去年と言ってもこの冬の話しだが
ブヒが罠にかかった鹿を貰いに行った時、
知人の他にもう一人いて、猟隊の親方だった。
その親方とは初対面だった。
その日は軽く会話した程度で別れて、
後日、お礼がてらブヒが親方の家を訪ねた時の
話し。
親方「おめぇんちは犬は何を飼ってるんだ?」
甲斐犬とウォーカーとなんて話したら、
どんな色のウォーカーだ?
こんなの↓
それで最近マーカーもつけてないんで
こんな柄で、マーカーもGPSも付けないで
あの山を走ってるのは琴しかいない😅
親方「あれは、おめぇんとこの犬だったのか❢
俺に鹿を撃たせてくれたんだよ。」
私達の知らないとこで、そんな事があったのか(笑)
こういう事だったそうだ。
親方が待ちを張っていたら、犬が鹿を3頭
追いつめてきて
そのうちの2頭を仕留めたんだって。
最初犬の声がした時、あれ?犬が鹿を出してきたと
思って、でも自分達の犬はここらに居ないはずだし、
GPSで確認しても、犬は明後日の方へ行っている。
そしたら出てきたのが琴で(笑)
琴は鹿が倒れたのを見たら、帰って行ったそうだ。
またこのパターンだね😌
Uo・ェ・oU「あ〜あ😩私の鹿さん撃たれちゃったわ💧」
きっとあの時だわ。
2時間帰ってこなかった日だわ。
だいたい鹿の逃走ルートってのがあるので
それを読んで待ちを張っていて、犬が鹿を出してさえくれれば、このように獲れるのだ。
だから、琴や六が鹿を出してきて
たまたまその付近で待ちを張ってた猟師がいれば
撃つという事が何回かあるのだ。
親方は言った。
「あれは熟練工だな」
これを聞いて、ぷっ🤭なんか笑えた。
熟練工のこっちゃん・・なんか可笑しい🤭🤭ぷぷ
やはり親方も言っていた。
鹿を谷に落とすのはやるが、
谷に落とした鹿を上げてくるのは
そうはできる事じゃないと。
琴は谷から3頭上げてきたのと、
追ってる時と追いつめた時と鳴き方を
変えていたので、それもすごいと言われた。
だいたいウォーカーは同じ鳴き方。
琴は、鹿と猪でも鳴き方を変える。
だから行動を読みやすい。
先日、テレビで若い女性の猟のデビューと
いうのをやっていて、一部しか観てないんだけど
複数のおじさん達と3匹の犬で巻狩をしていた。
巻狩とは、何匹かの犬で獲物を追いつめて
いくのだが
こっちゃん・・ひとりで巻狩やってる😌
と思ったら、なんかそれも可笑しくなった。
あの時は鹿を7頭だったっけ??
何匹かで追いつめていくべきところを
こっちゃんひとりでやって、
すげぇ疲れきってたんだよな。
そりゃそうだよな。
ひとりで一生懸命、鹿の行く手に回り込みながら
やるんだから。なんかあの時も、
琴には悪いけど笑えてきたんだよ。
陸と一緒にやってた時は、
琴が追って、陸が行く手に先回りして
ふたりで追い込んでたんだから。
それを必死こいて、ひとりでやってるかと
思うと、
すごすぎて、逆に笑えてくるという😂
陸とケンカなんかするからよ。
だから一緒に山へ行けなくなるのよ💧
あのケンカ以来、タイミングみながら
また2頭引きできるか様子みたんだけど
ダメだね。
ふだんは平気そうに見えて、
でも何かキッカケがあれば、また絶対に
琴がやるから。
山で放したからといってケンカには
ならないはずだけど、
例えば2匹が私のとこへ帰ってきて
一息ついたタイミングでキッカケがあれば
やると思う。
琴みたいな犬だと、競る気持ちが
すごく強く出る瞬間があるのよ。