こんばんは、ジャッカルです。

今回のテーマはセラピストの練習相手の問題です。

これは治療家の方なら納得して頂けると思うんですが、専門学校での実技の時間は圧倒的に不足しています。

これには理由があって、最終的な目標である国家資格取得のためには座学をある程度マスターしなければなりません。ですから、学校もそちらにカリキュラムの比重が置かれているわけです。

鍼灸師であってもマッサージ師であっても柔道整復師であってもまず事故を防ぐためにはしっかりとした知識に裏打ちされた技術が必要ですから、仕方のないことなのですが、同時に治療家というのは経験、練習量が必要なことも事実です。

ですので、学校の授業で足りない部分は誰かの身体を借りて練習することが必要になりますが、卒業してからは誰も身体を貸してくれません。

私の場合は、卒業してからまずはマッサージの技術習得が第一目標になりましたので、実家の親を練習台に毎晩練習していました。

おかげで比較的早く現場に出ることが出来ましたが、整体などの調整系の技術を練習するのであれば、様々な年齢層で経験を積んだ方が良いわけです。

そうなると、今回のテーマである治療家は結婚しておいた方が良いという話になります。

恋人ではダメなの？って言われそうですが、結婚すると配偶者にはもれなく親族というモノが付いてくるのです。

運が良ければ配偶者だけでなく、親族の協力も得られます。それに練習相手は同居人のほうが良いということもあります。

セミナーなどに参加して、その夜にすぐに復習したいというときに配偶者がいれば、すぐに復習出来るわけです。整体系の技術はすぐに復習しないと感覚を忘れてしまいがちですからね。

（余談ですが、治療手技によっては効果が出やすいものであっても結構きわどい場所（例・股の際など）を刺激する場合もあるので、いきなり現場で試すよりは異性の配偶者で練習をしておいた方が良いというのもあります。）

特に鍼灸師などは刺す練習相手の問題は整体師やマッサージ師よりも切実だと思います。（刺さない鍼もありますので、流派によりますが）

個人的には肩こりや腰痛でいつも悩んでいるような配偶者が最高ですね。技を試した結果が分かりやすいですからね。

まあ、同級生の話では整体をしようとすると、「マッサージが良い」と言われたりすることもあるので、そこは協力してもらうためにもサービスしておいた方良いと思います(笑)

治療家は結婚しておいた方が良いと思う理由。セラピストの練習相手の問題。