【2023引退ブログ】

NO.2 川嶋那美

「4年間を振り返って」

《プロフィール》

学年：4年

学部学科：現代心理学部心理学科

出身校（チーム）：江戸川学園取手高等学校

ポジション：MF

背番号：12

最近ハマっていること：ソリティア

試合前に聴く曲：特にありません

自己PR：知らない人の結婚式や卒業式で泣ける自信があります

他己紹介:

間違いなく、この4年間で一番成長した選手。

初めの頃はメニューを理解するのに必死で（今もかもしれないけど‥笑）、何とかついていっていた那美。

初心者の状態で入部して、初めは初心者の先輩もいたけど年々初心者が減っていく中で環境が変わり、なかなか試合に出ることが出来ず苦しい期間が長かったと思う。

でも、そんな中でもひたむきに努力し続けて、分からないところがあったら周りの人に聞いて、日々成長していくその姿は多くの選手に影響を与えていたと思います。また、リフティングを日々コツコツ続けて、着実に回数を伸ばしているとのこと。

（リフティングは目標達成出来そう？）

この前の試合では、なみの緩急のあるドリブルと瞬足を活かして、サイドから突破を仕掛けていて本当にかっこよかったし、嬉しかった！

そして、千葉から片道約２時間かけて富士見に通い続けて、始発の日もある中でよくここまで通っていると思う。

話していく内に、なみの面白い部分がどんどん出てきて豊富なワードセンスを持っていて話していて何度も笑わせてもらったよ。私が予想する回答の斜め上の回答が返ってくることも多々あって、つかみきれない部分がいまだにある笑。

また、漫画の好みが似ている部分があって、あまり共感してもらえない話が出来て嬉しかったし、どこか感性が似ていてつい沢山話してしまうことが多かった。

勉強に部活に大変だったと思うけど、図書館に通って自分の目標に向けて頑張り続けていた那美。私が図書館に行ったら、ほとんど図書館にいたほどの勉強量。

ひたむきに努力し続けた、

独特の世界観を持っている那美のサッカーに対する秘めた想いを読むのが楽しみです。

ぜひご一読ください！

島田亜樹帆（4年・副将/スポウエル）

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あきほ紹介ありがとう

リフティングは引退までに間に合わなそう。どうしよう笑

あきほはmbtiが一緒なこともあり、考え方や好きなものが近いことが多かったね。でも漫画はブラックジャックくらいじゃない？次は星新一展があれば一緒に行こうね。

独自の世界観うんぬんは褒め言葉と捉えておくね。「掴み切らせてたまるか」という思いで日々頑張っています笑　

でも、あきほも同期の誰かが成人した時、第一声が「これからは実名報道されちゃうね！」だったし、人のこと言えないと思う…

あきほのことは、ある時は普段は持ってないものまで4次元リュックに常備していて、貸してくれるので「ドラえもん」と呼び、またある時はプロの心理士顔負けの傾聴力を持っているので「野生のカウンセラー」と呼んでいます。こうしたよくわからない異名を苦笑して見逃してくれるあきほが大好きです。

そろそろ本題に入ります。

引退ブログ2人目を担当する、現代心理学部心理学科4年の川嶋那美です。

よろしくお願いします。

まず始めに、今シーズンもチームを支えてくださったサッカー部の関係者の方々および応援してくださった方々に心より感謝申し上げます。チームの勝利を自分のことよりも喜んでくださったり、なかなか勝てない試合が続いても応援に来てくださる方がいらっしゃるというのは本当にありがたいことだと思います。きっと自分が実感しているよりも、多くの部分で支えられているはずです。今シーズンも本当にありがとうございました。

さて、ついに引退ブログですね。

この4年間はうまくいかないことばかりの4年間でした。でも、その時その時でできることをやって来たので、後悔はありません。ただ、やり方の工夫はもう少しできたはずなので、今後の人生に活かしていこうと思います。

