メイク用ブラシやスポンジは何で洗うべき?<メイクツールの素材について> | かずのすけの化粧品評論と美容化学についてのぼやき

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昨日Twitterにてちょっとしたアンケートを取らせて頂きました!(^_^)ゞ

 

 

ご協力下さった皆様ありがとうございました!!

 

 

中には製品の情報をお寄せ下さった方もおりましてとても参考になりました…(ToT)

 

 

 

というわけで本日よりしばらくは

 

「メイクアップブラシやスポンジの素材とその洗い方」

 

について詳しく特集を組んで行きたいと思います\(^o^)/

 

 

 

簡単にまとめられれば良いんですが、

 

意外とお話する内容が多いので三回くらいの記事に分けられたらいいなと思っています(;^o^)ゞ

 

 

最初の回はブラシやスポンジの【素材】についてのお話になります!

 

 

 

第二回目はメイクブラシやスポンジに適した洗剤についてのお話になり、

 

第三回目ではかずのすけおすすめのあっと驚く簡単メイク道具の洗い方をご紹介します(^_^)b

 

 

 

 

では早速はじめていきましょう!

 

 

 

 

◎何で洗って良いかはブラシやスポンジの「素材」によって違う?!

 

 

 

 

今回Twitterのアンケート機能で色々と情報を集めることができたのですが、

 

 

結論としては

 

「ブラシやスポンジを素材や肌にとってあんまり良くない洗い方」をしている人が意外と多い

 

ということが分かりました。。

 

 

 

 

まぁ、というのもこれは本当に仕方のないことで…、

 

 

なんせ

 

メイクアップブラシやスポンジの有名ブランドですら

 

製品の「素材」を慮らない誤った洗い方を推奨している

 

という現状があるのですから…(^^;)



ブラシやスポンジの素材と洗剤の性質をちょっと考えると、

 

「洗うごとに素材がひどく痛んでしまう組み合わせ」

 

というのが実はあります。

 

 

 

これをちゃんと考えないと、

 

せっかく高いお金を出して買った高級ブラシも、

 

数回の洗浄でダメになってしまうというケースすら想定されます…。。

 

 

また、素材そのものはあまり痛まないけど、

 

洗剤の選び方ひとつで「お肌に刺激になるブラシやスポンジ」になってしまうケースもあります。

 

 

お肌に刺激になる成分の残留が多い洗い方だとこのような結果も招きます。

 

 

 

 

逆に、素材と洗剤の相性をちゃんと理解すると、

 

 

もちろん綺麗にメイクの汚れも落とせるし、

 

週に一回と高頻度で洗ってもブラシやスポンジをほとんど痛ませないこともできます。

 

またお肌に刺激になる残留物を残さずに、

 

さらにはご家庭に当たり前に置いてあるあのアイテムをメイクツール用洗剤として代用できるので、

 

お財布の負担もほぼゼロになるといっても過言ではありません(^_^)v

 

 

 

まぁこの画期的な方法については多分三回目の記事にてお話すると思いますが、

 

 

 

まずは肝心の「ブラシやスポンジの素材」について解説していきますね!

 

 

 

 

 

◎お肌に優しいメイクアップツールの選び方

 

 

 

メイクアップツールを選ぶ時に重要なのは、

 

その素材そのものがお肌にとって刺激にならない素材かどうかを見極めることです。

 

 

 

肌に刺激になりにくいかなりやすいかは、

 

以前繊維の肌刺激の記事↓で紹介した【帯電列】というもので簡単に一瞥できます。

 

(▶【ヒート◯ック】でボディ肌荒れ…化繊が肌に刺激になる原因とは

 

 

 

人の皮膚は「プラス」に帯電しやすい性質があるため、

 

「マイナス」に帯電しやすい繊維とでは電気の交換を行うため微弱な静電気を発生して

 

それが蓄積すると皮膚刺激に繋がります。

 

 

 

 

つまり上記の帯電列でいう、

 

右側に並んでいる繊維は肌に刺激になりやすく

 

左側に並んでいる繊維は肌に刺激になりにくい、

 

ということが言えるわけですね!

 

 

まぁぱっと見で分かることですが、

 

 

「ポリエステル」や「アクリル」「ウレタン」などの化学繊維がお肌とは相性のイマイチな素材です。

 

 

そして

 

「綿(コットン)」「絹(シルク)」「毛(ウール)」などの天然繊維が肌との相性が良い素材ということになります。

 

(化繊でもレーヨンやナイロンなどであればまぁOKです。)

 

 

なので究極的に肌に刺激の少ないメイクツールを選びたいと思ったら、

 

 

天然素材系の製品を選ぶのが無難ということになりますね!

