子どもの頃、
身体が弱かった。


喘息もちで、
季節の変わり目や、
環境が変わると、
いつもひどい発作がおきる。


秋の運動会、
リレーの選手に選ばれたのに、
本番はだいたい見学。


お休みのとき、
静岡の祖母の家に行くと
必ず喘息がおきる。
近くの小児科で私は顔なじみ。
いつもそこで吸入してもらった。
祖母は喘息で苦しそうな私の姿ばかり見ている。
何しに来てるんだろう。
ごめんね、おばあちゃん
っていつも思ってた。



4年生の時、
ある日突然、クラスの女子全員から無視された。
その時も、家でひどい喘息が起きてしまった。

(裏ボスみたいな子が私の悪口を
拡散して、みんなに無視するように伝えた。
女子は全員彼女に従ったけれど、
男子は皆変わらず私と話してくれた。
男子っていいなってそのとき思った)


その頃からだんだん性格もひねくれて、
授業中、手をあげるのをやめようとか
目立たない子とだけ
付き合おうみたいな感じになっていた。


入院することはなかった。
でもいつもすごく苦しかったことは、
覚えている。
気管支拡張剤も、心臓に悪いから
あまり使わないほうがいいと言われた。
我慢が美徳の時代、
今思えば、かなり我慢させられていたのでは
ないかと思う。


中2で初潮を迎えた頃から、
喘息発作はだんだんおさまっていった。
すると次は口唇ヘルペスもちになった。

やはり、疲れや日焼けやストレスで、
唇の周りが花盛りになってしまう。
酷い写真がたくさんある。
見た目に影響するので、
思春期の私はとても嫌だった。


短大を卒業したあとは、
体力勝負の仕事についた。

仕事はきついけれど、
楽しくてやりがいもあった。
オフの日はたくさん遊んだ。

身体が弱かったことなんて
すっかり忘れていた。
それでもときどき喘息はおきるし、
口唇ヘルペスもできていた。



30代になって、
カンジタもちになった。
やはり疲れやストレス、
季節の変わりめに、相変わらず弱い。
猛烈に痒くなる。
市販の薬はほとんど効かず、
近くの産婦人科で
膣座薬を処方してもらっていた。

カンジタは、
がんに罹患する1年くらい前から
いつのまにかなくなった。


がんとカンジタの関係は
聞いたことがないけれど、
私は関係あるような気がしてならない。
(もしご存知のかたがいらしたら、
教えてください照れ


いずれにせよ、
私は免疫が弱いのだな。
もって生まれた体質なのだと思うが、
がんになりやすいタイプなのかもしれない。




今日は父の月命日。

これからお墓参りです。

ずっと行けてなかったから
お父さん待ってるね!
母に会うのも久しぶりです

なかなかできないけど、
親孝行したいです
(いつも言ってる笑い泣き