ナント!2年半前に始めたブログでしたが、2年4か月ぶりの投稿です。(^-^;

これから、もう少しまめに更新できればいいなーと思っています!!

 

 

昨日マザーリンクの副代表の宮川典子さんとマザーリンクの活動について打合せ中に、

「子どもを向き合う時間を確保するって大変だよねー。シングルマザーの共通の悩みだよね。」という話になりました。

 

東北で被災したひとり親家庭の支援をしている時も、

子どものお手伝いをさせずに、髪を振り乱し、一人で頑張っている

シンママ、シンパパを沢山みてきました。

 

そこで、今日は『お手伝い』について書こうと思います、

 

『子どもにお手伝いさせること』は一石三鳥なくらい、良いことばかりです。

 

我が家は娘が3歳前に母子家庭のなりましたが、

娘の最初のお手伝いは『洗濯機のボタンを押す』でした。

子どもって、ボタン押すの好きですよねー♪

バスに乗っていて、兄妹でどちらがボタン押すかで喧嘩する光景、見たことありませんか?
「お兄ちゃんが押しちゃったー」って泣いている妹や弟。

エレベータでもよく見かけます。

 

娘も何でも、どんなボタンでも押したがりました。

なので、『洗濯機のボタンもを押す』が最初のお手伝い。

同じころに『炊飯器のボタンを押す』もお手伝いになりました。

 

『友梨絵ちゃんが押すー♪』

この一言から始まったお手伝いです。

 

そして、次は『洗濯機に洗剤を入れる』です。

勿論これも『友梨絵ちゃんがやりたい♪』から始まったお手伝い。

 

まもなく、『洗濯物を干す』、『洗濯物を取り込む』、『洗濯物をたたむ』、『洗濯物をしまう』・・・

小学校5年生くらいからは、自分の洗濯物は自分で洗って自分でしまうまでの一連を当たり前のようにやってました。

 

母である私は「やりなさい」と言ったことは一度もありません。

 

3歳くらいから始まった『炊飯器のボタンを押す』というお手伝いは

小学校4年生くらいには、当たり前のように『お米を研いで炊飯器のボタンを押す』が娘の担当になってました。

 

やはり、母である私は「やりなさい」と言ったことは一度もありません。

 

私はフルタイムで働いていましたから、残業しなくても買い物して自宅に戻るのは夜7時くらいです。

それからお米を炊いて、料理をしたら40分くらいはかかります。

小学生の子どもの夕食が8時近くって、遅すぎますよね。

でもご飯さえ炊けていれば、休日や夜中に下ごしらえさえしておけば、10分くらいで食事の支度が整います。

 

そうなると、その分『子どもと向き合う時間』もできて一石二鳥どころか一石三鳥です。

 

その後、料理も少しずつ覚え、一人で作れるようになったメニューも増え、

娘が小学校5年生くらいからは、夕食作るのは1週間交代にしてました。

1日交代ではなくて、1週間にしたのは、その方があまった食材を上手く使いこなせるようになるから。

 

小学生でパスタのソースも手作りしてました。

繰り返しますが、お母さんが帰宅する頃に食事が出来ていると、その分子どもと向き合う時間が作れるし、

作れるメニューが増えていくと、子どもの自己肯定感もどんどん上がっていくし、

お母さんが疲れてイライラしながら料理をする必要もなくなるので、まさに一石三鳥なんです!!

 

そして、花王の研究所の研究では、『お手伝いをしている子どものほうが算数の成績が良い』ということが分かっているそうです。

 

だとしたら、一石四鳥ではありませんか♪♪

だけど勿論、子どもが勉強する時間や遊ぶ時間がなくなるほど手伝わせてはダメですよ。

そして、注意点は上手くいかないことがあっても、責めたり批難したりするこことは絶対にやってはいけません。

最初は完璧ではなかったとしても、出来たことを褒めるようにすると

更に自信をつけて、自己肯定感もあがり、出来ることも増えていきます。

 

お手伝いの『やらせ時』は『子どもがやりたい!』と言った時です。

忙しいし自分がやったほうが早いからと思って手を出させないお母さんが多いと思いますが、

それはせっかくのチャンスを逃すことになります。

 

子どもは『やりなさい』と言われたことは好きなことでも嫌いになります。

だから子どもから『やりたい!』言ったら、そのチャンスを逃さずに。

最初は時間もかかるし、失敗もするかもしれませんが、

『子どもの少しの成長』を喜びましょう。

 

最初にじっくり付き合うことで、

後々はお母さん自身も楽になるし、子どもと向き合う時間もできるので、

上手にお手伝いをさせることは、親子関係を良くすることにも繋がっていきます。