昔のドラマ

ひとつ屋根の下

久しぶりに観てた真顔


思いだした。


いや、

忘れてたわけじゃない。


一生忘れることはない出来事。


もし似た経験されてたり、

思い出して辛い人は読まないで下さいね。

私も約20年経った今だからこそ、

レイプ未遂の話しを

知らない人にも話せるようになったので。

ただ、

誰にもこんな経験してほしくないから、

伝えたい。


【あれは19歳だった。

夕方道を歩いてたら、

薄暗くなってきて、

「暗くなってきたから急ご」

そう思ってイヤホンを両耳に入れ

早歩き。

怖いから、

後ろを見ながら歩いてたはずなのに・・・


急に後ろから口をふさがれ

「声だしたら殺す」

そう言われ人目がつかない場所へ。


何が起きたらわからない。

怖くて声が出ない。

崖の上辺りに連れていかれた。

仰向きにされ服をまくりあげられ、

唇が近付く。


途中逃げようとしたけど、

後ろから首を絞められ断念。

「殺されるより我慢か」

急に静かになる自分。

自分でも不思議なほど静かになった。


やられる、、、


そう思った瞬間、

犯人は笑いだす。

自分でも頭がおかしくなって、

「いえ。大丈夫です。

でも今日だけは無理なんです。」

何を言ってるのか自分でもわからない。


バラバラになった荷物を集め謝る犯人。


「わざわざすみません。」

頭がおかしくなった私はそう言った。


なんでお礼を言ってるのかわからない。


最後までやられてはない。

それは確か。


生きてる。

それも確か。


一生忘れれない辛い経験。

それも確か。




犯人との会話は次回へ続く・・・