白く健康な「歯」を維持するために…『歯磨き粉』の化学成分と正しい選び方(その①) | かずのすけの化粧品評論と美容化学についてのぼやき

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突然ですが今日は『歯みがき粉(歯磨剤)』についてお話したいと思います!(^o^)ゞ

 

 

歯磨き粉なんて化粧品と関係ないじゃないか!と思う人もいるかもしれませんが、

 

いえいえ、そんなことはありません。

 

実は歯磨き粉って立派な化粧品の仲間なんですよ!

 

 

様々な化粧品と同じく薬機法の定めを受けているアイテムですし、

 

実際に成分の構成等もちょっと似ているところがあります。

 

 

ただ歯磨き粉にも「化粧品」として登録されてるものもあるにはありますが、

 

実は近年販売されている歯磨き粉のほとんどは「薬用」という文字が書いてあるものばかりだと思います。

 

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これは『医薬部外品』という区分に該当するアイテムが持っている称号のようなもので、

 

ちょっと医薬品に近い効果を持っている化粧品がこれに当たるわけです。

 

知ってる?【化粧品】と【医薬部外品】の違いと見分け方

 

詳しくはこの記事を参考にして頂けると良いのですが、

 

 

基本的に歯磨き粉のほぼ全てが「医薬部外品」と言っても過言ではない状況なので、

 

今回の記事ではこれを前提にお話したいと思います。

 



歯磨き粉については化粧品以上に成分なんか詳しく見て選んだことがない、と言う人が多いと思うのですが…

 

「歯」っていうのはお肌と違ってターンオーバーで新しくなったりしないので、

 

ちゃんと守っていかないとすぐに悪くなってしまいます。

 

しかも歯をないがしろにしていると、非常に重大な病気などにも関わるとも言われているので

 

なんなら歯磨き剤はお肌の化粧品よりもしっかり吟味して選んだ方が良いかもしれないアイテムなんですよね(^_^;)



まぁ僕もこれに気付いたのは比較的最近のことで、

 

歯磨き剤の選び方自体をじっくり考えるようになったのはここ数年くらいの話です。

 

そのためすでに手遅れでお逝きになった歯が何本もあるのですが…(苦笑)

最近ではかなり考えて色々選んでます!

 

(おかげで歯を褒められることが、たまにあります。たまにね。笑)

 

 

で、かずのすけが現在利用している歯磨き粉(歯磨き剤)をいくつか紹介しつつ、

 

どうしてこれを選んでいるのか、成分の化学的特性などを交えつつお話してみます!

 

 

 

◎かずのすけが実際に使用している歯磨き剤と歯ブラシについて

 

 

それで、

 

実は僕、普段使用している歯磨き粉…というか「歯磨き剤」は、実はひとつではありません。

 

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冒頭の写真に載せているものが一応うちに置いてる歯磨き剤で、

 

奥から

  • ガム デンタルペースト(サンスター)
  • アパガード プレミオ(サンギ)
  • オーラ2 プレミアムステインクリア(サンスター)
  • アパガード リナメル(サンギ)
  • ピュオーラ 泡で出てくる歯磨き(花王)

になります。

 

それぞれ各々に特徴があり色々使い分けています。

 

(ただ実はこの中のひとつは最近スタメン落ちしました。次回説明しますが、良かったらどれか当ててみて下さい。笑)




実は歯磨き剤って「有効成分」が各々違っていますので、

 

一つの製品をずっと使い続けるよりも色々な特性を持った製品を複数用意して

 

各製品の特徴を活かして状況に応じて使い分けるのが良いと僕は考えています。

 

 

なので重要な要素として

 

・歯磨き剤は複数用意して使い分けるべし!

 

というのが歯磨き粉選びの最初のポイントなのかなと思います!

 

 

 

あとちなみに、

 

僕が利用している歯ブラシは

 

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BRAUNのオーラルBっていう電動歯ブラシを5年くらい使っています。

(これは3ヶ月位前に買い換えましたがこれまでも同じやつの旧モデルを使ってました)

 

 

結構良いお値段がするんですが…僕よくコーヒーを飲むのでステインオフのために使っています(;^_^A

 

これは安く売っている震えるだけの電動歯ブラシとは違い、

 

歯医者さんで利用されてるのと同じ回転式です。

 

やはり普通の歯ブラシとでは歯の表面の黄ばみの落ち方が全然違います…!!

