かずのすけの化粧品評論と美容化学についてのぼやき

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昨日は消費生活センターの特別講座のお知らせをしました!

 

 

さすが消費生活センター様のブランドパワーが凄く、

 

お知らせ後一時間ちょいで定員に達してしまったのですぐに募集終了となりました!!

 

大変ありがたいことです…!!(T_T)

 

 

しかし後からブログを見た方には残念な想いをさせてしまったかもしれないので、

 

是非今回のイベントを成功させて次回次々回と続けて行ければいいなと思います(o^^o)

 

 

今回お申し込みできなかった方はぜひその時にお会いできれば幸いです!!

 

 

 

 

 

さて今日はちょっとした小ネタを…

 

 

 

 

 

先日スキンケアのお話をブログに書きましたが、

 

その時引用した僕のツイートに「①洗顔後に冷水でしめる」というのがあります。

 

 

 

この「冷水でしめる」については今のところ賛否両論色々あるのですが、

 

 

よく聞かれるのが

 

「冷水でしめると毛穴が閉じて化粧水が入らなくなりませんか?」

という質問です。




これについて、結構誤解している人が多いので再確認しておきます…(;^_^)b

 

 

 

 

 

◎そもそも「毛穴」には化粧品を吸収する機能はない



当たり前といえば当たり前ですが、

 

この質問に対する答えは「NO」です。

 

 

 

そもそも化粧品は毛穴から吸収してるわけではないので…('-';;)。。




これ、かなり勘違いしている人が多いですよね。

 





毛穴っていうのは↓こんな感じで、



肌表面の表皮(Epidermis)とその下の真皮(Dermis)を貫いて、皮下組織まで続いています

 

(古いイラストなので表皮が透明層含めて5層になってますが、本当は4層です…)


皮下組織や真皮には毛細血管もあるので、

 

毛穴から化粧品が吸収できればお肌の深いところや血流にもダイレクトに影響できる!

 

 

という考えからか「化粧品が毛穴から浸透」的なイメージを持っている人も少なくありません。

 

 

 

 

 

 

でもちょっと待って下さい。

 

 

 

毛穴って、そもそも何のためにあるんですか…?

 

 

外部の化学成分を皮膚から吸収するため??

 

…いいえ違います。

 

 

 

 

毛穴の中には「皮脂腺」というものがあって、

 

その中には常に『皮脂』が充満しています。

 

また毛を作る部分なので内部には角質のかけらも沢山生じていて、

 

常に毛穴の中は角質と皮脂の混ざった物質【角栓】というもので塞がれているんです。

 

 

角栓が邪魔するので大抵の化粧品の浸透は妨害されてしまうということですね。

 

 

 

 

だからよく洗顔料とかのイメージイラストで

 

こういうのとか↓

 

 

こういうのとか↓

 

よく見かけますが、

 

毛穴の中まで完璧すっきり洗えちゃうなんてのは実際にはあり得ないんです。

 

 

多少角栓がとれたとしても取れてるのはあくまで上の方に詰まってた部分だけで、

 

もっと下の根っこまですっぽりとれることってほぼあり得ません。

 

 

 

逆にこれを取り切ってしまうと、

 

お肌の内部のより繊細な部分に雑菌とか刺激成分とかが入ってしまって、

 

お肌にとってはむしろ危険な状態になります。



「角栓」って毛穴を開かせる元になるのでどうしても嫌われがちですが、

 

本当はお肌を守るためにはある程度無いとダメなものなんです。





また皮膚科学の基本として

 

毛穴は皮膚表面に対する占有面積が圧倒的に小さいため、

 

薬剤の浸透が多少あったとしても無視されるのが通例です。

 

(しかも毛細血管のおかげで入ってきた成分をすぐに尿に溶かして代謝してしまうのだそう…)

 

 

 

 

 

ほとんどの化粧品はあくまで皮膚表面の「角層」という部分を潤すためのアイテムです。

(以下イラストでいう表面の肌色の部分)




その厚さはなんと0.02mmでラップ一枚程度。

 

 

化粧品の浸透は基本的にここまで。



だからそもそも毛穴が開いてるとか閉じてるとかは

 

表面の角層への保湿においては何の関係もありません。

 

 

 

毛穴が開いてたって化粧品の角層への浸透量は別に増えないし、

 

逆に毛穴が閉じてたって化粧品の浸透は減りません。

 

 

 

 

だから毛穴については全然気にしなくても良いです!

 

…と僕は考えています。



(まぁ実際のところ冷水かけた程度では毛穴がそこまで閉じるか?というとそうとも言えないんですけどね…^^;)

 

 

 

 

◎冷水でしめるのは肌の乾燥を抑制するため




ちなみに僕が冷水でしめる(仕上げる)理由は、

 

「肌の表面温度を下げて乾燥を抑制するため」

 

です。

 

 

 

 




表面の温度が高いと温度を下げるために水分を蒸発させる働き(気化熱)が生じるので、

 

あらかじめ冷水で温度を下げれば肌の乾燥が少なくなるというわけ。

 

 

 

 

また、冷水をかけると炎症やかゆみなどを抑制する効果も見込めます。

 

 

冷やすと血流が抑制されるので、炎症が沈静化するということです。

 

たんこぶを氷で冷やすのと同じですね!





よく「冷水をかけると血行が悪くなるから良くない」…という意見もありますが、

 

そもそもお風呂などに入ると体温も上がって過度に血行が促進されているので、

 

冷水かけて調整するくらいでちょうど良くないかな?と思っています(^^;)

(もちろん全身は寒いので顔のみですが…)

 

 

体温が上がって血行が促進されているとかゆみや炎症が悪化することもありますし、

 

なんでも血行促進が良いこと、と考えるのは賛成しかねます。

 

 

特にアトピーの人などは体温が上がると痒くなるのは経験的によく知っていると思います。

 

 

 

特にかゆみとか肌荒れがある場合は冷水でしめた方が悪化しにくいように感じていますね!

 

 

 

 

以上、

 

ちょっとした小話のつもりだったのにかなりがっつりした記事になりましたが…(苦笑)

 



毛穴と冷水についての僕の考えはこんな感じになります!(^o^)ゞ





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