お米は食べると太る、炭水化物を抜けば痩せられる…そんな言葉が行き交い、炭水化物抜きダイエットをする若い方が増えていると聞きます。

私自身は、お米屋さんになり10年以上になりますが、これだけお米中心の生活をしていますが、実は体重は10年前と比べて全く変わりません。システムエンジニアをしていた頃は、食生活が不規則だったためか、顔だけむくんでしまったり、お腹だけぽっこり出てしまったり、バランスの取れた体系とは程遠く、今の方がしっかりと食べていますが、健康的な体型が維持できていると感じています。

お米は正しく食べることができれば痩せられるし、健康的な体を維持できるというのが持論で、今時期は特に全国の農家さんからお米が山ほど届き、毎日それぞれの農家さんのお米を試食し、レビューしていますが、しっかり噛んで味わって食べることで、体重の増減に影響は全くありません。

ただ、それは持論であって科学的ではないので…と調べ始めたところ、先日、京都大学大学院人間環境学研究所教授の森谷敏夫先生と、管理栄養士の柏原ゆきよ先生がごはんを食べることで健康的に体型維持が出来る、お腹が凹む食べ方であることを研究し、証明されていることを知り、勉強会に参加してきました。平成27年度消費ニーズ対応型食育活動モデル事業として、農水省も推奨している事業でした。

お米の健康的な食べ方を皆さんにも知って頂き、新米時期にたくさんお米を味わって頂きたいと、先日、松屋銀座店にてミニセミナーを開催しました。

お米をしっかりと味わうことで筋肉がつき、体の中から健康を作ることができるというお話を皆さましっかりとお聞き下さり、終わってから様々質問が出たほどでした。

お米を抜くとすぐに数キロは痩せてしまうからくりなど、盛りだくさんのセミナーで、お楽しみ頂けたかと思います。またこまめに開催し、お米の美味しくて楽しい食べ方を知って頂ければ…と思いますので、次回開催の際にはぜひお立ち寄りくださいませ。