 

(成分とはあまり関係ないですが;)

 

 

 

◎歯磨き剤の正しい選び方その①…お口に優しい発泡剤を選ぼう

 

 

歯磨き剤に配合されている「発泡剤」という成分、

 

実はこれはいわゆる『界面活性剤』と呼ばれるものです。

 

 

大半の製品には「ラウリル硫酸ナトリウム」という成分が配合されているのですが、

 

化粧品に詳しい人はご存知のとおり、なかなか刺激の強い成分です。

 

飲んだりしたときの毒性等は低いのですが、口腔内の粘膜に刺激を与えてしまったり、

 

流し残しの成分が唇に付着したりすると唇荒れを起こしたり、

 

洗浄力も高いので口周りがパサパサしがちになります。

 

 

 

市販だとかなりの製品にこれが入っているのですが、

 

入っていないものも稀にあります。

 

例えば僕が普段から1番使用頻度が高く、気楽に使える歯磨き剤「ガム」です。

 

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ガムの全成分は以下のようになってまして、「発泡剤」というところに着目してください。

 

 

ご覧のように「アルキルグルコシド」という成分が配合されています。

 

これは非常に低刺激の『非イオン界面活性剤』というタイプの発泡成分で、

 

タンパク質を壊さないとてもマイルドな成分になります。

 

(あと清掃助剤に入っている「ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン」も両性イオン界面活性剤といって、とてもマイルドな成分です。)

 

 

 

ラウリル硫酸Naなどに比べると発泡力はやや乏しいですが、

 

口腔内の粘膜に優しく、口内が乾燥しにくいため1番気軽に利用できます。

 

あと市販で普通に買える(特に高くもない)のも魅力的です!

 

 

 

◎歯磨き剤の正しい選び方その②…硬すぎる「研磨剤」を普段使いするべからず!

 

 

 

さらにもうひとつ重要な要素として、『研磨剤(清掃剤と書かれている場合も)』というものにも注目したいです。

 

 

「研磨剤」とは簡単に言えば歯の表面を削るための粉です。

 

歯磨き剤は現在はその主成分にはこの研磨剤が配合されています。

(特にペースト状のものは)

 

 

研磨剤が柔らかいとあまり歯の表面を削らないので優しい反面汚れがあまり落ちません。

 

逆に硬い研磨剤を使っていると歯の表面をかなり削るので汚れが落ちやすくステイン汚れなども除去しやすいです。

 

ただしあまりに硬い研磨剤を普段から常に使用していると、

 

歯の表面のエナメル質を過度に削ってしまい虫歯などになりやすくなる

 

という説もあります。(これは僕もその通りだと思います)

 

 

そのため、研磨剤を正しく選ばないと虫歯を助長したり、知覚過敏が悪化するなどの懸念もあります

 

 

 

その選択基準として僕が拙著最新刊の「秒でわかる!最強の家事」で紹介しているのが、

 

研磨剤の「モース硬度」を比較するという方法です。

 

 

歯の内側は「象牙質」、歯の表面は「エナメル質」という物質で構成されているのですが

 

このエナメル質の『モース硬度』が、6~7程度と言われています。

 

 

モース硬度が高いものほど、硬度が低いものを削れるので、

 

エナメル質より硬い研磨剤が配合されている場合は、

 

あまりに長時間磨き続けると汚れだけでなくエナメル質自体もかなり削ってしまう心配があるのです。

 

 

 

それで、実は殆どの歯磨き剤の研磨剤が『無水ケイ酸』という、ガラスの主成分にもなっている成分です。

 

これがモース硬度7なので、エナメル質とほとんど数値的には同じですが、

 

ずっと磨いているとエナメル質も削れるかも…くらいのギリギリのラインです。

 

(あまりに長時間やり続けなければ特に問題はないと思いますが、知覚過敏などで歯が過敏な場合は避けた方が無難です。)

 

 

 

で、一応現在研磨剤として使われている最も硬い(と思われる)成分

 

『アルミナ(酸化アルミニウム)』という成分なのですが、

 

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僕もたまに使用しているこちらの「オーラ2 プレミアムステインクリア」に配合されています。

 

 

基本の清掃剤は無水ケイ酸ですが、

 

「清掃助剤」に『酸化Al(シャイニーホワイト成分)』とあり、

 

Al=アルミニウムですのでこちらがこのアルミナに当たります。

 

