトのピラミッドには、長い長い階段があるみたいですが、多分、私は上るのは無理と思います。
恐怖心というのは、幼い頃に経験したトラウマから来るものも少なくないのでしょう。
私の場合も、おそらく子供の頃に祖母と散歩した時の経験からくるものだと思うのです。
まだ幼稚園にも入る前の4~5歳の頃、私と祖母は散歩で近所のタンク山に登りました。
山の頂上に給水用の巨大なタンクがあったから、そう呼んでいたのだと思います。
頂上までの山道は、草木に覆い隠れることもなく、遥か遠くまで市内の景色が見渡せる細い階段が一直線に延々と続いていました。
幼い私にとって、初めて登るその長い階段はとても恐怖に感じたのだと思います。
足を踏み外したり、転げ落ちたら怖いだろうな、と。
その後、何度もタンク山へ続く階段から転げ落ちる夢を見て、汗だくになって目が覚める経験をしたものです。
さすがに、今ではそんな夢を見ることはありませんが、どこか脳裏の片隅にその記憶が残っているのでしょうね。
人間の脳って不思議なものです。
皆さんは、怖いものはありますか?
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