 

 

 

 

 

◎肌に刺激になりにくいブラシの選び方

 

 

 

 

 

特にブラシは肌との摩擦が多く接触刺激になりやすいので注意して選びたいです。

 

 

 

ブラシの素材はピンからキリまでありまして、

 

安価の製品だと「ポリエステル」などの化学繊維でできているものが多いです。

 

 

ポリエステルなどの化繊の優れているところは何より「耐久性」が高いので、

 

天然毛と比較すると長持ちしやすいという点が挙げられます。

 

 

またこれは次回解説しますが、

 

ポリエステル繊維はアルカリ性にはあまり強くないので

 

アルカリ性の洗剤はあまりオススメできません。

 

 

(まぁ天然毛よりは断然耐性はありますが…;)

 

 

 

 

 

ただし静電気の性質的に肌との相性が悪いため、

 

ブラシとの接触の際に「チクチク感」を感じやすいというデメリットがあります。

 

 

またポリエステルは油性の繊維なので、

 

メイクの油性成分との馴染みが良すぎてあまり綺麗に塗れないという弱点もあります。

(ブラシ側に成分が吸着してしまい肌に移りにくい)

 

 

 

コストも安く比較的お手入れが簡単なので初心者向けのブラシと言えますが、

 

単純にメイクの仕上がりや肌への負担を考慮するとポリエステル毛はあんまりオススメできないという話になりますね。

 

 

 

 

対して肌に負担になりにくいブラシというと、

 

やはり断然「天然動物毛」が一番です。

 

 

動物毛というのは主成分は基本的に「ウール(毛)」と同じなのですが、

 

その動物独自の細さや硬さなどで各メイク部位に合わせた使用感を調節することもできます。

 

 

肌に負担になりにくく、メイクの移りも優秀です。

 

 

 

ただし希少価値の高い動物毛だと中には一本一万円以上するものもありますので、

 

価格は化繊のブラシとは比較にならないほど高いですね(^^;)

 

 

あと動物毛はタンパク質でできている繊維なので、

 

洗剤の性質によっては酷く痛んでしまうという弱点もあります。

 

(さらに動物毛はアレルギーを持っている人もいるので、体質的に合わない場合もあります!)

 

 

仕上がりや使用感は素晴らしい一方で価格は高く、持ちもイマイチ…

 

お手入れがとても難しいので上級者向けのブラシですね。

 

 

 

でも綺麗なメイクと肌への負担を考慮するとやはり皆さんにはこちらをオススメしたいです。

 

 

 

 

ちなみに注意したいのは

 

例えばAmazonなどで「高級繊維使用」とか「馬毛使用」とか書いてあったとしても、

 

価格が安すぎるものは本当に100%天然毛を使用しているかどうかはなんとも言えないということです。

 

 

単純に考えて10本以上のセットで1000円台とか2000円台くらいのものだと

 

原価率で考えても100%天然毛で作るのは中々難しいのではないか?と思います(^^;)

 

 

主成分は化繊だけどちょっと天然毛を混ぜているとか、十分考えられるわけですよ…。

 

 

この辺はかなり怪しい業界なので注意したいですね。

 

 

安心どころだと「熊野筆」「白鳳堂」などの高級ブラシ専門店の製品です。

 

 

 

 

こういう専門店のブラシだと動物毛の筆一本で数千円から物によっては一万円以上するものもありますので、

 

 

Amazonとかの超低価格の動物毛ブラシはさすがに信用ならないですよね…(苦笑)

 

 

使用感も安物の筆とは比較にならないので、一度試して見られると良いと思います。

 

 

(ただ筆の種類が多すぎて自分の欲しい質感のものを選ぶのがネットだと難しいですね;;高いのであれこれ買ってみるのが難しい場合は店舗で購入するのが一番良いと思います。)

 

 

 

 

 

◎高級タクロンは「ナイロン」なので接触時の肌負担は少ない

 

 

 

あともう一点、

 

最近では「高級タクロン毛」というのを使用したブラシが出てきています。

 

 

 

 

タクロンというのは一応化繊ではありますが、

 

これは「ナイロン」の一種なので帯電性としては肌への負担は少ないです。

 

(ナイロンはプラス耐電性の繊維)

 

 

 

特徴としてはポリエステル以上の耐久性に、動物毛並の柔らかさです。

 

帯電性も皮膚と同じプラス帯電性なので刺激になりにくい特徴があります。

 

長持ちするのにチクチクしにくいというね。

 

 

しかも価格も凄くお求めやすくて、ポリエステルブラシ並の安さです(^^;)

 

 

 

これはもうコスパと刺激を考えるとタクロン一択で良いかも??

 

って感じなのですが、

 

 

 

もちろん弱点もあります。

 

 

 

タクロンもポリエステルと同じく石油製品なので油性繊維です。

 

メイクの油分を吸着しやすいので肌への移りの良さは動物毛には及びません。

 

 

また「酸」に弱い性質があるので、

 

洗剤は中性もしくは弱アルカリ性のものを用いる必要があります。

(弱酸性程度ならほぼ大丈夫ですが)

 

 

 

というわけでイメージとしてはポリエステルと動物毛の中間的なアイテムで、

 

メイクの仕上がりなどを考慮する場合はやはり動物毛の方が上だと思います。

 

 

実際使ってみたこともありますが、

 

悪くはないけど使用感は動物毛の方がやっぱり良いですね(;^_^)b

 

 

 

ただ品質の割にはお求めやすいので動物毛の高級ブラシに手が伸びない場合は

 

ポリエステルよりはこちらを選ぶ方が良いと思います!

