「日本の木のインテリアセミナー」
心地よい日本の木のフローリングなどを提案しているうちに、NPO法人森林復興支援の谷知さんの企画で、青森の森に携わる方々にお話しさせていただく素敵な機会をいただきました。
三八地域県産材で家を建てる会、三八地方森林組合、八戸市森林組合などの方々に、施工事例やヨーロッパの木のインテリアなどをご紹介いたしました。
場所は三八森林組合の会議室。
マンションの日本の木を使ったリノベーションや、岩手の栗のフローリングを敷いたリビングルームなどをご紹介しました。
まずは各地の日本の木をたくさん使ったマンションリノベーションです。
・京都北山丸太(ガラスパーテーション)
・北海道ミズナラ(床)
・北海道セン(オリジナルドア)
・尾鷲ヒノキ(カウンター)
・吉野ヒノキ(ドア枠・巾木・テラス床)
などをそれぞれ適所に使いました。
壁は日本産の漆喰、照明はイタリアのFLOS、家具はイクスシー、アートやグリーンなどふんだんにコーディネートして、健やかで心地よいお部屋になりました。
こちらはガラスと京都北山丸太のパーテーションです。
ガラスの向こうは寝室。窓のないスペースですので、日が入るようにガラスを使いました。丸太は磨き丸太と言って昔から和室の床柱などに使われているもの。木肌はまるで人の腕のように温かく滑らかで、とても魅力ある建材です。
住まい手の方のお話では、お客様がいらっしゃるととても長居なさるということなんです。
本当に心地良いんですね。
また、下の画像は岩手県の栗がチップになるところを、フローリングにしたものです。日本の木を使っている従来のイメージがないでしょう?
伊藤流国産材の使い方ポイントは3つ
1・今のライフスタイルに合った使い方
2・家具・照明・カーテン・アートなどとコーディネートしてトレンドのスタイルにコーディネート
3・設備は最新のものを
国産材といえば、建築家の方々が針葉樹を中心としてシンプルな家を建てていらっしゃるのをよく見かけますが、私の場合は、木にあまり興味のなかった女性にも優しく素敵に提案できるもの。
今回のセミナーを企画してくださった谷知さん曰く、
「そんな変わった人は今までいなかった。」
ということです。
そうなんですか?
日本の国土の7割は森林。この豊かな恵みを普段の暮らしの中に取り入れてないのは勿体無いと思うのですが。
それは第二次大戦後、家をたくさん建てなければならず、木という資源が足りなかったことなど、いろいろな大変な事情があったと思います。
私は普通の母の立場として、子供や孫たちに気持ちの良い家に住んで欲しいなあと思いますし、日本の森林が健康であって欲しいなあと思います。
でも子供たちやそのお友達は、トレンドのインテリアでないと心が動きません。
では、トレンドのインテリアや、エレガントなインテリアで国産材を使えばいいじゃないのと単純に思ったのが始まりです。
そして天然の木は、AIなどの技術が進化すればするほど、人々の暮らしに必要とされると思います。
自然と最新技術という相反する価値は、私たちがバランスのとれた暮らしをするのに不可欠だからです。
そんなお話を森林組合の皆さんにしたところ、とても喜んでくださり、青森の赤松や広葉樹をたくさん市場に出せるよう体制を整えていきたいというお気持ちが高まったようです。
森の方々はとても真摯に取り組んでいます。
その木たちをどう作るか、どう販売するか、きちんと皆さんが生活していける収入になるものでないとなりませんし、かつ一般の方々が買えるような価格設定が必要です。
今まで色々な方がトライしてきたと思うのですが、なんだか私なりの方法で繋げてみたいなと思いました。
他には、ロンドンのホテルやミラノサローネ、そして日本のアマンやリッツカールトンなど木を使った最新のインテリアをご紹介いたしました。
青森の森の方々はとても暖かく、そして信頼できる方々だと思います。この方々の思いを厳しい市場へどう繋ぐか、これが一番の難問です。
このセミナーをスタートに、1月27日は東京の木場で、2月は京都でセミナーをいたします。
木に携わる各地の方々にお目にかかれるのが、今から楽しみです。





