金曜日、爺ちゃんの泌尿器科の予約受診の日でした。

爺ちゃんが自分で泌尿器科にかかり出したのはもう10年以上も前の事。

最初は尿漏れの相談&治療に行っていた。

その後、前立腺肥大の治療も始まり、

時間の経過と共にPSA値がじわじわと上がって、

前立腺癌の可能性が出てきたものの、

年齢的(当時既に80歳越え)に細胞を採って確定診断をするのも問題あり

(狭心症で飲んでいる血液サラサラ薬を数日間休薬するリスク&

狭心症のカテーテル検査で2泊3日の入院の時にせん妄を起こしている)で、

確定診断をすることなく臨床的前立腺癌との診断が出て、

ホルモン療法をしている。

「歳に不足はないんだからホルモン療法もしなくても良いんじゃないか?」って

当時は元気だった婆ちゃんも言っていたんだけど、

もしもその後に骨転移とかして、

強烈な痛みが出たら可哀そうだからってことで、

時々注射するだけならホルモン療法はやっておくか・・・って事になったのだった。

 

ホルモン療法を始めると次の診察の時からPSA値は下がり出して、

数か月で正常値に戻った。

そのまま数か月ホルモン療法は継続したが、

もう良いんじゃないか?って事で、中止した事もある。

で、まだジワジワと数値が上がりだしたら、治療再開の繰り返しです。

この2年ほどの間、爺ちゃんのPSA値は正常値を少し超えるから正常値になり、

そのまま正常値を維持していた。

3ケ月ごとの受診の度に

「あなたの年齢を考えたら、もう前立腺癌で死ぬことはないと思うよ(#^.^#)」と

言われている。

でもビビリの爺ちゃん(先生曰く「心配性」)だからホルモン療法は続けていたが、

今回はさすがに

「もう(注射をお休みしても)良いんじゃないか?

数値が爆上がりでもしたら再開すれば良いんだし・・・」となった。

 

一応PSA値は4以下が正常値らしいが、

爺ちゃんは1~2台をウロウロしている状態で、3まで行くことはほぼ無い。

でも長い付き合いになっている女医さんは念のために釘をさした。

「今回からホルモン療法の注射をしないから、

もしかしたら次回以降にちょっと数字が上がる事もあるかもしれない。

でも、あなたの年齢を考えたら10を少しぐらい超えたって大丈夫。

前立腺癌で亡くなるような人は300だの400だのって数字だから、

それでも直ぐ直ぐに亡くなるわけでもないんだからね」と。

つまりそういう数字が出ても、現在88歳の爺ちゃんの寿命を考えたら、

仮に前立腺癌があって進行していったとしても、

寿命には追い付かないだろうっていう見立てってことです。

去年の夏にアルツハイマー型認知症って診断も出ているから、

「今後、完全なるボケ爺になっても前立腺癌は封じ込めてあればいい」

って事でもない。

全体的にバランスよく衰えて、痛みや苦痛が少なく逝けるっていうのが、

88歳の爺ちゃんにとって最高の余生だと思うし(^_-)-☆

 

ということで、ホルモン療法も先生・爺ちゃん・私の相談のうえで、

休止となった。

過活動膀胱の治療も、アルツとの診断が出た時(去年の夏?秋?)から、

治療薬が今後、認知症の進行を早める可能性があるので中止にしている。

残るは前立腺肥大絡みのお薬だけになった。

排尿障害の改善の薬らしいが、夜間頻尿にも効果が期待できるとのことなので、

これは続けてもいいと思う。

ビビリの爺ちゃんなので「お薬飲んでいるから大丈夫!」って、

精神安定剤的な意味ももつ(実際にはそういう効能が無いけど(;^_^A)かと。

 

