Baby & Maternity


〜少年の初期衝動〜

29 お母さん


 


「ボクね、

「お兄ちゃんなんだから!

我慢しなさい!!」とか、


アイツと同じ事をしても

ボクだけ叱られて、

謝っても謝っても許して

もらえなくて」💦


 

私も同じだわー! 

ボクと同じ事を言われてた。


「お姉ちゃんなんだから!」

とか「あんたが悪いのよ!」

とか「おまえは悪い子だー!」

って言われて

「ごめんなさい!」

って何度も謝っても許して

くれなかった💦


 


「やっぱり、

お姉さんもボクと

同じだったんだーー!」


 


うん、私とボクは同じ扱い

だったんだね!(涙)


ボクも泣いちゃってたの?


 


「ううん、

ボクは頭の中がパニックに

なっちゃって心臓がドキドキして「神様、どうか助けて下さい!」

ってお祈りしてたの。


いつも無表情だったし、

悲しい時は目をつぶっていた。


これは夢に違いない! 

いつもの赤鬼の仕業なんだ!

って思ってたから、、、。」


 


本当に怖かったよね!


 


「うん。」


 


だって、

私はこの世に生まれて来たけど、

別にお姉さんになりたかった

わけじゃないんだもん!

2歳まではのんびり過ごして

たのに、いきなり妹が生まれて

何をするにも、


「早くしなさい!

早く、早く、早くしなさい! 

まったくアンタは何をするにも

遅いんだから!!」

って怒るの💦


怒られてる時は窓の外を

いつも見ていたの

そこにはバラの木が見えて

春になると赤いバラが沢山咲いて

とってもキレイだった。


ピポタンがいなくなってから

赤いバラが私の唯一の

友達だったの! 

いつも私の話しを聞いて

くれてた。だから今でも

赤いバラが大好きなの!(笑顔)


いつも母の顔は

恐い鬼のように怒っていて

私を見ていたから、、、💦

それで、とうとう私は

顔面神経痛になっちゃったの。


母の顔を見るだけで顔全体が

ピクッピクッ動いて止まらない

病気になっちゃったの💦


でもね、そんな母が、

怖かった母が、、、、。


ある日、突然、

私に土下座して

謝ってくれたの。


「りえちゃん、

今まで酷い事しちゃって、

ごめんなさいね!」

って、、、、。


私が10才の時、

小4ぐらいだったかなぁー?

母がRKK(立正佼成会)

に入会して家庭教育を勉強したら


自分がやってきた事が

間違ってたって事に

気づけたんだって!


本当に私は救われたの。


そのお陰で顔面神経痛も

治ったの!


 


「いいなぁー!

お姉さんは良いなぁー!


ボクの母さんもボクに

土下座して謝ってくれれば

良いのにーーーー!」


 


うん、そーだねー!!!


家庭教育の講師さんに


「もし、3人の子供が生まれて

愛情を配分するとしたら、

どーするか?」

って母が質問したんだって! 


ボクはどう思う?


 


「うーんとねー、

3人なら1/3づつかなぁー?


ボクの家は2人だから

50% 対 50% 

づつだったら良いのに、


母さんはずっと

0% 対 100%で

弟に100%なんだ!」


 


講師さんの答えはね!


もし3人なら、

1番上の子に100%、

2番目の子にも100%、

3番目の子にも100%の

愛情を注ぎましょうね!

って答えてくれたんだって!


どの子供も大切な我が子

なのだから同じように接っして、

たっぷりな愛情で

育てましょうね!って

言ったんだって!!


 


「うわぁーい!! 

その講師さんって凄いねーー!

家庭教育ってすごいねー!」


 


うん、

子供を産む前にみんなが

この勉強をしておいてくれると

良いよねー!


だって、

赤ちゃんが出来たと同時に、

その女性は初めて

お母さんになるんだもん!


その前に勉強しておけば

失敗しなくて良いんだもん。


そうだ! 

ボクが大きくなって結婚して

子供が出来たら、

100%づつ愛情を注いで

育ててね!!


 


「うん、ボク そーするよ!! 

お姉さん教えてくれて、

ありがとう!」(笑顔)


 


 


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

hideちゃんと私の原点、

育った環境、同じような体験を

書くのはとても辛かったです。


でも、若者が母になる前に

読んで欲しいと願って!


とても大事だから、

勇気を出して書いて欲しい!

とhideちゃんから

祈りのメッセージを何度も

もらって書きました。


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