ガラスの仮面2巻-1 炎の階段 あらすじと感想 レッスンとデート | [ridiaの書評]こんな本を読んだ。[読書感想文]

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マヤはズブの素人。
演技の基本の基礎から学ぶので読者も一緒に演技や演劇が学べる。
スポーツ漫画と仕組みが一緒だね。
ガラスの仮面はスポ根要素も楽しめるのだ。

腹式呼吸は大事。腹筋大事。
あめんぼあかいなあいうえお~…をガラスの仮面で学んだ人は多いのではなかろうか。
コレ、本当に発声練習でやるんだよね。


マヤがレッスンに勤しんでいる裏で母親からの小包と手紙を焼かせる鬼、月影千草。
一度山を登り始めたら振り返ってはいけない…それはわかるけれども、こっそり隠しておけばいいんじゃないの?焼却処分しなくてもいいじゃないのさ。源造も素直に焼かなくていいんだよ?

この母子の隔絶は巻をおうごと時を経るごとに深く鋭く取り返しのつかないものになっていくのだが、その発端を月影先生が作ったのは間違いない。

知らない間にそんな非道が行われていたとも知らず、公園の売店で日給1500円のブラックアルバイトをはじめるマヤ。中学生だからって足元見られすぎ。不憫な子である。
それでも(おそらく)無給だった中華料理店出前持ちよりはマシなのかもしれない。

そこへあらわれたのが桜小路優。
劇団オンディーヌで犬を蹴っ飛ばしてくれた少年だ。
偶然の再会を喜び、その後も公園やレッスン場や劇場などでデートを重ねる仲に。


天然のマヤは自然にボディータッチする。
これには桜小路くんめろめろ。
「好きになりそうだな…」って、頬染めて、もう好きになってる。

桜小路くんにつれられて行った白ばら夫人の稽古場。
ここでマヤは真澄さまとの再会をはたす。
「あなたはいつかの…!」
「やはりそうか…驚いたなこんなところで会うなんて…」

出かけるはずが
「気が変わった。今日は白ばら夫人の稽古を少し見て行くことにする!」とマヤの尻を追いかける真澄さま。
こうして振り返ってみると演技への情熱やら俺には許されなかった生き方やら以前からマヤに執着していたことがよくわかる。

稽古の休憩時間に亜弓さんとも再会。
月影先生のもとに身を寄せていることを話す。
そこでマヤは初めて名作「紅天女」についてきかされるのだった。