【5/13の小話】
今日もおつかれさまです
さとりです
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お局様は毎回わたしに
【暇なんだったら】
という言葉をつけて
仕事を頼みに来ていました。
わたしが暇ではないことを
わかっているはずなのに
どうして【暇なんだったら】
という言葉を添えてくるのか、
最初はわかりませんでした。
社内の人に【暇なさとり(わたし)】
という印象を刷り込むため
だったようで、
【暇なさとり】に
仕事を押しつける環境が
当たり前になってしまいました。
仕事を頼みにくる人は
【暇なさとり】を前提にしているので
一言の断りもなく
わたしのデスクの上に書類を
置いていきます。
一言もなく仕事の書類をデスクに
置いていかれるので断りにくい状況。
仕事が増えすぎて毎日2時間残業。
残業しても仕事が終わるばかりか
増え続けるばかり。
ストレスなのか高熱が出て
喉が枯れてしまいました。
そんな状況が半月続いて
さすがに社長がまずいと判断し
直属の上司に厳重に注意して
くれたので業務量が一時的に
減りました。
しかし、
人は一度楽を覚えたり、
癖になってしまったことは
やめられなくなるようで
ほとぼりが冷めたら
また仕事が増えていきました。
自分にできないことを
人に頼むのはよいけれど
自分でできることを
楽をしたいという理由で
誰かに押しつけるのは
違うと思いました。
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倦怠感は鉄不足から
