化粧品の広告でよく見聞きするけど実は法律的に言っちゃダメなこと【解説編その1】 | かずのすけの化粧品評論と美容化学についてのぼやき

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最初に少しアナウンスですが、


現在PC版ブログのサイドバーとオススメまとめページに設置されていた

 

Amazonのオススメ商品リンクがなぜか利用できない不具合が発生しておりますm(_ _;)m

(利用できないというかなぜか作ったウィジェットのデータが初期化されているという…)

 

恐らくAmazon側のシステムトラブルかと思います。。

 

既に運営に問い合わせ済みで対応待ちとなっておりますので、

 

ご心配をおかけしておりますがどうぞ復旧まで今しばらくお待ち下さいませ!
 

 

…ちなみにもし復旧しなかったら一から作り直しです…。。。

 

特にオススメまとめの方がめちゃくちゃ時間かかってるので

 

それは本当に勘弁して欲しいですが…(x_x;)







さて気を取り直して今日の記事です。

 

 

 

 

 

今日取り上げたいのは先日Twitterで呟いたこちら↑の内容。

 

 

Twitterの方では各フレーズについてあまり詳しく説明しませんでしたが、

(詳細解説すると文字数が多すぎてTLを汚しまくるので…苦笑)

 

「なんでなの??」

 

と気になっている人も多いかと思いますので詳しく解説していきますね!

 

 

 

 

◎『薬機法』で制限!化粧品広告でよく見聞きするNGフレーズ

 

 

さて上記で取り上げた

 

  • 「肌の奥深くまで浸透して細胞を活性化」
  • 「アンチエイジング」
  • 「育毛シャンプー」
  • 「シミを消します」
  • 「洗うだけで美白効果」
  • 「まつ毛が生える」
  • 「美容成分が肌の栄養になる」
  • 「お肌の弱い方にも安全」
  • 「塗るだけで痩せる」

 

という表現は、誰もが一度はどこかで聞いたことのあるフレーズだと思います。

 

化粧品の広告を見聞きする機会というと雑誌やWeb、テレビCMや店舗もしくはカウンターなどがあります。

 

この辺のどこかで聞いたり見たりしているはず…。

 

 

 

しかし実はこれらの表現はすべて、化粧品の広告として利用することは禁止されています。

 

 

各それぞれ理由はあります(後述します)が、

 

これらのフレーズの規制をしているのは『薬機法』と称される法律です。

 

 

医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律



数年前まで「薬事法」と呼ばれていた法律ですが、今は改称してこう呼ばれるようになりました。

 

本当は「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」というとても長い名前なのですがいちいちこうやって呼んでられないので

 

薬事法の名残から『薬機法』と略されています。



化粧品とか医薬品、医薬部外品、医療機器等について色々定めている法律で、

 

詳しく読み込むと「化粧品とはこういうものです」という内容が記載されています。




上記のフレーズはこの薬機法の中で定められている化粧品の効果効能を逸脱したものだったり、

 

薬機上の表現として適切なものではないなどの理由でNGとされているのですね。

 

 

 

ではそれぞれのフレーズが一体なぜNGなのか詳しく解説していきましょう!

 

 

 

◎「肌の奥深く浸透」「細胞の活性化」などは化粧品の効果範囲外!

 

 

 

  • 「肌の奥深くまで浸透して細胞を活性化」

 

と類似の表現は本当によく耳にしますが、

 

実際には「化粧品」は効果の範囲が「角層」という部分までしか認められていません。

 

 

 

角層というのは皮膚の一番表面0.02mmの層のことで、

 



ここには生きた細胞は存在せず、

 

細胞があるのは表皮の一番奥の「基底層」やその下の「真皮」などです。

 

 

 

もちろん『医薬品』など浸透しないと効果を発揮しないものもあるので技術的に浸透させること自体は今ではそう難しくはありませんが、

 

 

 

化粧品というのはそもそも化学物質の混ぜものなので、

 

なんでもかんでも成分を浸透させるのは肌にとって良いことばかりではありません。

 

 

中には細胞を壊してしまったりアレルギーの原因になってしまう成分も多いので、

 

化粧品や医薬部外品では基本的に皮膚表面の角層以降への浸透はNGとされています。

(部外品は別途データ提出でより奥までの浸透表現が可能)



そして「細胞」があるのは角層より奥の層だけなので、

 

同じく化粧品の効果としては「細胞の活性化」などの表現はNGになります。




なので今では「皮膚(※角層)の奥まで浸透」などの表現を用いて

 

奥まで浸透するようなイメージを持たせている商品もありますが、

 

実際は化粧品であれば安全性のためにも肌の奥まで無闇矢鱈に成分が入ることはありません。

 

 

あと化粧品の説明ではなく、

 

「肌の細胞を活性化するといわれる◯◯エキスを配合!」

 

のように、

 

化粧品の説明ではなく『成分の説明』をすることで薬機法NGを回避しているケースもあります。





◎『アンチエイジング』は言葉として用いるだけで×!『エイジングケア』は可





「アンチエイジング」という言葉、

 

美容系では聞いたことがない人は居ないというくらい有名な言葉です…

 

 

が、化粧品の広告ではこの言葉を用いることは一切出来ません!



