こんにちは晴れ

火曜日担当

パラオことウエハラです。

 

事の始まりは、

当店PITスタッフが、自分のバイクのタンクのサビ取りに、

サンポールを使ってサビを取ってたのですが、

サビは取れたものの、Oリングや金属を傷めてしまい、

ガソリンダダ漏れ状態になってしまいましたガーン

そして、

~PITスタッフとの会話~

パラオ:あらら、サンポールで金属に穴が空くんですねw

PITスタッフK:だってサンポールは酸性だよ?!

 

そこで、気付いたのですが、

サンポールの『サン』って『酸』の意味だったのか!!

なるほど酸性ね~

そもそもサビないようにはどうすればいいのか考えてた所、

メッキとかどうかな?と思ってたのですが、

防錆→サビ→酸性

ふむふむ

あれれ?

メッキってたしか酸の水槽につけて施工するんじゃなかったっけ?

なら、サンポールでも出来るのでは??と考えた所、

先駆者が居たようで、WEBで検索してみたら色々でてきました。

 

それで、サンポールメッキに挑戦しました。

 

先ず、サンポールの用意

最初はサンポールで試そうとして2本も買ってしまったのですが、

サンポールは緑色の色がついてる液体で中身が見え辛かったので、

透明なものがないか調べたところ、

100円ショップ(ダ●ソー)に売ってる『ナイス』が透明とのこと。

成分もほぼ同じで、液体が透明に近かったので、

今回は、こちらの『ナイス』を使用しました。

 

今回メッキをかけるのは、

アクスルシャフトとアクスルナットです。

 

素材の下準備として、

サビ落とし→段差慣らし(#240)→下地慣らし(#400)→

より平らに(#600)→表面慣らし(#800)

夢中で画像取り忘れましたorz

サビ取りは、以前に紹介した↓コチラの画像でご確認ください。

https://ameblo.jp/ricoland-saitama/entry-12054162819.html

 

次に

2Lのペットボトルを半分に切り

計量カップで、100ccの水を入れて、マジックで線を描いていきました

写真のペットボトルの線1本が100ccのところです。

比率はネット情報を参考にしたところ、5倍希釈がよさそう。


5倍希釈というのは、次のような比率。

酸性の液体100cc : 水400cc  (1:4)

 

なので、今回は2メモリ分200ccのナイスと

8メモリ分の800ccの水を入れて希釈しました。

電圧は、

単三電池2個を直流で繋いでます。およそ3V

マイナス側にメッキをかける素材

プラス側に溶かす金属

を付けます。

 

今回は、

ー = アクスルシャフトとナット

+ = 銅板や亜鉛板

 

ほんとは、防錆性能の高い

ニッケルやクロムを使いたかったのですが、

毒性があるので、入手が難しいため、

今回は、手に入りやすい銅と亜鉛でメッキしました。

クロムほしいあせる

 

先ずは、下地に銅メッキをかけます。

なぜ銅メッキをかけるかというと、

色が付いて、後で亜鉛メッキをする際に、

メッキののりを目目で見て分かりやすくする為。それと、

メッキの層を厚くして耐久性と防錆性を強くする為です。

液体に漬け込み、配線を繋ぐとすぐに、泡が出てきました。

 

15分経過

流石にまだまだの様子。

 

30分経過

早い!!もう銅メッキがのってきました。

 

1時間30分経過

ちょっと早すぎますが、大分、銅メッキがのってるので

ひきあげました。

本当なら、もうちょっと置いた方が良さそうです。

ところどころメッキがのってないです。

(写真の左のナットの傘の左部分など)

 

次に、同じやり方で、

亜鉛メッキ

素材が違うと液が使いまわしできないので、

2Lの半分に切ったペットボトルは2つ用意しました。

こちらは亜鉛専用のペットボトルです。

 

先に銅メッキをしたので、

亜鉛メッキののりが、目見て分かりやすいです。

30分経過

 

1時間経過

銅メッキと違い、なぜか亜鉛メッキは時間がかかるみたいです。

 

2時間経過

電池が無くなってきたのか、泡の出方が、弱くなりました。

 

3時間経過

完全に電池が無くなりました。

電圧を測定した所、2つ合わせて3Vから0.5Vまで落ちてましたダウン

 

 

電池を新しく取り替えて

際チャレンジ

このサイズで、電池の消費は、約2時間~3時間位で、

無くなるようです。

こまめに電池交換が必要ですね。

 

 

亜鉛板は、最初はこんなに残ってたのに………

4時間経過亜鉛板がお亡くなり寸前ですガーン

でもようやく銅メッキかかってた素材が白っぽく色が付いてきました

5時間経過

もうちょっとかな??

 

常に泡を取ったりしないと溢れちゃうのと、

電池の残量も確認しないといけないので、

常に見張ってないいけないのが難点ですショック!

6時間経過

ようやくそれっぽくなってきました。

それにしても亜鉛メッキは時間がかかる

外側は、大分 亜鉛メッキがかかってますが、内側がまだまだ

7時間経過

あと、ひといき!ガンバッ!