 

 

 

 

 

◎パフやスポンジの素材について

 

 

 

パフやスポンジの素材についてはブラシとはちょっと違う選び方が必要だと思います。

 

 

というのは、

 

やはりスポンジやパフで天然繊維100%というのは中々作れないですよね(^^;)

 

シルクのとかあると良さそうですが…

 

まぁ探したところそういうのは中々無さそうです(苦笑)

 

 

でもメイク成分を上手く吸着できないと話にならないので、

 

基本的には油分を吸着しやすい化学素材が主成分になっている場合が多いですね。

 

 

パウダー用のパフなら表面をコットンで仕上げているものはありますが、

 

スポンジや普通のパフはどれも素材がほぼ一緒ですので選択肢はほとんどありません(^^;)

 

 

 

 

◎スポンジは「NBR」もしくは「SBR」が主成分

 

 

主にメイクアップスポンジの素材は

 

  • 「NBR」という合成ゴム
  • 「SBR」という合成ゴム

 

のどちらかでできている場合が大半です。

 

 

【NBR】は「ニトリル・ブタジエン・ラバー」の略で、

 

アクリル系の合成ゴムです。

 

 

対して、

 

【SBR】は「スチレン・ブタジエン・ラバー」の略で、

 

ポリスチレン系の合成ゴムです。

 

 

 

どちらとも質感的な差はほとんど無いように思うのですが、

 

 

化学的性質を考えると

 

帯電性的には「SBR(ポリスチレン)」の方が「NBR(アクリル)」より肌には優しい…

 

と言えるかもしれませんね。

 

(耐電列参照。ぶっちゃけこの程度の差は五十歩百歩ですが…)

 

 

またアクリル系のNBRの方が、油になじみやすい性質があるので、

 

油分を吸着しやすいのではないかと思います。

 

 

 

ただこれもそこまでの差はないので、

 

スポンジは好きなものを使えば良いと思います(;^o^)ゞ

 

 

 

少なくともどちらとも耐摩耗性も薬剤耐性もとても高く、

 

洗う際の洗剤はあまり選ぶ必要はありません。

 

 

 

他にこれ以外ほぼ無いので、あまり素材での選択の自由はありません(^^;)

 

各社のスポンジの形とか質感とかで自分に合った物を選びましょう!

 

 

 

 

◎パフは「ウレタン」素材のアイテムが基本

 


次に「メイクアップパフ」の素材も、あまり選択の自由がありません。

 

プレストパウダー用のほとんどのパフが「ポリウレタン」というものを主成分に作られています。

 

 

素材には「ウレタンフォーム」とあると思います。

 

 

ポリウレタンも耐久性と耐薬品性に優れる素材で、

 

何で洗っても良いよという素材ですね。

 

 

またナイロン素材の「ナイロンパイル」というもので表面処理をしているものは

 

帯電性の関係で比較的肌への負担が少なくなると思います。

 

 

できればウレタンフォーム×ナイロンパイルのフロッキーパフは個人的に結構使いやすいと思っています。

(丸型より四角型の方が僕は好きですが…ぜひ探してみて下さい!)

 

 

 

あとパウダーパフは↓みたいに表面をコットン素材にしているものもあります。

 

 

ただコットンだとメイク成分の吸着はあまり良くないので、

 

使用感を考えると単にコットン100%だから良いとも言い切れない側面もあります。

 

(ただでさえパウダーはパフに付きにくいので、ちゃんと吸着できる素材の方が使いやすいかも)

 

 

 

コットンは汚れやすくて化繊に比べると洗いにくい素材なので、

 

そういう意味ではパフは天然素材にこだわる必要は必ずしもないかもしれませんね。

 

 

刺激の面ではもちろんコットン100は良いと思います。

 

 

 

 

◎素材の特徴をまとめると…

 

 

以上から、

 

 

<ブラシの場合>

  • ポリエステルの場合→頑丈だけど刺激がありメイク移りもイマイチ。(アルカリ苦手)
  • タクロンの場合→頑丈で肌負担が少ないがメイク移りイマイチ。(酸が苦手)
  • 天然動物毛の場合→脆いけど肌負担は最も少なくメイク移りも◎。(洗剤を選ぶ)

 

<スポンジ・パフの場合>

  • 合成ゴムかウレタンが基本で選択肢は少ない。(だいたい何で洗っても構わない)

 

という感じになります。

 

 

 

いや~、素材の説明だけでこんなに長くなるとは…(苦笑)

 

 

 

以上を参考に、

 

次回は【メイクツールを洗うのに相応しい洗剤】について解説していきますね!

お楽しみに(^_^)/



つづき↓

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