[アメリカン・グラフィティ] | 力道の映画ブログ&小説・シナリオ

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映画ブログです。特に70年代の映画をテーマで特集しています。また自作の小説、シナリオもアップしています。

ジョージ・ルーカス監督・脚本。フランシス・フォード・コッポラ製作。グロリア・カーツ、ウィラード・ヒュイック脚本。ロン・イブスレイジ、ジャン・ダルクイン、ハスケル・ウィクスラー撮影。73年、アメリカ映画。

DVDにて再観。62年、カリフォルニア州モデストを舞台に、高校を卒業した若者たちが共に過ごした最後の夜を描いた青春群像劇。監督のジョージ・ルーカス自身の体験をベースにしている。

奨学金を獲得して、都会の大学に旅立つカート(リチャード・ドレイファス)とスティーブ(ロン・ハワード)。カートは出発を躊躇い、彼の妹ローリー(シンディ・ウィリアムズ)は母校のダンパでスティーブに別れを切り出され。走り屋のジョン・ミルナー(ポール・ル・マット)は年端も行かないキャロル(マッケンジー・フィリップス)の相手をさせられる。眼鏡のテリー(チャールズ・マーティン・スミス)はスティーブに車を借りブランドのデビー(キャンディー・クラーク)を引っ掛け…。
 カートはファラオ団に絡まれ、伝説のDJウルフマン・ジャックに会う。テリーはローリーを乗せたボブ(ハリソン・フォード)と競争になり…。先に旅立つカートを見送るメンバーたち…。

バックを彩るフィフティーズの名曲、ローラースケートのウェイトレスが来るドライブ・カフェ。クラッシックなオールド・カー、ナンパ、ダンパ、恋、音楽、古き良き夢を見れたアメリカと、対比される字幕が伝えてくるベトナム戦争以後の現実。青春映画の傑作の一本だ、