大人になったネネトとの再会。



ネネトはやってきた。
アグニに会いに。
会って、ルナに似たユダかそれ以外のすべてかを選ばせに来た。

ユダを生贄にすれば、世界はまた暖かくなる。

どんどん寒くなる世界。
凍えて冷えていく。
放置すれば、すべてが雪と氷に覆われる。

小さなイアも、テナも、ラヌーも、アグニも、ユダも。

二者択一ですらない。

ユダを差し出さなければ、ユダも凍えてしまうのだ。




ユダはルナによく似ている。
しかし、ルナ(妹)ではない。

顔が似ているだけ。
それどころか、ユダは本物の妹であるルナが亡くなったきっかけですらある。

ネネトに突きつけられた事実にひるむアグニ。

サンはアグニの幸せを願っている。信じている。
そのサンも、氷に覆われては生きていけないだろう。




躊躇するアグニに、ネネトは明日の夜まで待つと言う。


全人類をたすけるのか。
妹に似ている奴をたすけるのか。






妹に似たユダをたすけたとしても、暗闇に続く断崖に少し石を積んだだけ。
落ちることは決まっている。



 

 

 

 

 

 



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