足の裏の感覚 | 脳卒中で右半身麻痺、失語症を宣告された夫と支えた妻のリハビリ記録

脳卒中で右半身麻痺、失語症を宣告された夫と支えた妻のリハビリ記録

心理カウンセラー・天命カウンセリングを行っている夫。
そんな夫が56歳で脳卒中で倒れ、右半身麻痺と失語症を告げられましたが、社会復帰するために行ったリハビリと、自主トレのお話。
そして、家族ができる事をお話します。

最近知った事なのですが、わが夫さんは麻痺足の裏にほぼ感覚がなかったそうです。

感覚がなくても歩ける様で、外ではゲイトソリューション を装着&杖を使って歩いてるのです。

着地の感覚がないのは、私でも足が痺れる時があるからなんとなーく理解できます。
足が痺れてて、感覚が鈍くなってても、歩くことには支障ないですからね。

そんな夫さんが、先日「足の裏、半分だけ感覚がわかるようになってきた」と言い出しました。



足の裏の半分?



どういうこと?


夫さんによくよく聞いてみたら、「親指」「人差し指」「中指」あたりの縦半分だそうで。



画像↑でいうところの、赤線から左部分にあたります。

発症から3年弱になろうとしてますが、まだ感覚が戻ろうとしているのです。
と、いうか、戻りつつある部分が出てきたのです。


脳は神秘的で素晴らしいと思いませんか?

なぜ夫さんが足の裏の感覚に気づいたか?
それは、夫さんが毎日自分の足の裏に刺激を与え続けていたからです。

足の裏を揉み、さすり、指を揉み、さすり、足首までの全体を丹念にさすり続けていました。
それこそ、感覚が無かった足の裏をですが、毎日触っていたから気づく事が出来るようになった様子。

毎度の繰り返しになりますが、リハビリは諦めちゃいけやいと思うし、たまには普段触らないような麻痺側の部位の感覚を自ら確認してみるのも良いかもしれません。

そうすれば、今まで気づかなかった事にきづくことができるかも?
まだまだ、これからですね。