大宮妄想です。
自己満足の世界です。
皆さんのイメージと異なってもスルーしてください。
文章は拙いですが気にしないで下さいませ。




「佐伯様、お召し物はいかがですか?」


さっき案内してくれた従業員

声が聞こえたと同時に

佐伯の手で口を塞がれた


「んんッ!」

「もう少し時間かかりそうなんで
ここお借りしても大丈夫ですか?!」

「かしこまりました。
終わられましたらお声掛け下さい」

「はい。ありがとうございます」


っ、行ってしまう!


「んんッ!」

「ほらな♪諦めろよ♪」

「やめっー」


すごい力でぐっと頬を包まれ

佐伯の唇が重なりそうになった時


「佐伯様」

『えッ?!』


智が俺達の真横に立ってた


「服は乾いたようですので
部屋を空けていただけますか?」

「ぁ、いやっー」

「当店ではこのような行為は
お控えいただいてるはずですが?」

「ぇ?」

「っ!」


いや、智この間シたじゃん、俺に///

客側はダメでも

従業員はいいのかよっ///


「トラブルの元になるような行動は
お控えいただくよう
お伝えしているはずです」

「すっ、すみません」


佐伯の手がようやく俺から離れ

俺の体も解放された


はぁ・・・


佐伯がソファにシャツを取りに

背を向けた時

ちらっと智を見ると目が合って

思わず視線をそらした

ゆっくり俺に近づいてきたと思ったら

開いてた胸元をスッとなおしてくれて

指が軽く肌に触れて

ビクッと体が反応してしまった


「っ///」

「ふ♪」


何なのっ///

何なのッ///?!


そんな俺の反応を見たのか

佐伯が


「そ、いえば二宮
智さんの事、気になってるらしいですよ♪」

「ちょっ///」

「諦めろって言ったんですけど♪」


佐伯の言ってる通りなら

智は特定の人は付き合わない

だから自分が言うことで

可能性がないことを

俺に知らしめたい為に

あえてこの場で

言ったんだと思う

さっきの俺の言葉を否定すると

また佐伯に何かされそうだしっ

かといって認めると

智が調子にー
 

「それは嬉しいですね♪」

「へ///?」


智の手がそっと頬に触れて

少し耳の方まで滑らせて

指で耳を挟んでくる


「んっ///」

「反応がまた可愛らしい♪」



も、何だよっ、俺の体ッ///

前もだったけど

やっぱり俺・・・///


「っ・・・言ってやって下さいよ♪
諦めろって♪そしたら二宮もー」

「どうしてですか♪?
特に断る理由はありませんが♪」


『えッ?』


「んふふ♪お顔が真っ赤ですね♪」

「ぇ///?」


ぁ・・・じゃ、やっぱりセフレ、的な?

昨日告白してた人の事も

断る理由はないよね・・・


「さ、智さんはっ、特定の人は
作らないんじゃっ」

「よく言われますが、誰がそんな事を?」

「ぁ、いやッ、智さんに告白した奴が
そう、言ってて」

「変な噂がひとり歩きしてるようですね」


じゃ・・・

昨日の人とはどうなったんだろ・・・

さっきのは

その場しのぎの言葉かもしれないのに

智の真意なんて

気にすることないのに


「ぃ、いくら智さんでもッ
二宮はダメですッ!!」

「どうしてですか?」

「二宮はノンケですよ?!
それに、俺が前からー」

「受けるか受けないかは
二宮さんが決めることではありませんか?
そこにゲイだのノンケだの
関係ないと思いますが」


智は佐伯から見えない

左側の耳に


「その中心のモノ、あの男に気づかれると
まずいんじゃないか♪?和也♪」


バレてるしっ///


「ぁ、のっ、俺、トイレにー///」

「どうぞ♪」


智はスッと避けて扉を指し

引き留めようとする佐伯を制してくれた




「んっ///」


また店でこんなっ///

"和也"

「ぁっ///っ、ふ、ぁ///」


はぁ・・・まじ最悪///


佐伯に迫られた時

少し反応しそうになったけど

それよりも恐怖心のほうが強かった

あんな状況でも体って反応するんだな

なのに智に少し触れられたら

元気になっちゃって・・・///

佐伯にバレなくてよかった

バレてたらもっと強引になるかもしれない

そう思うとゾッとする

今までただの同僚だと思ってたのに

佐伯はそうじゃなかった

トイレから出たら

どうしたらいいのか・・・

シャツはボタンがなくて

胸元を隠せないから

開けた状態で店内に戻ると

佐伯の姿はなく

カウンター内に智がいた


「こちらへどうぞ♪」

「ぁ、はい・・・佐伯は?」

「お帰りいただきました♪」


カウンターの席に座ると

お酒が出てきて

お店側からの奢りたと言われた


「ぁ、ありがとうございます」


酒を飲もうとグラスを手に取ると

智の顔が近づいてきて


「スッキリしたみたいだな♪」


そう言われ顔が熱くなった

出したのバレてるし///