 

こちらの成分はモース硬度が『9』なので硬度6~7程度のエナメル質は簡単に削ってしまいます。

 

 

そろそろステインが溜まってきたな、と思った時に電動ブラシでウイーンとやってると1~2分足らずで歯のトーンがかなり変わりますね。

 

目で見て分かるレベルで一気に汚れが落ちるのですが、

 

その分研磨力も非常に高いので毎日の使用はあまりお勧め出来ません。

 

 

僕は週1くらいでしか使わないです。

(発泡剤がラウリル硫酸Naなのもあり口の中がパッサパサになるのが苦手という理由も。笑)

 

 

 

特に知覚過敏などで歯が過敏になっている人は極力使わない方が良いと思います。

 

 

歯は丈夫だけどステイン(黄ばみ)が気になる!という方は是非このアイテム試してみてください(^_^)ゞ

(電動歯ブラシとの組み合わせが最強ですよ!!)

 

 

 

 

◎歯が弱っている時や舌磨きには『無研磨』の歯磨き剤を

 

 

ちなみに、そういう時は最近では『無研磨』の歯磨き剤もありまして、

 

例えばこの「ピュオーラ 泡で出てくるハミガキ」は無研磨の歯磨き剤です。

 

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↓こんな感じで、研磨剤が入っていないんです。

 

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ですので歯が過敏で無研磨の歯磨き剤が欲しい場合は比較的オススメです。

 

 

ちなみにこちら、一応発泡剤に「ラウリル硫酸塩(ラウリル硫酸Naとほぼおなじもの)」が書いてあるのですが、

 

僕が使用している感じですと味覚異常をほとんど感じません。

(というか全く感じません。。)

 

多分メインに入っている「ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン」がかなり多く入っていて、

 

ラウリル硫酸塩は微量配合なんでしょうね。

 

 

そもそもこの製品は元々『舌磨き』用に開発されている商品でして

 

 

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泡で出てきて、舌の上に直接乗せて使うというとても斬新なアイテムです。

 

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口臭の原因にもなる舌苔(ぜったい)などをブラッシングする際

 

研磨剤が入っていると舌にダメージがあるためこういった形になったのだと思います。

 

 

非常に面白い発想で、使い心地も良いので僕はかなり気に入っています!

 

 

振ってはいけなかったり真っ直ぐ立てないと泡が出てこなくなったりするので使用には注意が要りますが、

 

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最初から泡で出てくるので手早く歯を磨きたい時や、歯を磨く暇が無いときにクチュクチュだけして洗口剤のように利用することも出来ます。

 

 

しかも泡で出てくる系はすぐ無くなるのがジンクスですが、これは意外に長持ちで、

 

一体いつまで使えるんだ?と思うくらいタフです。笑

 

色々な歯磨き剤をあっちこっち使っているとはいえ半年くらいもっているのはこいつくらいな気がします。
(190回分なので、毎日1回使用なら半年は余裕でもつ計算)


ただし研磨剤が入っていないのでステイン汚れを落とす効果は低いです(需要!)。




◎次回は色々な「有効成分」と、「フッ素」&「薬用ハイドロキシアパタイト」について!


というわけで、

 

まだまだ歯磨き剤について語り尽くせないことが沢山ありますが

 

化学成分を参考にした歯磨き剤の正しい選び方その①はこの辺りにしておきます。

 

 

 

今回の内容を軽くまとめると

 

  • 歯磨き剤は用途に合わせて複数用意すべし!
  • (歯ブラシはできるだけ良いものを使うべし!)
  • 味覚異常が嫌なら「ラウリル硫酸Na(発泡剤)」を避けるべし!
  • 硬すぎる研磨剤(アルミナなど)は毎日利用は極力控えるべし!
  • 歯が弱い時や舌磨きには無研磨の歯磨き剤を選ぶべし!

 

という感じになりますね!!

 

 

 

ここまででも結構濃い話になったのですが、

 

次回はまだ解説していない歯磨き剤の『有効成分』についてのお話と、

 

知る人ぞ知る『フッ素』『薬用ハイドロキシアパタイト』についてまとめますよ!


白い歯を保つためのエナメル質補強に最強のオススメ歯磨き剤もご紹介したいと思います(^_^)ゞ


白く健康な「歯」を維持するために…『歯磨き粉』の化学成分と正しい選び方(その②)



 

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