4年間、マイナスをゼロにすることに取り組んできました。試合に出て活躍する選手になるというのは、ゼロをプラスにすることであり、私はそれ以前の段階から取り組まなければなりませんでした。

1、2年の頃はなんとかして上手くなりたかったです。別に試合に出て活躍したいとか、サッカーを楽しみたいからではありませんでした。上手くなれば、チームの足を引っ張ることや怒られることが減って、辛さがちょっとはなくなると思っていたからです。でも、結局どれだけ上手くなっても辛くなくなることはないと気付かされました。上手い選手はその分高いレベルの要求がされるし、自分のプレーでチームの勝ち負けが変わってしまうプレッシャーの中で戦わなくてはなりません。このチームにいる以上は、コーチもトレーナーもマネージャーもスタメンもサブもリハビリも平等に楽ではないのだと思います。でも、そのことに気づかされてなぜかちょっとだけほっとしました。しんどさの中で何ができるか、という方向にシフトできたからです。

そこからラントレをしたり、迷走してハーフマラソンを走ったりしていました。何はともあれ、あきほの古巣であるラガッツァとの試合は、自分の成長が感じられて嬉しかったです。

昨シーズンは4年間で1番辛い1年でした。おそらく2年生以上は同意してくれると思います。少しノイローゼ気味で、YouTubeでサッカーの動画のサムネイルを見るだけで嫌でした。練習に行くのもすごく怖かったです。それでも、オフの日に1人で富士見に行って、自主練をしました。もはや上手くなりたいとかもなくて、自分が決めたことを曲げてはいけないという強迫観念しかありませんでした。

今シーズンは気がついたらもう終わりそうです。個人的なものから環境的なものまで色んな要因が重なり、昨年よりサッカーに前向きに取り組めたシーズンでした。みんなにとってどういうシーズンだったかは人それぞれだと思いますが、みんなが死に物狂いで残留を掴んだことは本当にすごいし、きっと何よりも価値があります。

サッカー部に入部していなかったら、どんな4年間を過ごしていたのかなぁと考えることがあります。でも、どんな4年間を過ごしたとしても、うまくいかなさや情けなさ、日々感じる不安感から解放されることはなかったでしょう。どこでもしんどいなら、このチームで4年間過ごせてよかったのだと思います。

おそらく、部活を引退しても、どこに行っても、劣等感や無力感から脱却できることはないと思います。でも、やり続けるしかないです。その先に得るものがあってもなくても、その時その時を精一杯取り組んでいこうと思います。

先に引退された先輩方へ

女子チームの前身組織であるDESAFIOを作ってくださったほのかさん（20卒）、めいさんとあいみさんの代（21卒）、ななみさん達の代（22卒）、いくのさん達の代（23卒）とたくさんの先輩方がいたからこそ今の女子チームがあり、誰か1人でも欠けていたら、また違ったチームになっていたのかなと思います。

先輩方にはたくさんお世話になりました。引退後も練習や試合を見に来てくださる先輩がいたり、ご飯に連れて行ってくださる先輩がいたり、SNSなどを通じて応援してくださっている先輩がいたりと、本当に恵まれていると感じます。現役時も引退後も本当にありがとうございました。またお会いできたら嬉しいです。

後輩のみんなへ

たくさん迷惑をかけてしまってごめん。みんなとのレベルの差を痛感するたびに、それまで積み上げてきた努力の大きさを感じました。みんなは本当にすごいと思う。中高で部活に勤しんできたのに、大学でも厳しい環境で頑張ろうという決断をしたことも、夜練と朝の一限での繰り返しで、まともに寝られない中で生活していることも。サークルに入ってチヤホヤされる選択もあったはずなのに、土砂降りの中でグラウンドに向けて自転車を漕ぐ生活をする方を選択したのは、きっと部活にしか味わえない思いや経験があるからなのかな。

