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いつもお読みいただき、ありがとうございます。子どもの睡眠コンサルタント、森田麻里子です。
ねんねトレーニングをやりたいと思っても、うまくいくかどうか不安がありますよね。泣いて全然効果がなかったらどうしよう、とか、一瞬良くなってもすぐに元通りになってしまったらどうしよう、とか。
では、その不安はどうしたらなくなるでしょうか?
答えは、とにかく、睡眠の土台を整えることです!
ねんねトレーニングは子どもに「自分で寝つく方法を教えてあげること」です。でも、子どもの気持ちになって考えてみて下さい。
まだ全然眠くないのに、もっと遊びたいのに、ベッドに入れられたら?
ライトがまぶしくて音がうるさくて、全然リラックスできない環境で急に寝なさいと言われたら?
困りますよね?泣くのも仕方ないと思いませんか?
ねんねトレーニングを始める前に、まず体内時計を整えて、就寝時間になったら眠くなるような生活スケジュールを組み、リラックスできる睡眠環境を整えてあげる必要があります。
これが、睡眠の土台です。
土台が整えば、ねんねトレーニングの成功率はぐっと高まります。トレーニング中の泣く時間も最小限に抑えられるはずです。
そもそも、この土台を整えるということは、れっきとした睡眠障害の治療法です。土台が整ってしまえば、ねんねトレーニングが必要ない場合だってあるのです。
そしてもう一つ、子どもの場合で大切なのは、子どもの心を満たしてあげることです。
なにも、お母さんが一日中ずっとつきっきりでいなければならないとか、泣いたらすぐに反応してあやしてあげないといけないとか、言っているわけではありません。
子どもの心を満たしてあげるためには、お母さん・お父さんや育児者自身の心が満たされていることが大切です。やらなければいけないことは多いでしょうが、優先順位を決めて、やらないことを決めてください。
私の優先順位は、私自身が休むこと、自分の時間を持って好きなことをすることです。離乳食は多少つくりますが、バリエーションはないですし、ベビーフードも毎週使っています。掃除も毎日はしないし、料理はキット頼みで作り置きもほぼしなくなりました。
そのかわり、一日に少しでもいいから、子どもにだけ集中して一緒に過ごす時間を作るようにしています。
一日中子供と一緒にいても、案外遊びながら家事や仕事のことを考えていたり、テレビやスマホを見ながら上の空気味だったりすることってありませんか?大人がバタバタしていたり、イライラしていると、必ず子どもに伝わります。時間は量より質!短い時間でも、笑顔で集中して子どもと過ごす時間を作ってみて下さい。
次の記事では、その他の睡眠の土台の整え方について解説しています。
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