ちょうど1年前、
術後の抗がん剤治療のための
入院予定日でした。


それが、
前日に腫瘍内科の
担当医から電話。


「入院を1週間遅らせてください。
richeさんのお薬は規定では、
子宮頸がんには使えないものなので、
申請をしているのですが、
それに時間を要しておりまして」


というような内容。


私は子宮頸部小細胞がんなので、
通常の頸がんの
抗がん剤ではなく、
肺の小細胞に倣ったものを使う。
(悪性度が高くて、
治療法が確定してないって
何回も言わないで〜〜〜〜えーん

それには院内で申請が必要
みたいな話は聞いてました。




夫にその旨ラインしたら
珍しく激怒。
すぐ病院に電話して
担当医を呼び出したとのこと。


「小細胞ということは
最初からわかっていたことではないか。
患者は入院に向けて、
心の準備も含めて、
いろいろ準備をしている。
もっと患者の立場を考えて
手続きは迅速にすべき。
どうにかならんのか」


みたいなことを伝えたとのこと。


私は入院の延期は、
「そんなもんなのね〜〜」
と思っていたので、
この行動は少し意外でした。
(心を含めてって、
私への思いやりある〜〜!!
って思ったけど、今思えば、
自分が仕事の都合をいろいろ
つけていたからだったのだろうな爆笑


さらに意外なことに
担当医は平謝りだったとのこと。
初対面のときの彼の印象は、
淡々としたひと だったので、
平に謝るという姿が
どうも想像つきませんでした。


入院はその後
2日だけ早くなりました。
(結局5日遅れ)



この電話

してよかったのか、
すべきでなかったのか、
自己満足の程度だから、
どちらでもよかったのか、


今でもよくわかりません。


よく、
患者も「患者力」なるものをつけて、
意見はきちんと医師に伝えるべし
と聞きますが、

そもそも私は、
専門知識がないし、
かといって、
ネットでいろいろ調べたことも、
そのまま自分に当てはまるのか、
わからないし、
とんちんかんなことを言っても、
ただのクレーマーだし、
お忙しい先生や看護師さんを
煩わせてはいけないし…
などなどで、

素直にプロに任せているのが1番
と思っていました。


でも正直、
治療中、何かと疑問がわくことも
ありました。
いつも「まあいいか」
済ませていました。


今はなるべく
それで済ませないようにとは、
思ってます。


でもね。
その場で聞くことは
ほとんどできません。


疑問ってあとから
ふつふつと湧いてくる
ものなんですよね。


それらを整理して、
メモにして、
きちんと伝えればよいのかな。
そもそも整理も難しい〜〜アセアセ



う〜〜ん
「患者力」って、


難しいです笑い泣き笑い泣き