小林製薬 ヒフミド エッセンスローション 解析 | かずのすけの化粧品評論と美容化学についてのぼやき

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小林製薬 ヒフミド エッセンスローション 解析

 

 


楽天



 
    皮膜力:★☆☆☆☆
    保湿力:★★★★☆       
   低刺激性:★★★★☆         
 伸びの良さ:★★★☆☆  
   しっとり感:★★★★☆    
 サラサラ感:★★★★☆  
保湿持続性:★★★☆☆      
敏感肌適正:★★★☆☆     
  価格適正:★★★★☆  (120ml:3240円) 

  総合評価:★★★★☆


小林製薬のヒフミド、

リニューアルしたようですね(^-^)


これまではセラミドが『セラミド2』のみで

あまりセラミドとしてのバリア機能は重視されていなかった印象があります。


新しくなったヒフミドは

「セラミド1」「セラミド3」(従来型)

がさらに加えられたので

(恐らく1と3は2に比べると微量添加なのでしょうが…;)

肌バリアの補助作用がいくらか増したといえるでしょう。


ベース剤も基本はBG・グリセリン・ジグリセリン・ベタイン…

と、安全性重視の設計になっています。

(抗菌性のペンチレングリコールがちょっとだけ気になりますけどね)


ただ従来品通り、

リピジュアポリアクリル酸Naなど結構な保湿性ポリマーを含んでいますね。

つまりはこのヒフミドは「しっとり」した使用感も

ある程度残しているということになります。


ある意味ではコレ一本でも十分な保湿ができるのでそれも長所ですが、

セラミドの角層浸透という観点では足を引っ張る性質でもあります。


とにかく万人受けがよろしい処方を組んでいるなぁ

というイメージです。


セラミド化粧品としてはかなり安価なので、

大きなバリア機能を得られる程ではないですが

継続しやすくお財布にやさしいセラミド化粧水ですね。



ただちょっと気に入らないのは、

「他と比べて3倍の保水力」とか「小林製薬はヒト型セラミドを開発」

みたいな嘘っぱちを大々的に言っちゃっているところです(-_-;)


保水力3倍なのは

今はほぼ市場流通していない「ラセミ体セラミド」と比較しての話ですし、

ヒト型セラミドは小林製薬が化粧水に使う前から普通に作られてましたよ。


中身が悪くないだけに広告が卑しいのが悲しいですね…。(苦笑)





ヒフミド エッセンスローション

水、BG、グリセリン、ジグリセリン、ベタイン、ベンチレングリコール、メチルグルセスー20、セラミド1、セラミド2、セラミド3、グリセリルグルコシド、カンゾウ葉エキス、ポリクオタニウムー51、ポリクオタニウムー61、ナットウガム、イソステアリン酸、PEG-60水添ヒマシ油、アルギン酸Na、キサンタンガム、ポリアクリル酸Na、フェノキシエタノール、クエン酸Na

人の肌にある保湿成分「セラミド」は水分を挟み込む性質を持ち、お肌のうるおいを逃しません。小林製薬はその保水力に着目し、肌にあるセラミドと全く同じ形の「ヒト型セラミド」を開発。
他のセラミドと比べ、約3倍の保水力で、失われたセラミドと同じように働き、外からの刺激に負けない、うるおいたっぷりの肌へと導きます。

120ml 3240




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