かなり昔話しで恐縮だが、若貴が入幕間もないころ、初顔からそれぞれに私は3連勝と負けなしだった。

あれは貴花田相手に3連勝決めたあと支度部屋からの帰り、国技館内の審判部の前を通った時、当時審判部だった二子山親方に呼び止められた。

「琴富士、あまり ガイ にするなよ」  *ガイ 痛めつける、無茶する (この場合私が勝っているため)

それは親方の圧力ではなく親のそれだった。

 

次の場所から二人は、<若乃花><貴乃花>と改名

私は勝てなくなった。

新聞記者に「若花田、貴花田には勝てるけど<若乃花><貴乃花>には勝てない」とコメントした。