おそらく、上手くいく兆しが見えず目の前が真っ暗に感じたり、不満や苛立ちを抱えてしまうこともあると思う。でも、ずっとサッカーを続けてきて、これまでもそうした困難を乗り越えてきたみんななら絶対に大丈夫。これまでやってきたことを信じて、たくさんの人を頼って、残りの日々を後悔しないように生き抜いてください。

心理学科ぽいことをいうと、もし生活が立ち行かなくなるくらい悩むことがあれば、学生相談所を頼って欲しい。チームメイトやスタッフには言えない感情や悩みを聞いてくれて、一緒にどうしたらよいかを考えてくれます。自分の人生にそこでしか関わらない第三者だからこそ話せることもあると思うし、どんなに人には言えない思いを抱いていたとしても受け止めてくれるはず。みんなは優しくて真面目だから、思いを溜め込んでしまう人もいると思うので、どうか使える資源を活用して欲しいな。

みんなのことを本当に尊敬している。今までありがとう。

（全員名前出すのは大変なので、個人へのメッセージは手紙で書くね）

同期のみんなへ

みんなが同期で良かったです。4年間ありがとう。

あきほ

あきほは中盤で困った時にボールを受けてくれて、安全な方に運んでくれるイメージがある。あきほは予想外の怪我になって、でもそこで辞めるという選択はせず、学生コーチとしてできることをしようという決断をしたことを心から尊敬している。本当に悩んだだろうし、今まで見たことがないくらい苦しんで、悔しそうにしている姿を見てきた。それだけチームやサッカーに対する強い思いがあったのだと思う。それでも、どうしようもない理不尽が降りかかっても、やれることをやってきたあきほはすごい。不本意でも、どうかこの4年間やってきたことを誇りに思って、引退して欲しいな。

（と思いきや、来年もチームに関わり続けてくれるみたい。引き続き、野生のカウンセラーとしてみんなの心を癒してあげてね。）

さき

さき（4年・主務/福祉）のすごい速度のパスやシュートを見るのは楽しかった。根拠のない不仲説を吹聴されているけど、個人的にさきのことはかなり好き（片思い?）。めちゃくちゃ全力でプレーするところも、いつも明るく前向きでいようとするところも、就活のオンライン面接で予想だにしない質問がきたら、画面が固まったフリをして考える時間を稼いでいたところも。

どれも私が「こうありたい」と思って色々やってみたけど、うまくできなかったことだから（最後は違う）。それであり続けられるってことがどれだけ大変で、すごいことか私にはわかる。

練習の時、さきが励ましてくれる声は印象に残っている。あれで結構頑張れた部分がある。本当にありがとう。

まどか

「どこまで行くのだろう」とみんなをドキドキさせる縦突破にさらなる磨きをかけているまどか（4年・主将/福祉）。今年のまどかはめちゃくちゃ大変だったね。主将として背負ってきた責任も、プレッシャーも言葉では到底表せないものだと思う。でも折れずにやり続けたから、関カレ最終戦で得点できたのだと思う。まどかが得点を取ったのは自分ごとみたいに嬉しかった。試合後に挨拶するまどかがすごく自慢に感じた。絶対に、誰がなんと言おうとまどかが主将で良かった。

ピッチ外でも、まどかの面白い話を聞くのは楽しかった。最近は一年生と仲良しで、一抹の寂しさを覚えることもあるけど、私も独り立ちする時期なのかも笑

就活の時とか、数え切れないくらい恩があるし、感謝してもしきれない。本当にありがとう。

このみ

ピッチ全体をよく見ていて、ダイレクトの精度がピカイチなこのみ（4年/経営）。怪我をしなければどんな４年間になったのかな。そもそも、コロナ禍の中で入学することがなければ、もしかしたらこのみは女子チームにいなかったかもね。このみとペアの時だけはミスを恐れずのびのび取り組めていたから、私にとってはこのみが女子チームに入ってくれて良かった。

