行きたいとこがあるというのに、行けないのは悲しいことだ。



行きたいとこがないのに、意味もなくさ迷わなきゃいけないのは不安になる。




どこかに行ってしまいたいのに歩くのも憚れるのは…本当につらいことだ。





それはある日の仕事中のことだった。



混みあう店内。



ひっきりなしに入るオーダー。



額からとまらない汗。



鳴り響く腹の虫。




まだいける。



まだやれる。





私はまだやれる!!







空になった大皿を二枚持ってパントリーにむかう。



右足を踏み出した瞬間














右臀部から膝にかけて





電気が走った。














たえるならば、めっちゃくそ忙しいかきいれ時に「ピカチュウ~♪」とかいいながら黄色いあいつがいつの間にか背後にいて、おもいっきしカンチョーされたかんじ。




うん



かなりちがう……




とにかくものすごい衝撃が右半身に走って自分でもわけわかめ状態。



変な態勢になりながらもなんとかその日の仕事を終えて、次の日病院にかけこむ。


だって痛くて寝れないくらいまでに発展したんだもの。





診てもらった結果




『坐骨神経痛』





あいやー



次から次へと故障が多い体だわな~



我ながら乾いた笑いしかでてこないよ( ;∀;)



そんなわけで




居酒屋でピカチュウに攻撃されたみたいにいきなりブリーズして倒れそうになってるやつがいたらそれは僕です。



指をさして笑わないように。






いや~


それにしても痛いんざますよ





もー、仕事いきたくね




ちーん