はじめて、🦌🐗を出さず
ただただ山を楽しむ事ができた。
この日は初めから六の様子が違った。
鹿の骨を拾い、かじりだした。
この前、🦌🐗を何頭も出した犬とは
思えないことをしている。
捜索せずに遊んでいる😲
呼んでも来ないので置いていく(笑)
そのうちに骨は何処かへほっぽった。
陸兄貴も楽しそうに走ったり、
谷に下りてみたり遊んでいる。
11才の陸は、2年前から半分遊びだして、
去年は鹿とカモシカを適当に追ってすぐにやめた。
今年は何もやらない。
陸「俺はもう散々やってきたし、何でも知っているし、わかりきっている。
止めるまで追うのは疲れるし、止めたからって
どうもないだろ。食う気もないし❢
だからもういいよ。」
陸に人のような思考があって話せたなら
きっとこんな心境だろう。
六は、5才までずっと陸、琴と3匹で山へ行っていて、
陸と琴より出しゃばった事がない。
2匹がいる時は、いつも犬と人との連絡係りを
していた。
つまり、下積み時代が長いのだ(笑)
生後3ヶ月から経験していた六は、
5歳ではじめて、陸とは別で山へ行った時、
兄貴がいないので、積極的に捜索して鹿、猪を出した。
もうすべて習得していて
しっかりと役目を果たした。
そんな六が今回は何もしない。
たぶん、兄貴が何もしないから
自分も出しゃばってやる必要がなく、
しかも兄貴がいると、いざという時安心で
自分が頑張る必要もなく、
遊びに徹することができたんだろう。
臭いと気配は感じとっているがやらない。
はじめて楽しむだけで過ごせた山。
なんて楽なんだ。
この10年で、何も獲物を出さなかったのは
2回だけ。
・連日バイクが山を荒らした後で
🦌🐗の気配がまるでなかった日
・雪が積もっていて捜索不可能だった日
(捜索というより追うのが困難)
皆がこの山には獲物がいないという山でも
3匹がいけば必ず見つけ出す。
それが、陸が11歳にしてはじめて
何もせず
平和な山を堪能した。これいいぞ(笑)
陸も🦌🐗のいる場所はわかった上でやらない。
途中で六を見失ったが
後で動画を見たら斜面上を左へ移動していく
六を発見(笑)