昨日フジテレビにて「知られざる"龍馬伝"世紀の英雄・坂本龍馬最大の謎と秘密の暗号」を鑑賞しました。
NHK龍馬伝以降、坂本龍馬効果は既に400億円以上になったようですね。私も幕末時代がとても好きなので毎週龍馬伝を観るのを楽しみにしております。

ドキュメンタリーの内容は、龍馬を暗殺したのは誰なのか?それにあたって「新政府綱領八策」を起草し、新政府の中心人物の名は故意に「○○○自ら盟主と為り」と残して誰を示していたのか、それがそもそもの暗殺のきっかけになったのではという内容でした。

龍馬暗殺においては様々な説がありますよね。新選組の近藤勇という説や、京都見廻組、紀伊藩、幕府、薩摩藩、土佐藩などです。ただ、一つ言えるのは誰に殺されてもおかしくない、だから様々な暗殺説が取り沙汰されているんですよね。

あくまで誤解を招くことを恐れて言いますが、坂本龍馬は論語の「君子は義を悟り、小人は利を悟る」でいう君子に相応しい人物と言われていますが、この時代坂本龍馬程利に走った人物がいただろうか?
その場その場で一番のキーマンと合い、亀山社中/海援隊を率い物々交換で成立させた薩長同盟、グラバーの指示のもと各藩に武器や機関船などを提供して国防の名のもとに商売を成立させた龍馬はどれくらい金を動かしていたかというと計り知れないであろう。

いつの世も金を持ちすぎると叩かれるのが常である。IT業界でいうとホリエモンなんかがそうではないだろうか。また、大義だけで実施していたら、そんなに叩かれる事もないのも事実。つまり渋沢栄一の「論語と算盤」ではないが、大義だけでは成立もしないし、利だけでは成立しない、大義を伴った利を得なければならないと思う。もちろん、龍馬に大義がなかったというわけではない。船中八策、大政奉還などを成立させ日本も民主主義を取り入れるべきと奔走したのは大義に値する。ただ、暗殺された背景からは少し利の度を超えすぎてしまったのではないかと私は思います。

いつの世も「論語と算盤」のバランスは程よくが一番良いのかな。
広告主が代理店を選定するにあたって重要視している基準ってなんだろう。
毎回顧客に訪問する際に必ず聞くことでもあるトピックだけど、今日は挙げられるだけあげてみようと思います。

■業界の知見と経験値
■マクロとミクロどちらとも考えられる視点
■会社としての信用度
■メディアリクルーティング
■メディアプランニング
■オペレーション
■クリエイティブ
■執着心
■スピード
■企画力
■タイミング
■自社サービス
■情報収集能力
■営業と顧客とのリレーション

おそらく経験上、上記のなかのどれか一つ、ないし組み合わせで顧客は潜在なのか顕在なのかで
選定基準を持っている。当社の強みは上記のなかでも、業界の知見/経験値とオペレーション、スピードでしょうか。

ただ、上記項目の大前提として考えなくてはならないのはあくまで広告主も代理店も箱であって
そこにいる人間対人間のやり取りの中で商売が生まれるのである。つまりコミュニケーション能力なくして
代理店の商売は成り立たないのである。かくいう私もとてもコミュニケーションが得意な方ではない。
なので、日々修練が必要なんです。