タイトルを初見したときはカニバリズム?主役はチカチーロかエド・ゲインか。なんて悪趣味なことを思った。

違った。
青春小説だった。


とっても初々しい。瑞々しい。
著者も高校生?
こんなに半人前を上手に描けるなんて、素晴らしい技巧!
………なのかな…?

この懐かしさ。
中学生のとき、コバルト文庫熱中していた以来の感覚。

甘酸っぱい。

青少年が夢中になるのがわかる。

ただ、これが一般書として売られているのは不思議な気分。


読みやすいしわかりやすいし面白い。
全米が泣いた!わたしも泣いた!といってもいい。
どんなベタでもお涙ちょうだいでも悲しい場面ではすぐ涙が出ちゃうの。
乙女かな?老いで涙腺が弱くなってるだけかな?



でも、これって子ども向けだよね…?

子ども向けが悪いっていうんじゃないよ。少女小説大好きだし。
中学生のときはコバルト文庫とティーンズハートとホワイトハートとX文庫と朝日ソノラマ文庫のどれかは毎日読んでたもん。



中学生高校生の青い時代を追体験するには、あの中高生の日記のような独白のような文章は合っていた、と思う。

面白いかつまんないかでいったら、面白かった。



なのに、素直に良い作品だよ、おすすめ!と言う気になれないのはなぜだろう。

死の病っていう素材が卑怯だからか。
余命いくばくもない彼女が元気すぎるからか。
死をネタに脅したり笑ったりが不快だからか。
クラスメイトや学級委員長、キョウコちゃんの人物造形がペラッペラに薄っぺらいからか。
オチのあとの後日談があんまりにもアレだったからか。

いやあ、面白かったと言いながら文句ばっかり出てくるな。


他にも色々思いつくものはあるけど、主人公の僕の名前が春樹だったところ。
それでいて好きな作家が太宰治なところかな。

この二点は、苦笑い。

拗らせ男子らしいっちゃらしいんだけど、カユくなる。

 

 

 

ウィキペディアを見たら、なろう小説だったらしい。

やっぱりライトノベルだった。

 

しかも処女作。

 

 

ごめん。悪く言いすぎた。

中高生ターゲットの青春小説にババアがごちゃごちゃいいすぎた。

 

わたしははじめっからターゲット外の外野だったので、文句を言う資格は無かった。

 

 

 




 

君の膵臓をたべたい (双葉文庫)

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