シャンプーの洗浄成分まとめ① | かずのすけの化粧品評論と美容化学についてのぼやき

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シャンプーの洗浄成分を見極めてみよう① ~市販シャンプー編~

 

シャンプーの洗浄成分を見極めてみよう② ~市販高額シャンプー編~



シャンプーの洗浄成分を見極めるコツの記事を書いてきました。

 

 

今回のシャンプー解説では実際に販売されているシャンプーを例にとってその主成分を別個別個に見てきました。

 

色々見てきたので「中々複雑だなぁ…」と思われた方もいらっしゃったかもしれません。

 

 

ただ中には洗浄成分の洗浄力にはある一定の法則性があることに気づいた方も居られたようでした(^^)

 

 

 

 

今日はそのお話をささっとまとめさせていただきつつ、

 

時間があればかずのすけ愛用のハイスペックシャンプーを幾つか紹介していきたいと思います(*^^*)

 

 

 

 

◎洗浄成分【陰イオン界面活性剤】の2大分類と親水基構造による分類


実はこれまでシャンプーの洗浄成分として紹介してきた

 

【陰イオン界面活性剤】

 

には、

 

 

『高級アルコール系』の成分と、

 

『高級脂肪酸アシル系』の成分の二種類があります。

 

 

 

「高級アルコール系」は名前に「ラウリル」「ラウレス」「オレフィン」「アルキル」などの言葉が入っているタイプ。

 




対して「高級脂肪酸アシル系」は名前に「ココイル」「ラウロイル」が入るタイプ。

 



 

この「高級アルコール」とか「高級脂肪酸」というのは成分の『親油基』と呼ばれる部分の構造(油の構造)から決定されています。

 

 

 

 

 

基本的に高級アルコール系よりも高級脂肪酸アシル系の方が洗浄力は優しく低刺激です。

 

 

 

ただしこれまでの一般論だと「高級アルコール系はあんまり良くない成分」という思い込みがありましたが、

 

中には前回記事で紹介している『カルボン酸系洗剤』などの低刺激性の成分もあります。

 

あとまだじっくり紹介していませんが『スルホコハク酸系洗剤』というのも比較的低刺激の成分です。

 

 

このあたりの洗剤は最近になって実用化されてきた成分なので

 

古くは「高級アルコール系=刺激強し」という見解で正しかったのが徐々に変化しているわけですね。

 

 

 

そのため最近ではあまりこの「高級アルコール系」という言葉は使われず、

 

「硫酸系」とか「アミノ酸系」のように

 

 

『親水基にどの“酸”を利用しているのか』

 

という親水基構造による分類が主流になっています。

 

 


おおまかに言うと、

 

表の2列目に書いてある『◯◯酸』の種類で分類し、
(タウリンだけ酸がついてませんが、タウリンも酸の一種)

洗浄力段階は原料になっている酸性物質の酸度の強さにおよそ比例しています。

 

 

それが以下に図示する感じですね。

 

 

 

※もちろん実際には親油基の構造でも色々と変動があるのですが、化粧品に利用されている洗浄剤は大体親油基の大きさが統一されているため実質的には洗浄機能は親水基構造に直結しています。





というわけで上記内容をまとめて、

 

さらに両性イオン系洗剤やセッケンなども加えてイメージ化した洗浄力段階の図がこちらです。

 




石けんや両性イオン系は上記の簡単な親水基での判断法は使えないのですが、

 

その他の陰イオン系洗剤は大体この考え方で応用できます。

 

 

 

実際には洗剤はここに載せきれないくらい沢山の種類がありますが

 

「どの“酸”が使われているのか?」

 

を見れば大体の洗浄力や刺激性の推定が可能というわけです!

 

 

 

さらにこれはシャンプーだけではなく

 

洗顔料・ボディソープ・ハンドソープ・洗剤系日用品・・・


などなど身近な全ての洗浄剤の洗浄力簡易評価に応用できます。

 

 

 

ぜひこちらの洗剤の名称表や洗浄力段階のイメージ図を活用して

 

自分にあったシャンプーを探してみて欲しいと思います(^^)ゞ

 

 

 

 

◎もちろん例外もあるので過信は禁物!

 

 

 

ちなみに、実際にはどのシャンプーも1つの成分のみで作られているわけではなく、

 

複数の成分を複合して作られていますので

 

優しいやつと強めのやつが一緒に入っていればその中間くらいになる、とかちょっとした計算も必要になります。


あと結構複雑に混ぜたシャンプーだと単純な推定とは洗浄力が全然違ったり、

 

ココイルグリシンKや両性イオン系、石けん系などpHに依存して洗浄力が大きく変化するものや、

 

また【非イオン系界面活性剤】という特殊な成分を混ぜたものだと陰イオン界面活性剤だけの洗浄力推定では計りきれない場合もあるので

 

当然ながら例外は多数あります。

 

 

 

中にはラウレス硫酸系やオレフィンスルホン酸系を加えながら刺激は抑えているシャンプーもありますし

 

ベースがアミノ酸系なのにしっかり洗えるシャンプーを作ることも処方次第では不可能ではありません。

 

 

その辺も含めて上手く推定できるかどうかは、まぁ「慣れ」ですね…。(^^;;)



とにかくドラッグストアや通販サイトなどで成分を眺めて予想をたてて購入し、

 

実際に使ってみて自分の推定が正しかったか確かめてみて欲しいと思います。

 

 

ずーっとやっているとかなりの確率で洗浄力推定が的中するようになってきますよ!!

 

 

 

 

 

 

というわけで結構難しい話になりましたのでここで記事を分けまして

 

後半戦では洗浄成分別に見るかずのすけのおすすめシャンプーの紹介をしていきます!

 

 

シャンプーの洗浄成分まとめ②~かずのすけお勧めシャンプーの紹介~




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