これは言葉の意味的なもので、

 

アンチ(反) エイジング(老化)

 

となると、

 

老化に逆行する『若返り』を意味すると考える人も多いです。

 

 

しかし現代の科学では化粧品だけでなく医薬品などすべての技術をつぎ込んでも、

 

人が若返ることは絶対にできないため、

 

この言葉を利用することはNGとされています。

 

 

 

まぁアンチエイジング=若返りと捉える人がそんなに多いか?というとどうかなと僕は思っていますが、

(大抵「老化を抑制する」くらいの意味合いで捉えている場合が多いと思う)

 

公的な見解としてはそういう勘違いを回避するため規制をかけているようです。





これも似たフレーズで『エイジングケア』という言葉を用いているパターンが多いですね。

 

エイジングケアもそれのみではダメで、

 

「エイジングケア(加齢に伴う乾燥ケア)」のように

 

老化を止めたり抑制するというよりは

 

「加齢で弱ってきたお肌のための特別なケア」的な意味合いで用いられています。

 

 

 

このエイジングケアという言葉をアンチエイジング的に利用しているメーカーさんも多いです。

 

 

 

◎「育毛効果」は医薬品のみ!「薬用シャンプー」にも育毛効果はなし

 

 

 

Webなんかだと「育毛シャンプー」などと調べると「育毛シャンプーおすすめ!」とかの変なサイト一杯でてきますが、

 

実は「シャンプー」にはそもそも育毛効果が公に認められた商品は存在しません。

 

 

だから「育毛シャンプー」などという商品は実質的にあり得ないのです。

 

 

 

育毛や発毛効果というのはフィナステリドとかミノキシジルなどの「医薬品」にのみ認められる効能であり、

 

育毛剤のように塗り置きだったり、ホルモンに作用する飲み薬だったりの形態でなければなりません。

 

 

シャンプーというのは流してしまうので、

 

例え同じ育毛効果の成分を配合していたとしても

 

成分が流れて効果はなくなってしまいます。

 

 

このためシャンプー剤での育毛効果は厚労省からの認可を得ていません。

 

 

 

現在市販されている『育毛シャンプー』だと思われているものの殆どは、

 

 

ジンクピリチオン・ミコナゾール硝酸塩・ピロクトンオラミンなどの殺菌系成分を配合した「抗フケ(フケ取り)シャンプー」か、

 

もしくはアラントインやグリチルリチン酸2Kを配合した「抗炎症(かゆみ改善)シャンプー」のどちらかです。

 

 

この両者は『医薬部外品』の一種で『薬用シャンプー』と呼ばれています。

 

(医薬部外品…化粧品と医薬品の中間的な商品)

 

 

薬用シャンプーの効果効能をあたかも育毛効果のように連想させているメーカーも多いので、

 

その点に注意して選んで欲しいと思います。

 

 

特に、薬用シャンプーの有効成分の中には副作用を持つタイプもあります。

(主に抗フケ系)

 

育毛効果だと思って使っていたら成分の副作用で地肌が荒れるようになってしまった、という人も少なくありません。

 

 

薬用シャンプーでも育毛効果はまず期待できませんので、

 

ここは間違えないようにしましょう。

 

 

 

ちなみにこれも「育毛効果が期待される◯◯成分配合!」のように、

 

化粧品でも成分の配合を謳うことは可能です。

 

 

ただシャンプーなので流れてしまうことを考えれば、

 

入っているだけでは育毛効果はちょっと期待出来ないかなと思います…。。(^^;;)

 

 

 

 

◎「美白効果=シミを消す」は間違い!シミができにくくする予防効果のみ





「美白効果=シミを消す効果」

 

と思っている人は意外なほど多いです。

 

 

ですが、美白作用というのは

 

「メラニンの生成を抑えて日焼けによるシミ・そばかすを防ぐ」

 

というのがその本来の効果です。

 

 

つまり「既に出来たシミを消す」のではなく「今からできるシミを予防する」のが本当の美白効果です。

 

 

 

なので「シミを消す」という効果はそもそも美白化粧品では認可されておらず、

 

化粧品の広告として使用することは出来ません。

 

 

 

同じくメイクアップ以外の化粧品で「顔色を白くします」とか

 

「使えば肌が白くなりますよ~」という表現は禁止されています。

 

 

 

まぁ理論上出来たシミに全くアプローチできないか?というとそんなことはないのですが、

 

それをしようと思うととてもリスクが大きいので(白斑が起こったり)

 

現在の美白化粧品の基本的な効果は「予防効果」までとされています。

 

 

 

これも例えば『ケ◯ミン』のように「商品名」を工夫したり、

 

成分に肌が白く見える白色の顔料を加えていたりすることで

 

 

使うだけで白くなったりシミが薄くなるような使用感を演出している場合もあります。

 

 

 

 

美白化粧品というのは未来的に肌が黒くなりにくくしたりシミが出来にくくすることで、

 

長期で使用したときに肌色が徐々に白くなっていく(新たに黒くならないから)ものです。

 

 

使えばシミが消えるとか使えば肌が白くなる…とかそういうものでもないし、

 

使うとすぐに効果が目に見えるものでもありません。

 

 

これもご注意頂いた方が良いと思います!!




◎以上前半、残りは後半に続きます!



気づけば上位5個まとめただけで結構ながくなってしまったので 、

 

後の残りは次回に引き続きたいと思います(^^)ゞ

 

 

更新は明日か、明後日かになりそうですが、

 

ぜひ楽しみにお待ちくださいませ!o(*^-^*)o




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