夏休みの終盤に台風がやってきそうという天気予報が言っていた。

関東直撃しそうだとか、とんでもない被害が出るかもとかって

ニュースでも警戒するようにって。

 

そうなると心配なのは広っぱの家。

隣の空き家から侵入してきた葛で屋根まで覆われかけているし、

TVに繋がってはいないけど、屋根の上に残してあるアンテナも

葛が巻き付いて、葉っぱも茂っている。

台風で強風が吹いてなぎ倒されたり、屋根が壊されたらまたまた費用が掛かる。

 

という事で、8/12(月)に爺ちゃんを半日デイに送り出してから、

少しだけ作業するつもりで、主人と広っぱの家に行った。

猛暑?酷暑?なんだから、どうせなら夜明けと共に出発して、

昼までに済ませれた方が良いものを・・・

主人が言い出したのは既に10時も過ぎてから。。。

爺ちゃんを半日デイに送り出してから出発するしかない時刻で、

広っぱの家に着くのは一番暑い2時とかになる。

それじゃ1時間も作業できれば御の字でしょう・・・

なんで効率を考えた行動が出来ないかなぁ(-_-;)

 

とりあえず現地に着いた時に「薄曇り」なのは天の助けです。

陽が射せば灼熱地獄になるし、雨が降れば屋根の上は滑って危ないですからね。

平屋の瓦葺の切妻屋根に梯子をかけて、二人で屋根の上に登る。

私は小さい枝切りバサミで南側から葛を切って、屋根の上を滑らせて落としていく。

主人は剪定ばさみでアンテナ回りから取り掛かる。

背の高いTVのアンテナの上の方までは届かないので、

自分たちの作業が危険のない範囲で刈り取って、

上の方は根っこに繋がるツルを切って枯れるのを待つしかない。

アンテナ回りを終えた主人はそのまま北側の屋根に下りて、

葛のツルを葉っぱごと切っては捨て・・・。

何とか屋根の上の葛は全部刈り取って、下に落とした。

アンテナの上の方が葛でチュッパチャップスみたいになっているけど、

背が届かないので仕方がない。

アラカンの日頃運動しない小デブ夫婦が、

瓦屋根の上に脚立をかけての作業なんて危な過ぎて出来ませんもの(;^_^A

 

このあたりで主人が熱中症ぎみになったので、いったん休憩する。

部屋に入って、パンツ一丁になって、

折り畳み式のビーチベット(昭和の頃にあったパイプのリクライニングチェアで、

ビニールの座面と背もたれの・・・(;^_^A)に転んで、

扇風機の風を浴びていた。

どうせ滅多に来ないわけで、

広っぱの家のエアコンは壊れっぱなしのままなので、

THE昭和(40年代)の景色です(;^_^A

 

私は屋根から落とした葛を庭の方、刈り取った篠竹置き場に運んでおく。

前回に切り倒して山積みにしておいた篠竹はすっかり枯れて、

葉も枝から離れて枯れ枝だけになった篠竹の下に積もっていた。

これも処理したいところだけど、時間的にも、体力的にも余裕がないので、

そのまま上に、今回切った葛(南側の屋根にあった分だけ)を上乗せしました。

北側の屋根の上にあった葛は、主人が北側(裏)に落としたので、

隣から伸びている葛や勝手に生えて育っている木の上に載っています。

本来ならこの状態のまま放置は失礼極まりないのだけど、

元を質せば放置されたままの裏の家の庭から生えている物で、

どうせ裏の家も空き家なので、

次回以降に余裕があれば処分することにします。

 

裏の家から伸びてくる葛のツルがロープのように、

何本も我が広っぱの家の土台に沿って伸びている。

南側と東側は前回も切っているけど、垣根のある西側と、

隣との境界線の不明瞭な北側は凄いことになっている。

ローブ状に伸びたツルは5本や10本じゃない。

隣の人が作った鉄板の囲い(どうせならうちとの境も作ってくれればいいものを)が

邪魔で切れなくなった広っぱの家の垣根の外側も、

すでに垣根の様相ではなくなっている。

いっそのこと・・・家よりも高くなってしまった木は、

間引きの形で切り倒した方が良いと主人が決めた。

上の方は葛が巻き付いて、葛の葉も茂って、

何の木だか解らない姿だもの。

 

とりあえず、直径10cm弱の大きくなっている木を切ってみると、

意外に柔らかく、鋸で簡単に切り倒せた。

5本ほど切ったが、木質化した葛が絡まっている所もあって、

倒せない。

完全に切ってあるのに、葛のツルに巻きつかれて、

切った木の幹は枝葉ごと宙ぶらりんになったままです。

引っ張っても、しなる程度で落ちてこない(T_T)

これが台風の強風で太鼓のバチのようになって、家の外壁を叩いたら困る。

ということで、宙ぶらりんの根元寄りのところをある繁り過ぎた垣根に絡ませて、

とりあえず枯れるのを待つことにした。

 

このあたりで・・・16時を過ぎたので、撤収。

次回行くまでに根っこを切り離した木と葛の地上部が枯れている事を

祈るばかりです(;^_^A

 

作業を終えたらアウター(長袖Tシャツに作業用ズボン)だけでなく、

下着まで汗でビッショリです。

濡れタオルで体を拭いて着替えて、

首と鉢巻にしていたタオルも一緒に汚れ物は持って行ったゴミ袋入れる。

籠に入れて90分も車に置いたら、車に悪臭が染みつきそうです(;^_^A

帰宅後に洗濯機で一度予洗い(水洗い+脱水)してから、

洗剤を入れて普通に洗います。

汗れ物は風呂の残り湯でもいいので、

一度水洗いしてから洗うと臭い対策になる(^_-)-☆

 

家に帰ってから気がついたんだけど、

手と腕のあちこちに赤い虫刺されの後が・・・。

主人は腕だけでなく、足首にも。

着替えていた時にやぶ蚊かと思ったけど、

なんだか少し様子が違う(かゆみが長引いている)ので、

もしかしたら毛虫系かもしれない。

マダニだったら怖いなぁ。それらしき虫の姿もないけどさ。

長袖・長ズボン・靴下はいて運動靴・ガーデニング用手袋していたし、

赤く腫れてもいない(蚊に刺された程度の膨らみと赤味のみ)だし、

やぶ蚊に刺された時のような痒さもある(マダニは痒くないっていうでしょ?)ので、

マダニではないと思うんだけど・・・(^-^;

一応、虫刺されの薬を塗っておくことにした。

 

本当なら広っぱの家は夏休み中にサッパリさせたかったけど、

諸事情により断念です。

主人の体調もイマイチ(暑熱順化がリセットされて、暑さに劇弱になった)。

結構ボケ爺ちゃんが同居で見張り番は私たちしかいない

(熱中症警戒アラートが出ていても平気で徘徊しようとするし、

見張りがいないと徘徊に出た後にのぼせて鼻血を出して大病だと大騒ぎする)。

婆ちゃんが亡くなってしばらくした頃に「月に一度は爺番に泊まりに来るから、

自分たちの暮らしを大事にした方が良い」と言っていた妹は、

なしのつぶて(まああちらも自分の暮らしがあるから仕方がないけど)。

いろんなことに関して、「仕方がないと割り切る事が、自分の心の平穏に繋がる」と

自分自身に思い込ませることも時には必要です(#^^#)