8時間経過

ようやくですが、やっとナットの中にも亜鉛メッキがのりました。

8時間ずっと見てないといけなかったので、以外に大変

自宅で8時間耐久メッキ作業

『8耐』です。

 

亜鉛メッキ完成~

セラミック色(灰色)ですが、

なぜメッキがこんな色なんだはてなマークはてなマーク

って思うかもしれませんが、

それは、ここからが仕上げ作業が必要だからです。

仕上げ作業もご紹介しますね。

 

仕上げの第一歩は、

水洗い

この時点で、表面に付いたぶつぶつなども少し取れます。

バケツの中に細かく落ちてるのがそれです。

 

次に中和

酸性の液体につけていたので、アルカリ性の液体で中和します。

自宅にあったアルカリ性のものがこれしかなかったので、

弱アルカリ性ですが、妥協してこちらを使用。

ほんとはマジッ●リンとかアルカリ性のものを使用したかったです。

 

泡なので、使ってる部分がわかりやすいのはメリットか。

アルカリ液(弱アルカリ液)にどぶづけ。

洗浄後

ぶつぶつが取れてキレイになり中和もできましたグッ

 

次に水を拭き取ります

 

水気が取れたら、

乾燥(焼き付け)作業。

ヒートガンがなかったので、ドライヤーで代用。

焼き付け後

良い感じにガッチガチに固まりましたメラメラ

 

表面にをブラシで磨きます

ワイヤーブラシでやったらガリガリになったので、

真鍮ブラシのほうがいいかも。

ブラシで磨いただけでも、少し光沢がでてきて、シルバーに。

裏面もみがいたら、わりとピカピカになりました。

 

続いてヤスリがけ

ダイヤモンドシャープナー

うん。良い感じルンルン

軽く磨いただけでも、こんなにキレイになりました♪

次にペーパーがけ

#240→#400

#600→#800

だんだんメッキっぽくなってきました。

下地の銅メッキが見えないように慎重に磨いてましたが、

チョットだけ銅メッキがみえてしまいました。

(上の写真のボルトの傘の上のあたり)

 

まぁ許容範囲かと。

 

研磨作業

ラビングコンパウンドでゴシゴシしたら、あっという間に…

あらま~綺麗なメッキの誕生ですニヤリ

 

もっとピカピカにするために、

ラビングコンパウンドよりも細かいピカールアタック

輝きが違います宝石白

 

磨き作業に使ったのは、

コチラ

あとペーパーウエスぐらいかな?

 

純正のアクスルシャフトと比べると………

一目瞭然

ピッカピカです宝石白宝石白宝石白

 

錆びてたアクスルナットと比べても……

偉い違いです。もともとは右の様な状態のナットでした。

 

今更ながら、思ったのが、新品にメッキすれば良かったえーん

¥新品200円だし!!!!!!!!!!!!!!!!!

(当店モンキーコーナーで売ってます)

 

電池もかなり消費しました。

全部で8本使い切りました。+残ってる電池が2本=合計10本

 

ピカールやラビングコンパウンドは当店でも売れ筋の商品

粗めの ラビングコンパウンド

細かい ピカール

と覚えて下さい。今回磨いたように、両方あった方が良いです。

ラビングコンパウンドで素早くピカピカにして、ピカールで仕上げと

言った感じです。ピカールだけだと磨くのに時間がかかります。

 

当店でも、

真鍮ブラシも売ってますし、

ワイヤーブラシもございます。

 

使い終わった金属の溶け込んだ酸性の液体は、

再度メッキする際に使えそうなので、

とっときます。

左が亜鉛  右が銅

銅の液体は、岩山の銅性分が入った液体の色ににてますね。

 

そして、

全部のアクスルシャフトとアクスルナットを磨き、

結構な時間がかかりました。

サビ取りからメッキの仕上げまでで、おおよそ3日ショック!

途中のずっと見張ってないといけない8耐も含めてなので、

もう、へとへとになりました。

 

全て磨き終わり、

 

完成~

良い感じにメッキ仕上げできました~グッニヤリ

 

あとは、

防錆にWAKO’sのメンテルーブ(旧缶)でコーティングしました。

もう手に入らないですが、

メンテルーブの旧缶の防錆性能は抜群ですクラッカー

 

メンテルーブの新缶は、ちょっとだけ防錆効果が落ちてますが、

それでも、

他のケミカルと比べて防錆性能はかなり高いのでアップ

防錆には、是非WAKO'sのメンテルーブを!

写真は、新缶です。

 

最後に、

落ちがございまして、

今更ながらブログを書いてて気づいてしまったのですが、

最初のサビ取り後、研磨したあと、メッキをかける前に

脱脂するの忘れてました爆弾爆弾爆弾爆弾爆弾爆弾爆弾爆弾

きっと、そのうちメッキ剥がれるかも~ガーン

 

それでは、また来週('-^*)/
 

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