【会話例】

はじめまして。私は王です

国は中国です
 
はじめまして。田中です。
大学はa大学です。
 
専門は経済です。
 
【意味】
名詞1=名詞2です。
 
※英語のbe動詞にあたります。
 
This is a penのような「これは〜です」というような文は、
日常会話で使わないのでわざわざ導入はしません。
 
 
【ですの活用】
 
学生です/学生じゃありません
学生です/学生ではないです
 
否定形を言いにくく感じる学習者が多いので、
口を慣れさせます。
 
【私は の省略】
 
自己紹介で、「私は〜(名前)」と言わず、
「(名前)です」と直接言うことが多いです。
 
「私は〜」の言い方を覚えると、
逐一学生は「私は(名前)です」、「私は(国)です」、「私は(大学)です」とやたらと「私は〜」を使ってしまいます。
 
あまりに「私は〜」を連呼すると自己主張が激しいイメージになるので、
「私は〜」を省略した形を練習するといいです。
 
【場面・目的】
自己紹介
 
日本人の友だちを作る、アルバイトの仲間を作る、ビジネスで良好な関係を築くなどを目的にします。
 
 
【練習】
こちらの課を扱うときはおそらく新クラスなので、
まずは学生同士の自己紹介をさせます。
 
なるべく1人ずつ、前に出て話せるとよいです。
 
このとき、日本人的な挨拶ができるように指導します。
 
・目線を下にして挨拶をする
・お辞儀の時の手の位置(男性は横、女性は前にいる)
・ポケットから手を出す
・相手との距離感(日本的はパーソナルスペースの取り方)など
 
 
日本語の知識をある程度入れて学びにくる学生も多く、自分の名前を言ったり、書けたりするのでわりとスムーズに進むことが多いです。