しかし・・・過活動膀胱でジャバーっと漏れるわけではなく、

プラスして前立腺肥大があるからかジワジワ?チョビチョビ?と漏れるらしく、

体の事を思えば尿漏れを単純に止めればいいってわけでもないから、

厄介なのよねぇ。

過活動膀胱の治療薬をやめてから尿漏れの量も頻度も明らかに上がっています。

一々爺ちゃんから報告があるわけでもなく、

私も確認しているわけでもないけど、

週に2回の可燃ごみの時にフタ付きゴミ箱(爺ちゃんがオムツ関係を入れる)を

開けると臭いが酷くなっているし、

ゴミ入りのゴミ箱の総重量も爆上がりしているし、

リハパンと尿漏れパットの消費量も上がってきているから解るのよ。

今は使い捨ての紙パンツやパッドがあるから助かるけど、

これがなかった時代にお世話をしてきた人たちは大変な負担だっただろう。

尿漏れ対策の技術の進歩と社会での認知度向上・・・ありがたいものです。

 

で、泌尿器科が終わったら、今度はいつもの整形外科に行けと(-_-;)

マッサージを受けたいから病院の玄関で降ろしてくれればいいと。

まったく・・・ボケ爺、私をお抱え運転手と勘違いしていないか<`~´>

めんどくさいので、ちょっと遠回りして整形外科に捨ててきました(^^)/

帰りは電車で帰ってくるというのでね。

認知症の爺ちゃん、思い込みが一層激しくなり、人の話は聞きません。

爺ちゃんの話も何が言いたいか通じにくくなった。

何事も後始末が予測しての行動は出来なくなりつつある。

それでも一人で電車に乗って行きたい所に行くし、ちゃんと帰ってくる。

あちこちで横車を押して自分の思い通りにさせている可能性は高いけど、

とりあえず苦情や引き取り要請はまだ来ていないので、

もうしばらくはこのまま世間様のご厚意に甘えさせていただきたいと思います(;^_^A

 

5/10(金)の夕食

・豚ロース肉の塩コショウ焼き

・ピーマンと椎茸と玉ねぎのソテー

・牛スジと根菜の煮込み

・コットンキャンディーグレープ

・大根と人参と揚げ玉の味噌汁

・白飯

がま口財布財布開けずの日。

隣町の爺ちゃんの病院に行ったけど、治療費は小遣いからがうちのルールなので、

家計費の財布ではない。

受診まで検査結果待ちが1時間ほどあるので、いつも食堂で朝食を取るが、

これもそれぞれ自分の財布から小遣いです。

爺ちゃんいつも通り焼きたてベーカリーでパンとホットミルク。

私は家にあった前日の夕食の残り物と白飯をタッパに詰めただけの弁当持参。

飲み物も買い置きのペットボトルのジュース。小遣いの財布さえ開けず( ̄ー ̄)ニヤリ

 

クローバー先日下ごしらえを済ませておいた牛スジを調理した。

一昨日下茹でまで済ませて、昨日の夕食にするつもりだったけど、

主人が外食になったので、1日、先延ばしにしてあった。

大きなブロックの肉から取れた牛スジは下ごしらえ終了の計量では280g。

生肉だともっと重かったけど、下ごしらえするとそんな物になってしまうのよねぇ。

いつか噂のコストコの牛スジ(レア商品)を買えるといいな(;^_^A

 

圧力鍋に砂糖と味醂多めの甘めの醤油系煮汁とスジを入れて、

加圧10分で自然冷却。これで硬かったスジもトロトロになります。

いちょう切りの大根と半月切りの人参、千切ったコンニャクを足して、

落し蓋をして、野菜が煮えるまで蓋なしで煮た。

根菜も圧力をかけても良いんだけど、柔らかくなり過ぎると嫌なので、

確認しやすい普通の煮方にした。

あとは食べるまで冷まして味を染みさせて、食べる時に温めればOK。

器に盛って多めの刻み葱を振りかけて、七味をパラパラっとで、

美味しい牛筋の煮込みになりました(^_^)v

 

筋肉5/10のゆるゆるちりつも

よく使うカップと湯呑みの茶渋取り。

キッチン泡ハイターも持っているんだけど、まとめてやる時は、

プラスチックの洗い桶にキッチンハイターを入れた水を溜めて、

浸け置きの方が手っ取り早い。

飲んで直ぐに洗えば茶渋もつきにくいのでしょうけど、

テーブルに置いておいてちょっと飲んでは席を離れを繰り返す我が家の住人。

私も含めてだけど、数時間そのまま継ぎ足し継ぎ足しって事も多いので、

そりゃ~茶渋もつくよねぇ(;^_^A

時々思い立つとハイターしてます(#^.^#)