抗てんかん薬の覚え方です。

 

作用機序とどの発作に使えるかが出ると思うのでそこを重点的にまとめました。

 

①Na+チャネル遮断薬

・・・Na+チャネルを抑制することで、脱分極を抑制して抗てんかん作用を示す

 

・フェニトイン

・カルバマゼピン

 

☆そのまま覚える

 

②バルビツール酸系

・・・GABAA受容体のバルビツール酸結合部位に結合してCl-チャネルを開口し、Cl-の細胞流入を促進、神経膜を過分極させて抗てんかん作用を示す

 

・フェノバルビタール

・プリミドン

 

☆○○バルビタールはバルビツール酸系だとすぐわかると思います。プリミドンはフェノバルビタールのプロドラッグです。そのまま覚えます。

 

③BZ系

・・・GABAA受容体のBZ結合部位に結合して活性化させ、神経膜を過分極させて抗てんかん作用を示す

 

・ジアゼパムなど

 

☆語尾が○○ゼパムのものが多いのでこれもわかると思います。

 

④GABAトランスアミナーゼ阻害薬

 

・バルプロ酸

 

☆そのまま覚える

 

 

⑤T型Ca2+チャネル阻害薬

 

・トリメタジオン

・エトスクシミド

・ゾニサミド(Na+チャネル遮断作用も併せ持つ)

 

☆干支(エトスクシミド)の鳥(トリメタジオン)はタカ(T型Ca)

 

 

⑥グルタミン酸遊離抑制薬

・・・膜電位依存性Ca2+チャネルのα2δサブユニットに結合し、前シナプス性にCa2+電流を抑制して興奮性神経伝達物質であるグルタミン酸の遊離を抑制し、抗てんかん作用を示す。

 

・ガバペンチン

 

☆そのまま覚える

 

 

⑦興奮性神経後膜Na+チャネル抑制薬

 

・ラモトリギン

 

☆そのまま覚える

 

 

⑧スルホンアミド誘導体

・・・脳内の炭酸脱水酵素を阻害し、過剰興奮抑制

 

・アセタゾラミド

・スルチアム

 

☆きついけどそのまま覚える

 

 

⑨その他

・トピラマート(Na+・Ca2+遮断作用、AMPA/カイニン酸型グルタミン酸抑制作用、GABAA機能増強作用など)

・レベチラセタム(SV2Aと結合、N型Ca2+チャネル遮断作用など)

 

☆そのまま覚える

 

 

 

エトスクシミドとトリメタジオンは、欠神発作にのみ使用できます。

ジアゼパム、バルプロ酸は強直間代発作、欠神発作、部分発作3つともに利用できます。

⑧のスルホンアミド誘導体アセタゾラミド、スルチアムとトピラマート、レベチラセタムは部分発作のみに使用できます。

 

それ以外は大体強直間代発作、部分発作に使用できます。

 

今回は(?)語呂少なくてすみません(白々しい

語呂をつけることによって余計ややこしくなりそうなのでてんかんの薬は敢えてそのまま覚えるようにしてます。でも覚えきれてない←