今日3月12日は、お世話になった音楽ライター(肩書きは何と書くのが正式なのかわからない)、松村雄策さんの命日だ。

亡くなった日の夜に、松村さんの紹介で親交の始まった近藤智洋さんから訃報の連絡をもらった。

 

3月だけど、雪の中の葬儀だった。これはその時のブログ。

 

渋谷陽一さん曰く、「学生のまま死んだ」「青春のまま死んだ」松村さん。

「rockin' on」創刊メンバーでありながら、ジャンルにとらわれずさまざまなアーティストを応援していた松村さんは、「17歳の感覚でずっと作り続けている人が好き」とおっしゃっていた。

ビートルズも国内の新人アーティストも、有名でも無名でも関係なく、同じ熱量で扱う方だった。

 

松村さんの記事を検索していたら、思いがけず自分の名前が出ていたのでドキッとしました。

2001年。事務所もレーベルもなくなった頃。

松村さんが事務所を紹介しようとしてくださったこともあった。

 

そんな「17歳連盟」メンバーで、元PEALOUTの近藤智洋さんから、ニューアルバムリリースの連絡をいただいた。

リリース日の3月18日は、近藤さん還暦のお誕生日だそう。

 

 

アルバム「友だちの歌」

早速、ひと足さきに拝聴しました。

めちゃくちゃ良かった。

 

 

 

ごくパーソナルなことも普遍的なことも、分け隔てなく強い感情で歌われる歌たちは、まさに17歳マインドの純粋さでまっすぐ伝わってくる。でも同時に、60歳になる近藤さんだからこその、言葉とグルーブ。

 

私は近藤さんのようにコンスタントな活動ができていないけれど、それでも、アーティストとしてこんな風に歳を重ねていくのは理想的だなと思える。とても憧れます。

 

「松村さんにも聴いてもらいたかったなあ。」

と近藤さんが言っていましたが、きっとお空で美味しいお酒を飲みながら、ニコッと控えめなあの笑顔を浮かべながら、喜んで聴いていらっしゃることと思います。

 

ところで、近藤さんは福岡県柳川市のご出身。北原白秋と同郷です。

同じく日本三大童謡詩人の一人、野口雨情と同郷の私は、思いがけず今福岡に住んでいる。

不思議なご縁を感じてしまいます。

まだ柳川には行けていないのだけど、有名な川下りとか、街並みとか、とっても行ってみたい場所の一つ。

 

今回のリリースツアーでは、柳川でのライブもあるそう。

地元でのライブはまた格別でしょうね。

想像しただけで泣けてくる。

 

みなさんぜひ「友だちの歌」、聴いてみてください。

心からおすすめします。

 

#近藤智洋