成瀬は天下を取りにいく 宮島未奈 | [ridiaの書評]こんな本を読んだ。[読書感想文]

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すっごい面白かったー!!

 

成瀬、好き。

 

推薦文やポップでもさんざん書かれてたけど、こんな魅力的な主人公、そりゃ好きになっちゃうわ。

 

滋賀県推しが甚だしくご当地ネタ満載なのも面白い。

いや知らんけども。

 

知らんけども。

っていうのもさ、よくある小説の舞台の地元ネタもぜんぜんわかんないんだから同じことなんだよね。

 

東京や京都が舞台になりがちだけど、どっちも知らんもん。

高田馬場とか新宿御苑とか当然のように出てくるけども、吉祥寺とか名前はめっちゃよく聞くけども、知らんし。

京都も烏丸駅とか知らんし。洛中とか言われてもだし。

 

だから滋賀県の地元話も、知らんけど、楽しめた。

 

本当に西武大津店が存在していたのかも知らないし、ときめき地区が存在するのかも知らないけど、架空のものでも実在したものだったとしても、知らないわたしには等価でリアリティーのあるフィクションだ。

 

琵琶湖のほとりに歴史ある地域密着型の商業施設があって、その近くで成瀬あかりという少女が育ち、200歳生きようとしている。

 

他とは違う、ぜんぜん似ている人間がいない、成瀬あかり。

 

異物として排除しようとする人、避ける人、見つけだしてその魅力に捕らわれる人。

 

 

 

親友の島崎の目から語られるのかと思いきや、疲れのでてきたオジサン(1977年生まれ…って同い年ー!!)の目線になったり、成瀬あかりから出来るだけ距離を取ろうとしている大貫かえでの目線になったりと、語り手が変わっていくのもいい。

 

広島からの旅の人との交流にはきゅんきゅんした。高校生だったとき、こんな1日があったなら。ゆずの自転車2人乗りに次ぐ憧れの青春。

 

成瀬あかりという人間をいろんな角度から見ることができる。

 

最終章では語り手が成瀬あかり本人になっている。

 

超人のようだった成瀬あかりの思いがけない弱さが垣間見え、さらに成瀬のことが好きになった。

 

走馬灯の予想をする場面では涙が溢れてきた。

 

 

 

 

 

続編でも成瀬に会うのが楽しみだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020年、中2の夏休みの始まりに、幼馴染の成瀬がまた変なことを言い出した。
コロナ禍に閉店を控える西武大津店に毎日通い、中継に映るというのだが……。
M-1に挑戦したかと思えば、自身の髪で長期実験に取り組み、市民憲章は暗記して全うする。
今日も全力で我が道を突き進む成瀬あかりから、きっと誰もが目を離せない。
2023年、最注目の新人が贈る傑作青春小説!

 

 

 

 








 


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