なぜかふと北斗の拳の最終巻だけ読んだ。
27巻。
けっこう長いイメージがあったけど、ONE PIECEやNARUTOに慣れた今では短く感じる。かといって1巻から読み返すには長い。
バラン、バルガ、ボルゲなど、この巻に登場するキャラのことはほとんど忘れていた。
むかーし、通して読んだはずだけど…
まあ、読み返すのはほとんどラオウの死まで。
せいぜいが修羅の国前半くらいまで、なんだよね。
バランとバルガなんて本当に記憶にない。
ボルゲは忘れてたけど、バットに拷問してるシーンで思い出した。
あーいたいた、ゲス野郎。
バットが痛めつけられてて「死んじゃう~」って思ったわ。
こういうショボいゲス野郎って現実的な武器や道具を使うから、なまじな拳法使いの強者より描写がリアルで痛そう。
バットって心映え優れてるけど、いつまでたっても弱いんだよね…
リンとケンが記憶喪失するの、昔読んだときはどんだけ記憶喪失しまくりだ!御都合主義めえ!!って白けたけど、今回は楽しめた。
ケンが「み…水……」って現れるのがおもしろい。
バットの「ケン …ケーン!」(口枷の縄嚙み切り)とかね!
シリアスなんだけど、真面目にやってるんだけど、自己パロディのコントみたいで笑えた。
彼岸島のせいで漫画を素直に読めないカラダになってしまったのかも。おお怖。
(あ、彼岸島のせいじゃなくて北斗の拳いちご味のせいだね。聖帝さまのおかげだ)
それにしてもバットは誠実すぎる。
ある意味潔癖なのかな?リンの愛情が完全に完璧に自分に向いていないならいらないってことだもんね。もの凄く優しいしいい男だけど、ラオウのほうが器はデカイのかも。
しかし伴侶に選ぶなら絶対ケンよりバットだよ。
最後にちゃんとバットを選んで良かった。
選び方が「墓を守る」っていうのはどうかと思うけどね。生きてたからいいけど。