本日、所属している地区の珠算競技大会でした。

夏にも珠算競技大会が行われましたが、その時は4級以下の下級取得者のみの大会。
今回は制限なしの大会で、問題の内容的に2級以上が要求されるため、下級の生徒はおらずほとんどが1級〜10段までの生徒となります。

そして、今後行われる県大会への選抜メンバーを決める大切な大会でもありました。

私も子供の頃は毎年大会に出ていましたが、その頃は子供の数も多くそろばん人口も多かったので、まず教室内で競い合い、そこから選ばれたメンバーのみが参加できるという厳しいものでした。
ですが、現在は少子化ですしそろばんを習っている子もその頃に比べて減っているので、教室内からは大会のレベルの問題ができる生徒であれば出られます。(地区によるかもしれません。)

ただし、県大会、さらには全国大会へと進むとなると話は別。
かなりのレベルが要求されます。

この地区大会に出ている生徒の中にも全国大会に出場経験のある子が数人いましたが、珠算の問題もほぼ暗算でしていますし、スピード・正確性が桁違いです。
見ているだけでも楽しいですよニコニコ

それにしても、そろばんをやっていて上級になってくるとやはり集中力が違います。
「ようい!」の合図でグッと一気に集中して、計っている間は一瞬足りとも集中が切れる事はありません。
常に数字を目で追い、指を動かし、頭で考えています。
数字を見た瞬間、その数字をそろばんで弾きながら目は次の数字を追っているのです。

そう考えると、楽器を演奏する事も似ているかもしれません。
私の場合はピアノですが、指で鍵盤を弾きながら目は楽譜に向けて次の音を追っているのです。暗譜をしている場合はまた別ですが照れ

楽器もそろばんも、間違いなく脳にいい影響を与えてくれると思います。
子供の習い事にはやはりオススメですよウインク

ちなみに読んでいて気付かれましたでしょうか?

【そろばんを弾く(はじく)】も【ピアノを弾く(ひく)】も同じ【弾く】という漢字を使います。

そこも共通していますね音譜
私は気付けば子供の頃から好きだった二つの【弾く】を仕事にしていたという事です。

こういう仕事ができる環境を作ってくれる周りの方々にあらためて感謝したいです。