女帝vs.インターネットとアナログの紐帯3 | ペーパー社会福祉士のうたかた日記

ペーパー社会福祉士のうたかた日記

社会福祉士資格をとるまでと、とったあと+α。浮世のつれづれ、吹く風まかせの日々。

まさか!?って気持ちもない代わり
やっぱり!!って気持ちもない、
つかみどころがなかった都知事選。

総括すると、
情報収集の手段として、
インターネットと読書という両極が
結びついたら何が起こるかって、

「結びつけて行動した人数」より、
「結びつけずに行動した人数」が
圧倒的に多かったって結果でした。
結びつかない派の圧勝でしたよ。

負けたことは仕方がないんだけど、
アッチに投票した人数が、
350万人もいたってのにびっくり!

都民有権者全体の1/3が、
ホストやキャバ嬢が見殺しにされて、
中小企業やレストランがつぶれて、
経営者が何万人も首をくくろうとも、

新宿区や豊島区だけの問題で
自分は関係ないと思ってんだよね?
感染もしないと思ってんだよね?

消去法とか後から言い訳したって、
アッチ支持するってそういうこと。
隣人とか同僚になりたくねーなー

そりゃあさ、
他の候補者もどうかと思ったけど、
冷酷無能だとわかっている人物を、
知事にかつぐこともないだろうにね。

どうなっても知らんど。

"最悪の場合でも今と変わらない"を
投票の根拠にしていたとしても、
変わらない保証なんかどこにもない。

震災被害や築地や拉致被害者の方と
いつか同じ目に遭わされたとき、
投票してあげたのにと思っても遅い。
CDC設置するとかヌカしてるぞw

わし今判断力が低下しているので、
ヒドイことを書いてしまうけど、
今回の選挙で思い知ったこととは、

TVに映る回数、視覚的な印象を
そのまま脳内で信用に置換する層、

インターネットはやらない、
読書もしない層が実は権力の源泉で、
こっち取り込んだ方が強くて速い。





もちろんこの書き込みの真意とは、
本来はババア礼賛でもあるんだけど、
今回はこの負の面が全開で作用w

大敗の結果に腹立たしく思いつつ、
そうあんまり強い感情ではなくて、
自分でもびっくりするほどぼーっと。

あっけらかんというのでもないし、
絶望、失望というくくりでもない。

なんていうか、浮遊感?

わしがいるという社会ってところは、
どこにあってどうなっているんだか
実在感が薄れているとでもいうのか、

それこそTVで毎日毎晩流されている、
これが流行!これがトレンド!
ただいま大好評完売!という情報が、

わし見たことも聞いたこともない、
まわりにもそんな人はいない、
どこの誰に人気があんの?っていう
あの乖離した感じと似た感覚。

350万人ってどこにいるんだろう?
世界を動かすババアたちはどこに?

視野にない、体感できない遠くで、
自分に関わることが決定されている。
民主主義ってなんなんだろうなと。

そう、それと、
これに付随して、

社会福祉士の集団ってけっこう、
「社会を変えていこう」とか言うの。
「意識を変えれば社会が変わる」と。

わし、
もともとこの考え方には懐疑的で、
賛同はできかねる立場だったけど、
今回より一層この懐疑度が高まった。

だって、

350万人も自分と真逆の理解不能で、
向こうもそう思ってるわけでしょ。

「再選させない意味が分からない」
「現職以外に考えられない」意識、
どうやって変えるんだっていうね。

そういう意味でいったら、
社会変革の騎手たる立場を期待する
社会福祉士倫理綱領に反するけども、

再選された都知事はウイルス同様、
害だけあって利は1つたりともない、
生真面目に敵にしたら身が危ない。

権力と戦う一派もいる一方で、
理不尽な支配に外見的に適応しつつ、
取り残された人を支援する派も
必要なんじゃないかって気がしてる。

これからの身の処し方として、
負け犬としてそんなこと考えてる。


次回からまた通常営業。
手洗い、うがい、消毒その他、
できる防衛をできる範囲で。


ricorico1214