みなさん、こんにちは!
 
日本語教師のreiですニコニコ
 
 
今回は、N2文法~にしてはの意味、接続、例文についてです。
 
 

【意味】

 
~にふさわしくなく
 
 
is not appropiate~

不适合

적절하지 않다

Không phù hợp

No es apropiado

一般的に予想されることと異なる状況や、様子を話す

*いいことも悪いことも言える

*現実のことも、そうでないことも言える
 
【接続】
 
動詞・い形容詞・な形容詞・名詞 普通形+ にしては
 
【例文】
 
・彼女は日本に5年いるにしては、日本語の発音がよくありません。

・彼は日本に半年しかいなかったにしては、日本語がかなり上達しました。

・性能が悪いにしては、値段が高すぎる。
 
・新しい店にしてはあまり客が入っていない。
 
・新人にしてはよく仕事ができるね。

・初めてにしてはとても上手ですよ。

・4月にしては少し寒いですね。

 
【×不自然な例】

「〜にしては」は「わたしにしてはよくやった!」などと言う人もいますが、

自分に使う文によっては不自然に聞こえることもあります。
 
・わたしにしては今日は調子がいい。?

・ぼくにしては食べたほうだ。?



似ている文法はこちら👇
「〜にしては」は名詞と接続する場合、具体的な名詞(〇〇さん、〇〇円、〇〇月など)につきますが、

「〜わりに」は抽象的な名詞(年齢、季節、身長)にも使えます。



〇 彼は身長のわりに、力が弱い。
×     彼は身長にしては、力が弱い。

〇 彼は180cmのわりに、力が弱い。
×     彼は180cmにしては、力が弱い。

 
rei