3度目の大怪我をする不安や恐怖と闘いながら、痛みを我慢しながらのラストイヤーだったと思う。ゆうみさんとしっかり相談しながら、なんとかやってこれて良かった。この４年間、色んな思いを抱えながらも、最後までやり切ったこのみは本当に偉い。別に試合に出られなくても良いと言いつつも、ご家族にサッカーをしている所を見せたいという思いもあって、結構大変そうだなぁと思って見てた。

残りの日々もみんなで頑張ろうね。

スタッフの皆様へ

たくさんサポートしてくださり、ありがとうございました。

ゆうみさん

選手のために、たくさんの犠牲を払ってサポートしてくださったゆうみさん（M2/スポウエル）。オーバーワークで体に異変が生じた時もありましたね。今年は大学院と専門学校で忙しいなか、時間の合間をぬって部活に来てくださり、全ての選手がパフォーマンスを発揮できるように力を尽くしてくださったことに心から感謝しています。ピッチ外でも、GPSや心拍データをまとめたり、怪我の選手のケアをしたりと尋常じゃない量の仕事をこなされていたと思います。本当にありがとうございました。

すみれ

目が何個あるんだろうと思うくらい色んなところに気を回してくれて、ピッチ内外でたくさん助けてくれてありがとう。自分の係ではない仕事のことまで気にかけてくれたり、自ら率先してモチベーションビデオやミサンガを作成してくれたり、新歓の投稿を考えてくれたりと、すみれ（3年/法）なしでは今シーズンも乗り切れなかったと思う。誰よりもチームのことを考えてくれて、1人でそんなに頑張ってきたことに尊敬しかない。いつも助けられてばかりで、あまりサポートできなくてごめんね。

ふーさん

今シーズン、ふーさんが加入してくださったことは本当に大きかったです。1年生を女子チームに引き入れるために暗躍されていたそうで、本当に感謝です。

ふーさんのメニューはいい意味で嫌なところを突いてくるというか、苦手意識はありつつも誤魔化している部分をかなり鍛えていただきました。わからないことを丁寧に教えてくださったり、試合の後、負けても勝っても出てない選手までハイタッチしてくれたりするところが好きでした。1年間ありがとうございました。

水島さん

たくさん叱咤激励してくれて、たくさん指導してくださったのに、あまり上手くならずごめんなさい。願わくば、試合でチームに貢献して、水島さんへの感謝を伝えたかったです。誰よりも熱心で、きっと色々なものを犠牲にして選手に向き合ってくださる水島さんをとても尊敬しています。

他のコーチにも言えることではありますが、「好きなこと」を仕事にできるくらいやりこんでこられたことや、それを仕事にすると決めたことはすごいと思います。私にはそこまでやりこんできた好きなことはないし、好きなことをやるというのはいつでも楽しいというわけではないからです。コーチという仕事は自分の思いや努力が結果に直結するわけではないので、割に合わないこともたくさんあるのだろうなと思います。

それでも、4年間ずっと、これ以上ないくらい熱心に指導してくださったことを心から感謝しています。ありがとうございました。

他にも、安松先生や、男子チームのコーチの方々にも感謝申し上げます。

安松先生がいなかったら、女子チームのみんなに会うことはなかっただろうと思うと、色んな人のお陰で今があるのだなと実感させられます。男子チームのコーチの方々は、女子チームの選手の顔と名前まで覚えてくださり、声をかけてくださって嬉しかったです。時折女子チームの練習にも参加してくださり、たくさんアドバイスをくださりありがとうございました。

女子チームは毎年成績を上げていて、これ以上ないくらい順調に見えます。これもサポートしてくださる方とチームのみんなの弛まぬ努力によるものでしょう。ただ、少し心配でもあります。努力すれば報われるっていうのは嘘ではないけど、報われなかったら努力がなかったことにされてしまうことが往々にしてあるからです。いつか上手くいかなった時に、みんなが自分を責めてしまうことがないように願っています。

冗長になりすぎてしまうのも嫌なので、この辺りで終わろうと思います。後輩のみんなの努力が報われることを強く願っています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

お気に入りの写真（前列一番の右）

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島田亜樹帆（4年/MF）

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