進撃の巨人最終巻34巻 ネタバレ感想 | [ridiaの書評]こんな本を読んだ。[読書感想文]

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ウルフルズのトータス松本のトータスって亀(リクガメ)って意味なんだって。
亀ってタートルだけじゃなかったんだ?!
知らなかった。
海の亀がタートル、陸の亀がトータス。
トータス松本は亀が好きだからトータスって名前にしたんだって。へぇ〜


……ってくらい英語がわからないわたし。


『進撃の巨人』最終巻を読んで、なんとなくうすらぼんやりとこの鳥ってエレンみたいだなあと思っていたら、夫が
「カモメはイエーガーだからな」
と呟いた。

……えー!


エレン・カモメってこと?

そういうこと?

えぇ?




ざっと読み返したら出るわ出るわ。
要所要所にカモメが登場している。

こいつらみんなエレンか!!!




これ、英語分かる人にはものすごくいまさらなネタバレになるんだろうな。

わたしは鳥がカモメってことにすら思いが至らなかったよ。

鳥ー翼ー自由になりたいー自由の象徴……みたいな雑な認識してた。
だって調査兵団の紋章も‘自由の翼’だしさー



こういう「え?そこスルーしてたの?」っていうわかってて当然ネタがいっぱいある気がする。
アホってかなしい。
(避けてたネタバレサイトに潜入するときが来たか……!)



最終巻は気持ちのアップダウン激しかった。

調査兵団の最後が無垢の巨人?!ってなったときは思わず仰け反ったわ。


おーいー!!
そりゃ酷いぜ!ひどすぎるぜ!!
酷いのはわかってたけどあんまりじゃねぇか〜!!

って、大声で叫んだ。
(脳内で。ホントに大声だしたら近所迷惑だからね)





満身創痍の兵長がコニーかばったときは今度こそもうダメか、と覚悟した。

神に愛されるライナーとともに無事(無事じゃない)だったね。
喜んでいいのか、なんなのか。

なにもかも取り上げられて、ぜんぶ背負って引き継いで、残り滓みたいなおめでたい平和な余生だってよ。
うーん、著者ってばまじでほんとにピーーーー禁則事項ですーーーーー




ラストのスクールカーストが真・エンディングだってことは理解した。


フリッツ王を愛すユミルってDV男に共依存してるだめんず女なんだよね。
クソ男のことをクソってわかってても「でも、あの人にはいいところもあるし… わたしがいなくちゃダメな人なの…」って2000年やってた。

それを知ってしまったエレン「ダメだこの女。どうにかしないと」「そうだ、おれはそびえたつクソになろう。そしてそんなクソであるおれをミカサがどうするか見せつけよう」(人生リピート)

(人生の分岐点)「あ、ここで母さん見捨てなきゃダメか〜 悲しいけどしゃあなし」
(人生の分岐点)「うーん、逃げよ」
(人生の分岐点)「正解ルートみつけたかも」

未来と過去と現在がぜんぶ見えちゃう(体験できちゃう)エレンは、何百通り何千通りのifの中からこのラストにたどり着いたんだと思う。


いろんなルートのなかで、これがいちばんマシな未来だったのかと思うとちょっとせつない。
もう少しくらいマシなルートがあってもよかったのに。

だけど。
わたしは『進撃の巨人』のラスト、満足だ。


 

 

 

 

 

 

 







 

 

 

 

生首キスってサロメってるよね







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